




















ただ私としては、これまで短い距離だったかもしれないが一緒に歩き、アイランドリーグ観戦の時には球場にも持ち込んだ金剛杖をここで手放すのはもったいないなと思った。金剛杖が「弘法大師の化身」だからというわけではなく、シンプルに札所めぐりのパートナーだったとも言える。








大窪寺では「結願証」を出してくれる。これは歩きやクルマ関係なく結願した人は誰でもいただけるので、堂々と?いただくことにする。見本も掛けられていて2000円とある。A3用紙サイズだが賞状入れの筒も付くので持ち運びにも問題ない。これを求めると、紙切れに名前を書くよう言われる。墨を擦り直し、きれいな楷書で名前を一字一字書いてくれる。これもよい記念だ。結願した方の記事では納経帳の全ページを確認されたというのもあるが、この時はそのようなこともなかった。









山道を下って長尾の町中に入る。そのまま直進ではなく介護センターや亀鶴公園などのスポットにも立ち寄る。それでも、4時間かけて歩いた道を30分で戻ってきた。コミュニティバスを運行しているのは大川バスで、長尾の停留所は本社営業所にある。長尾駅からすぐのところだが、ちょうど高松築港行きが発車するところで、急いで乗り込む。
