気づけば、もう4月。新しい人、新しいことに胸ときめかせるよりも、それらと折り合うことに疲れる年齢になりました…変化が嫌い、というより、怖いです。
今日は休みだったのですが、ダラダラと無為な1日を送ってしまいました。せめて部屋の掃除でもすればよかった…時間を無駄にしてしまうことが、今いちばん自己嫌悪のタネになります。
このままだと、また咲かない桜のまま春が終わってしまう。今年こそは狂い咲きしたいです
「モンスター上司」
ビジネスマンのニックは上司ハーケンの陰湿で理不尽なパワハラに、歯科助手のデールは歯科医ジュリアの度を超したセクハラに、会社で経理を担当するカートは二代目社長ボビーのバカっぷりに。それぞれ耐えられなくなった3人は、自称殺し屋のアドバイスで交換殺人を計画、実行に移す前に情報を得ようとターゲットたちの生活を探ろうとするが…
いや~これ、なかなか面白かったです。ハーケン、ジュリア、ボビーがエゲツなくて非道すぎて笑えた。でも…上司の存在にストレスを抱く、会社を辞めたくても辞められない社畜としては、こんな上司ありえね~!と笑い飛ばせない一抹の恐怖と悲しみも感じずにはいられませんでした。
いちばん怖かったのは、ハーケンの悪質なパワハラ。出世という美味しいエサをニックの鼻先にチラつかせて(出世させる気などサラサラないのに)、彼を思う存分コキ使いイヂメまくるハーケン、卑劣すぎて笑えます。ついに逆らったニックに対して、『おまえは俺の都合のいいビッチなんだよ。俺の犬として生きろ』というハーケンの台詞には、笑いを通り越して戦慄を覚えた。卑劣だけならまだしも、だんだんニックたちの生命までも危ぶませるほど暴走、パワハラどころじゃない異常サイコと化して唖然。ハーケンを演じてるケビン・スペイシー、重苦しく不気味な狂人役も得意な彼ですが、今回は陰険さもサイコぶりも何だか楽しそうに軽妙に演じてるところが、さすが2度のオスカーに輝く名優です。
いちばん笑えたのは、ジュリアの過激なセクハラ。まるでAVもどきのハレンチ診察室!発作みたいに発情する色き○がいぶりに爆笑。診察中に『昨夜オナニーしすぎて爪が割れたの』『あんたの肉棒出して!』デールの股間を水で濡らして『潮吹いてる~♪』『おしゃぶり、じゃない、おしゃべりしてたのよ』etc.下ネタ満載で勉強になりました(笑)。美人でセクシーな女医からセクハラなんて、羨ましい!と思召す男性は多いと思いますが、ジュリアのセクハラはいくら何でもオゲレツすぎてドン引きでしょう。デールを麻酔で眠らせて彼を脅迫するためのハレンチ画像を入手するなど、悪質で卑劣だし。それにしても。被害者が男だから笑えたけど、エロおやじにセクハラされる女の子の話だったら、悲惨で不快で噴飯ものです。ジュリア役のジェニファー・アニストンも、すごくノリノリで楽しそうに演じてました。
いちばん可愛かったのは、ボビーのどうしようもないバカハラ。職場でも昼間っからラリってて、無神経&非常識言動で周囲に迷惑&顰蹙。こんなバカの相手や尻拭いなんて、ほんと最悪です。ハーケンやジュリアと違って、ボビーはトンデモな見せ場が少なかったのが残念。ボビー役はコリン・ファレルだったので、もっとハチャメチャにバカ暴動してほしかった。出番は少なかったけど、その分見た目は強烈に作り上げてたコリン。バーコードハゲ&メタボな太鼓腹で、え!これがコリン?!と目を疑う若オヤヂぶりですが、顔はやっぱイケメンなんですよね。瞳が相変わらずきれい!
主役3人は、日本では無名?私も知らない俳優ばかりでした。デール役の男優は、結構可愛かったです。この映画の秀逸な点は、主役よりもモンスター上司役を格上の大物俳優に演じさせてるところ。スペイシー氏みたいな名優が、ジェニファーみたいな国民的スターが、コリンみたいな人気イケメン男優が、こんなイカレた薄汚い役を!?と驚き呆れると同時に、彼らのノリの良さに感嘆せずにはいられません。3人に加えて、胡散臭い自称殺し屋をオスカー俳優のジェイミー・フォックスが珍演してて、かなり贅沢なキャスティング。だからなのか、モンスター上司3人が傍若無人のかぎりを尽くす前半は爆笑の連続だったのに、主役3人が反撃に出る後半は笑いがトーンダウンして面白くなくなった。主役3人のドタバタは、正直つまんなかったです。
下ネタ満載なんですけど、全然イヤらしくないんですよね。アメリカ人気質というか、ノーテンキで豪快なところが笑えて好きです。
これ、邦画でもリメイクすれば面白いと思うけど。主役3人はまあまあイケメンなお笑いタレントにして、モンスター上司には大物俳優を起用。たとえば…
ニック…オリラジのあっちゃん
デール…ノブシコブシの吉村
カート…ピースの綾部
・
ハーケン…役所広司
ジュリア…松雪泰子
ボビー…木村拓哉
こんなん出ましたけどぉ~?
コリンの「ロンドン・ブルーバード」「フライトナイト」もDVD待ち。リメイクされた「トータル・リコール」は劇場で観たいな~
今日は休みだったのですが、ダラダラと無為な1日を送ってしまいました。せめて部屋の掃除でもすればよかった…時間を無駄にしてしまうことが、今いちばん自己嫌悪のタネになります。
このままだと、また咲かない桜のまま春が終わってしまう。今年こそは狂い咲きしたいです
「モンスター上司」
ビジネスマンのニックは上司ハーケンの陰湿で理不尽なパワハラに、歯科助手のデールは歯科医ジュリアの度を超したセクハラに、会社で経理を担当するカートは二代目社長ボビーのバカっぷりに。それぞれ耐えられなくなった3人は、自称殺し屋のアドバイスで交換殺人を計画、実行に移す前に情報を得ようとターゲットたちの生活を探ろうとするが…
いや~これ、なかなか面白かったです。ハーケン、ジュリア、ボビーがエゲツなくて非道すぎて笑えた。でも…上司の存在にストレスを抱く、会社を辞めたくても辞められない社畜としては、こんな上司ありえね~!と笑い飛ばせない一抹の恐怖と悲しみも感じずにはいられませんでした。
いちばん怖かったのは、ハーケンの悪質なパワハラ。出世という美味しいエサをニックの鼻先にチラつかせて(出世させる気などサラサラないのに)、彼を思う存分コキ使いイヂメまくるハーケン、卑劣すぎて笑えます。ついに逆らったニックに対して、『おまえは俺の都合のいいビッチなんだよ。俺の犬として生きろ』というハーケンの台詞には、笑いを通り越して戦慄を覚えた。卑劣だけならまだしも、だんだんニックたちの生命までも危ぶませるほど暴走、パワハラどころじゃない異常サイコと化して唖然。ハーケンを演じてるケビン・スペイシー、重苦しく不気味な狂人役も得意な彼ですが、今回は陰険さもサイコぶりも何だか楽しそうに軽妙に演じてるところが、さすが2度のオスカーに輝く名優です。
いちばん笑えたのは、ジュリアの過激なセクハラ。まるでAVもどきのハレンチ診察室!発作みたいに発情する色き○がいぶりに爆笑。診察中に『昨夜オナニーしすぎて爪が割れたの』『あんたの肉棒出して!』デールの股間を水で濡らして『潮吹いてる~♪』『おしゃぶり、じゃない、おしゃべりしてたのよ』etc.下ネタ満載で勉強になりました(笑)。美人でセクシーな女医からセクハラなんて、羨ましい!と思召す男性は多いと思いますが、ジュリアのセクハラはいくら何でもオゲレツすぎてドン引きでしょう。デールを麻酔で眠らせて彼を脅迫するためのハレンチ画像を入手するなど、悪質で卑劣だし。それにしても。被害者が男だから笑えたけど、エロおやじにセクハラされる女の子の話だったら、悲惨で不快で噴飯ものです。ジュリア役のジェニファー・アニストンも、すごくノリノリで楽しそうに演じてました。
いちばん可愛かったのは、ボビーのどうしようもないバカハラ。職場でも昼間っからラリってて、無神経&非常識言動で周囲に迷惑&顰蹙。こんなバカの相手や尻拭いなんて、ほんと最悪です。ハーケンやジュリアと違って、ボビーはトンデモな見せ場が少なかったのが残念。ボビー役はコリン・ファレルだったので、もっとハチャメチャにバカ暴動してほしかった。出番は少なかったけど、その分見た目は強烈に作り上げてたコリン。バーコードハゲ&メタボな太鼓腹で、え!これがコリン?!と目を疑う若オヤヂぶりですが、顔はやっぱイケメンなんですよね。瞳が相変わらずきれい!
主役3人は、日本では無名?私も知らない俳優ばかりでした。デール役の男優は、結構可愛かったです。この映画の秀逸な点は、主役よりもモンスター上司役を格上の大物俳優に演じさせてるところ。スペイシー氏みたいな名優が、ジェニファーみたいな国民的スターが、コリンみたいな人気イケメン男優が、こんなイカレた薄汚い役を!?と驚き呆れると同時に、彼らのノリの良さに感嘆せずにはいられません。3人に加えて、胡散臭い自称殺し屋をオスカー俳優のジェイミー・フォックスが珍演してて、かなり贅沢なキャスティング。だからなのか、モンスター上司3人が傍若無人のかぎりを尽くす前半は爆笑の連続だったのに、主役3人が反撃に出る後半は笑いがトーンダウンして面白くなくなった。主役3人のドタバタは、正直つまんなかったです。
下ネタ満載なんですけど、全然イヤらしくないんですよね。アメリカ人気質というか、ノーテンキで豪快なところが笑えて好きです。
これ、邦画でもリメイクすれば面白いと思うけど。主役3人はまあまあイケメンなお笑いタレントにして、モンスター上司には大物俳優を起用。たとえば…
ニック…オリラジのあっちゃん
デール…ノブシコブシの吉村
カート…ピースの綾部
・
ハーケン…役所広司
ジュリア…松雪泰子
ボビー…木村拓哉
こんなん出ましたけどぉ~?
コリンの「ロンドン・ブルーバード」「フライトナイト」もDVD待ち。リメイクされた「トータル・リコール」は劇場で観たいな~