まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

ハンニバル①~⑦ 優雅な食人鬼

2014-11-07 | 欧米のドラマ
 あのハンニバル・レクター博士が、TVシリーズの主役となって戻ってきました!

☆サイコメトラー
 FBI捜査官のウィル・グレハム、精神不安定だけど天才的な洞察力で犯人に近づく。人気シリーズ「クリミナル・マインド」とかもそうですが、もはやプロファイリングというより超能力な捜査。常人に見えないものが見えたりしてハアハアウアウワと悶えるウィルも、ほとんどイタコな降霊術者。
 ウィル役は、大好きなブリティッシュイケメン、ヒュー・ダンシー

 久々に見たヒュー、やっぱ可愛いですね~本国イギリスのみならず、ハリウッドの話題作にも出演し、共演した有名女優クレア・デーンズと結婚するなど、かつては将来を嘱望され注目されてた彼も、続々と英国系若手男優が台頭する中、あの人は今になりかけてましたが、意外にもTVで復活。劣化とか全然しておらず、いい感じにとっちゃん坊や化してます。何か頼りなくて弱々しくて、敏腕捜査官には見えないんだけど、今にもコワレそうな脆さ危なかしさが、母性本能をくすぐります。ユルくなってる裸も、ワタシ的にはOK!あれぐらい崩れてたほうが、リアルな色気あり!ウィルが腹筋割れたバキバキ肉体美だと、返って不自然だしね。
☆新レクター博士
 映画史上に名を残す怪キャラ、レクター博士をこのたび襲名したのは、デンマークの人気俳優マッツ・ミケルセン。

 母国やヨーロッパの作品で実力派俳優として名を轟かせるかたわら、ハリウッド映画で脇役悪役を演じ金も稼ぐ、という美味しいスタンスをとっていたまっつんが、ついにアメリカのTV界にも進出。クールで優しげな紳士だけど、静かに不気味なオーラを漂わせている…今のところ、そんな感じのまっつんです。いかにも怪しげな表情や動きをするなど、演技派きどりが陥りやすい鼻につく演技ではなく、ほとんど何もしないのに何かある…と不安にさせるたたずまいが、さすがまっつん。彼がとっかえひっかえしてるスーツが、おしゃれで素敵!
☆MOZU IN U.S.A!
 串刺しにされた死体。おやおや!新谷ヒロミがアメリカに上陸?!アメリカにもモズっているんですね~。

☆チームメイト
 ウィルの仲間たち。リーダーのジャック役、ローレンス・フィッシュバーンは相変わらずコワモテ鬼瓦顔。そばにいるウィルが子どもに見えます。フィッシュバーン氏、ちょっとロバートの秋山似?
 紅一点の捜査官は、ちょっと亀田兄弟似。サバサバしたキャラは好感度高いけど、ウィルに気がありそうな彼女とのロマンス展開は、ちょっと萎えるのでやめてほしい。

☆キノコ
 人間をキノコ繁殖の肥料にする殺人鬼。キノコ、人間に生やしたらあんなに立派に育つんですね~。

☆エンジェルメーカー
 背中を皮を剥いで死体を天使に見立てる殺人鬼。犯人の最期、あれって自分でやったの?!どーやってあんなこと…
☆どういう神経の持ち主?
 損壊が激しい死体のそばで、軽いジョークを言い交したり、コーヒー飲んでたりするウィルたち。すごい神経だわ…もう気持ち悪いとか怖いといったフツーの神経が麻痺してんのかな?
☆血の味
 名コックでもあるレクター博士。美しい料理の数々が目に楽しいです。食材はウゲゲですが。

☆恐怖の見立て
 脳内で自分が犯人になり、事件を推測するウィルですが。あんなこといつもしてたら、そりゃ心を病みますよね~。あんな特殊な能力、ぜんぜん羨ましくありません。
★総括
 うう~ん…アメリカって、ほんと頭おかしい国!こんな事件ありえな~い!な、トンデモ猟奇な殺人事件ばかりでウゲゲと同時に笑えます。あんな趣向を凝らした殺人、狂ってると戦慄する以上にヒマな犯人だな~と呆れます。手の込んだ殺人方法や動機を考えなきゃいけない脚本家、大変だな~と同情。
 ウィルたちFBI捜査官たちが、あんまし事件を解決してる感じがしない…いつも犯人たちが勝手に自滅してるような…
 ヒュー・ダンシー&マッツ・ミケルセンは、やっぱいい男です!ヒューに比べるとマッツの出番が少な目なのが気になりますが。二人ともアメリカの俳優とはやはりどこか雰囲気が違いますね。

 性的なことには興味なさそうなレクター博士ですが、可愛いウィルに対して優しいお兄さんのように接する姿が、ちょっとBL風味で萌え~。

 ↑嫁もTVで稼いでるし、俺も頑張らないと!
コメント (2)
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