「スノーホワイト 氷の王国」
邪悪な女王ラヴェンナを倒し、スノーホワイトの治める国で平穏に暮らしていたエリックには、ラヴェンナの妹で氷の国を支配するフレイヤに子どもの頃さらわれ、戦士として育てられたという過去があった。行方不明となった魔法の鏡を探す旅に出たエリックには、かつての恋人サラとの再会と、フレイヤそして復活したラヴェンナとの闘いが待ち受けていた…
「スノーホワイト」の続編です。でも、タイトルロールである前作のヒロイン、スノーホワイトは(大人の事情で?)出てきません。前作でスノーホワイトと共に戦ったハンターのエリックが主役になってました。エリックがスノーホワイトに出会う前のエピソードと、復活した邪悪な女王ラヴェンナ、ラヴェンナの妹である氷の女王フレイヤとの死闘が描かれています。
私、前作のダークファンタジーなスノーホワイトが割と好きだったので、この続編はとても楽しみにしていました。今回も面白かったです。でも、かんじんの悪い女王二人、ラヴェンナとフレイヤの出番が思ってたより少なくて、ほとんど脇役だったのが意外、そして残念でした。エリックとサラ、ドワーフ4人が魔法の鏡を探す冒険話がメインだった感じでした。エッリクVS女王二人のバトルは、ほぼラストだけでしたし。女王たちに期待すると、ちょっと肩すかしになってしまうかも。でも、主役に昇格したエリックを演じるクリス・ヘムズワースのファンには喜ばしい映画です。クリヘム、今回も良くも悪くもクリヘムでした。
「白鯨との闘い」でもそうでしたが、ゴツいゴリマッチョっぽいけど、すごくスラっとスタイルもいい!ほんとに強そうで、アクションも俊敏で身体能力高そう。猿人系なところも好きです。可愛いゴリラみたいな顔。ちょっとブラピ+カープの小窪、みたいな顔?笑顔が可愛い!笑顔がキレイな男って、いいですよね~。イケメンでも、性格の悪さが透けて見えるような汚い笑顔の俳優っていますし。クリヘムの人の善さそうな笑顔が好きです。エリックのキャラも、最強戦士だけど普段はちょっとチャラくて、ダメ男っぽさも多々あって、愛嬌たっぷり。カッコつけたヒーローよりも好感を抱けます。見た目も演技もかなりスペックが高いクリヘムなんだけど、なぜか印象が薄いんですよね~。いつも共演者が濃ゆいからかもしれませんが、もうちょっとインパクトを残す個性を培ってほしいかも。
女戦士サラ役は、働き者なジェシカ・チャステイン。彼女、仕事選ばない人ですよね~。クリヘムは、どー見ても年下彼氏。「ラブストーリーズ」のジェームズ・マカヴォイといい、「欲望のバージニア」のトム・ハーディといい、わざわざ自分が老けて見えるような役を演じなくてもスノーホワイトは出てこなかったけど、彼女と結ばれた王子さま役、英国イケメンのサム・クラフリンはちょこっと登場。ほんとチョイ役で、いかにもお義理出演。エリックと一緒に戦ってほしかったです。
脇役っぽかったけど、やはりこの映画のメインディッシュは女王二人です。
まず、新キャラのフレイヤ。ほんとんどアナと雪の女王今にもあの歌を歌いだしそうでしたブワっと氷の壁を作ったり敵を凍らせたりするシーンのCGとかは、さすがハリウッド!な高度さで目を楽しませてくれます。もっと魔法を駆使して暴れてほしかったかも。あまり過激じゃなかったのは、フレイヤが悪というより心を病んだ悲しい女だったからでしょうか。おかしな信条に憑りつかれて子どもたちを誘拐し、恐怖で洗脳しスパルタ教育で戦士に育成するフレイヤは、アルカイダとかイスラム国を彷彿とさせるヤバい女でした。フレイヤ役の英国女優エミリー・ブラントは、ヴィクトリア女王を演じた「ヴィクトリア女王 世紀の恋」より女王っぽい気高さとか悲哀が出てました。前はちょっとキツい感じがして苦手でしたが、最近は顔も雰囲気も優しくなってるような。たまに顔が又吉直樹に似て見えたのは私だけ?!
前作でスノーホワイトを脇役に追いやってしまったラヴェンナ役、シャーリーズ・セロンの美しさ、存在感に再び圧倒されました。哀しみのヒロインっぽいフレイヤと真逆で、ラヴェンナはとことん極悪ビッチなのが素敵。フレイヤの赤ちゃんを殺した理由が、非道すぎ!シャー子さん、前作よりもちょっと肩の力を抜いて楽しそうにラヴェンナを演じてました。透明感ある優美さは今も不変。基本的には仲良しな女王姉妹ですが、復活したとたんデカい顔して自分の家来をコキ使う姉にムカつくフレイヤとか、悪になりきれずウジウジした妹にイラっとするラヴェンナとか、姉妹にありがちな不満不平は一般庶民レベル。もっと壮大な姉妹喧嘩してほしかったです。二人のドレスやアクセサリーが、独創的かつ美しかったです。フレイヤが遠征の時に乗ってる化け物(ライオン+熊?)とか、森のゴブリンとかユニークでした。森や城壁など(主にイギリスで撮影したのだとか)も美しかったです。
邪悪な女王ラヴェンナを倒し、スノーホワイトの治める国で平穏に暮らしていたエリックには、ラヴェンナの妹で氷の国を支配するフレイヤに子どもの頃さらわれ、戦士として育てられたという過去があった。行方不明となった魔法の鏡を探す旅に出たエリックには、かつての恋人サラとの再会と、フレイヤそして復活したラヴェンナとの闘いが待ち受けていた…
「スノーホワイト」の続編です。でも、タイトルロールである前作のヒロイン、スノーホワイトは(大人の事情で?)出てきません。前作でスノーホワイトと共に戦ったハンターのエリックが主役になってました。エリックがスノーホワイトに出会う前のエピソードと、復活した邪悪な女王ラヴェンナ、ラヴェンナの妹である氷の女王フレイヤとの死闘が描かれています。
私、前作のダークファンタジーなスノーホワイトが割と好きだったので、この続編はとても楽しみにしていました。今回も面白かったです。でも、かんじんの悪い女王二人、ラヴェンナとフレイヤの出番が思ってたより少なくて、ほとんど脇役だったのが意外、そして残念でした。エリックとサラ、ドワーフ4人が魔法の鏡を探す冒険話がメインだった感じでした。エッリクVS女王二人のバトルは、ほぼラストだけでしたし。女王たちに期待すると、ちょっと肩すかしになってしまうかも。でも、主役に昇格したエリックを演じるクリス・ヘムズワースのファンには喜ばしい映画です。クリヘム、今回も良くも悪くもクリヘムでした。
「白鯨との闘い」でもそうでしたが、ゴツいゴリマッチョっぽいけど、すごくスラっとスタイルもいい!ほんとに強そうで、アクションも俊敏で身体能力高そう。猿人系なところも好きです。可愛いゴリラみたいな顔。ちょっとブラピ+カープの小窪、みたいな顔?笑顔が可愛い!笑顔がキレイな男って、いいですよね~。イケメンでも、性格の悪さが透けて見えるような汚い笑顔の俳優っていますし。クリヘムの人の善さそうな笑顔が好きです。エリックのキャラも、最強戦士だけど普段はちょっとチャラくて、ダメ男っぽさも多々あって、愛嬌たっぷり。カッコつけたヒーローよりも好感を抱けます。見た目も演技もかなりスペックが高いクリヘムなんだけど、なぜか印象が薄いんですよね~。いつも共演者が濃ゆいからかもしれませんが、もうちょっとインパクトを残す個性を培ってほしいかも。
女戦士サラ役は、働き者なジェシカ・チャステイン。彼女、仕事選ばない人ですよね~。クリヘムは、どー見ても年下彼氏。「ラブストーリーズ」のジェームズ・マカヴォイといい、「欲望のバージニア」のトム・ハーディといい、わざわざ自分が老けて見えるような役を演じなくてもスノーホワイトは出てこなかったけど、彼女と結ばれた王子さま役、英国イケメンのサム・クラフリンはちょこっと登場。ほんとチョイ役で、いかにもお義理出演。エリックと一緒に戦ってほしかったです。
脇役っぽかったけど、やはりこの映画のメインディッシュは女王二人です。
まず、新キャラのフレイヤ。ほんとんどアナと雪の女王今にもあの歌を歌いだしそうでしたブワっと氷の壁を作ったり敵を凍らせたりするシーンのCGとかは、さすがハリウッド!な高度さで目を楽しませてくれます。もっと魔法を駆使して暴れてほしかったかも。あまり過激じゃなかったのは、フレイヤが悪というより心を病んだ悲しい女だったからでしょうか。おかしな信条に憑りつかれて子どもたちを誘拐し、恐怖で洗脳しスパルタ教育で戦士に育成するフレイヤは、アルカイダとかイスラム国を彷彿とさせるヤバい女でした。フレイヤ役の英国女優エミリー・ブラントは、ヴィクトリア女王を演じた「ヴィクトリア女王 世紀の恋」より女王っぽい気高さとか悲哀が出てました。前はちょっとキツい感じがして苦手でしたが、最近は顔も雰囲気も優しくなってるような。たまに顔が又吉直樹に似て見えたのは私だけ?!
前作でスノーホワイトを脇役に追いやってしまったラヴェンナ役、シャーリーズ・セロンの美しさ、存在感に再び圧倒されました。哀しみのヒロインっぽいフレイヤと真逆で、ラヴェンナはとことん極悪ビッチなのが素敵。フレイヤの赤ちゃんを殺した理由が、非道すぎ!シャー子さん、前作よりもちょっと肩の力を抜いて楽しそうにラヴェンナを演じてました。透明感ある優美さは今も不変。基本的には仲良しな女王姉妹ですが、復活したとたんデカい顔して自分の家来をコキ使う姉にムカつくフレイヤとか、悪になりきれずウジウジした妹にイラっとするラヴェンナとか、姉妹にありがちな不満不平は一般庶民レベル。もっと壮大な姉妹喧嘩してほしかったです。二人のドレスやアクセサリーが、独創的かつ美しかったです。フレイヤが遠征の時に乗ってる化け物(ライオン+熊?)とか、森のゴブリンとかユニークでした。森や城壁など(主にイギリスで撮影したのだとか)も美しかったです。