勝手にFESTIVAL !!イケメンで綴るフランス映画②
「彼は秘密の女ともだち」
親友のローラが他界し、悲しみに打ちひしがれるクレールは、ローラの夫ダヴィッドに女装癖があることを知ってショックを受ける。当惑しながらも、クレールはもう一人のダヴィッドである“ヴィルジニア”と、女の友情を深めていくが…
内容といい、俳優の怪演といい、「リリーのすべて」と少しカブるところがある映画でした。
リリーもでしたが…ヴィルジニアも、かなりイタくてグロテスクでした見た目はともかく、二人とも開き直りすぎ!自由すぎ!自分を偽らず解き放って生きるって、確かに素晴らしいし大切なこと。でも、リリーもヴィルジニアも、周囲の気持ちや思惑、都合なんかほぼ無視な自己陶酔っぷりが、自分勝手にも思えて。せめて結婚する前に気づいて行動してほしかった。妻や子どもの衝撃や苦悩のほうに、私は同情せずにはいられません。解き放たれてしまった男たちに、振り回され傷つけられながらも、理解と支援を惜しまない女たちには、ただただ感服、尊敬するのみです。
リリー同様、ヴィルジニアも悲しくてイタい人でしたが、ヴィルジニアのほうは笑いの要素も濃厚だったせいか、リリーほどには反感や不快感を覚えませんでした。映画じたいも、美しい文芸ドラマもどきなところがちょっと鼻についたリリーと違い、女性的な意地悪さ、毒々しいユーモアに満ちた悲喜劇調が、いかにもフランソワ・オゾン監督らしくて楽しめました。ダヴィッド/ヴィルジニアだけではなく、クレールの中にも埋もれ秘められていた性癖が描かれていた点も、「リリーのすべて」よりもLGBTについて興味深く洞察してるようにも思われました。
ダヴィッド/ヴィルジニア役のロマン・デュリスが、リリーのエディ・レッドメインに勝るとも劣らぬ強烈さ!エディ以上に女装オカマにしか見えませんでしたあれで女と見なされるなんて、ありえない!口まわり、青すぎ!腕、太すぎ!足は細くてきれいだったけど。ヴィルジニアはすっかり女になってるつもりだけど、周囲は女装オカマと気付いててフツーにスルーしてるようにも見えて笑えた。あんな濃ゆい女装オカマにも知らん顔してるフランス人って、やっぱLGBTに寛大な国なんですね。同じイタいヒロインでも、エディはあれで本当に美女になってるつもりっぽくて笑えなかったけど、ロマンはグロいキモいことを百も承知でやってるっぽさが、笑えて好感を持てました。エディ以上にノリノリでルルルラララ~♪なゴキゲン女装で、楽しそうなロマンでした。久々のロマン、さすがに老けたけど、でも時おり往年の可愛さも垣間見れたのが、ファンには嬉しかったです。
クレール役のアナイス・ドゥムースティエは、イザベル・ユペールを若く可愛く優しそうにした感じ?そばかすがチャーミング。美女ではないけど、ナチュラルさと脱ぎっぷりのよさが、いかにもフランス女優。イビツな友情にハマる複雑な女性心理を、繊細に大胆に表現していました。
クレールの夫ジル役のラファエル・ペルソナが可愛かった!
役じたいは、何も気づかないお人よしの旦那、なのですが。さすがオゾン監督、イケメンを決して無駄づかいしません。不必要なほどアンなことコンなことさせらてます妻との夫婦の営みシーンや、シャワー室でのダヴィッドとの男色シーン(クレールの妄想ですが)!など、ファン垂涎シーン多し!騎乗位になり異様に燃える女房に、喜びつつも当惑する顔が、すごい可愛いかった!
シャワールームでの男色シーンでは、ぷりっとしたマシュマロ尻も披露!後ろからロマンに突かれてアンアンあえぐ顔もエロかったです。
でもいちばんキュートだったのは、ダヴィッドの赤ちゃんをダッコしたり、あやしたりしてる時の彼。すごい優しそうなんですよ!赤ちゃんコメディ「恋のベビーカー大作戦」のラファエルも、可愛すぎるイクメンでしたよね~。スーツもテニスウェアもメガネも似合っててカッコよかった。イケメンで仕事も優秀で優しくて、ちょっぴりトンマなところもあるジルって、まさに理想の夫。こんな旦那さんいたら幸せだな~と、スマートでスウィートなラファエルに見とれっぱなしでした。
ラストのハッピーエンドには、こういう愛や家族の形がフツーになる世の中になればいいけど…と、理解は深まりつつも乗り越える壁もまだたくさんあるLGBTの現在と未来について、いろいろ考えさせられました。
↑ラファエル・ペルソナ、現在35歳…つーことは、斉藤工や向井理、櫻井翔とかと同じ年頃か~。30半ばになってもまだ“若い男”のつもりっぽい3人とは違って、若々しいながらも大人の男っぽいよな~。イケメンだけど美男すぎないところが好き。フランス男にしてはスカしてなくて優しそうなところも好き。スウィートだけど男らしいところも好き。WOWWOWで放送された「男と女 真夜中のパリ」と「シリアルキラーNo.1」は、いつDVDレンタルになるのかしららららん?
「彼は秘密の女ともだち」
親友のローラが他界し、悲しみに打ちひしがれるクレールは、ローラの夫ダヴィッドに女装癖があることを知ってショックを受ける。当惑しながらも、クレールはもう一人のダヴィッドである“ヴィルジニア”と、女の友情を深めていくが…
内容といい、俳優の怪演といい、「リリーのすべて」と少しカブるところがある映画でした。
リリーもでしたが…ヴィルジニアも、かなりイタくてグロテスクでした見た目はともかく、二人とも開き直りすぎ!自由すぎ!自分を偽らず解き放って生きるって、確かに素晴らしいし大切なこと。でも、リリーもヴィルジニアも、周囲の気持ちや思惑、都合なんかほぼ無視な自己陶酔っぷりが、自分勝手にも思えて。せめて結婚する前に気づいて行動してほしかった。妻や子どもの衝撃や苦悩のほうに、私は同情せずにはいられません。解き放たれてしまった男たちに、振り回され傷つけられながらも、理解と支援を惜しまない女たちには、ただただ感服、尊敬するのみです。
リリー同様、ヴィルジニアも悲しくてイタい人でしたが、ヴィルジニアのほうは笑いの要素も濃厚だったせいか、リリーほどには反感や不快感を覚えませんでした。映画じたいも、美しい文芸ドラマもどきなところがちょっと鼻についたリリーと違い、女性的な意地悪さ、毒々しいユーモアに満ちた悲喜劇調が、いかにもフランソワ・オゾン監督らしくて楽しめました。ダヴィッド/ヴィルジニアだけではなく、クレールの中にも埋もれ秘められていた性癖が描かれていた点も、「リリーのすべて」よりもLGBTについて興味深く洞察してるようにも思われました。
ダヴィッド/ヴィルジニア役のロマン・デュリスが、リリーのエディ・レッドメインに勝るとも劣らぬ強烈さ!エディ以上に女装オカマにしか見えませんでしたあれで女と見なされるなんて、ありえない!口まわり、青すぎ!腕、太すぎ!足は細くてきれいだったけど。ヴィルジニアはすっかり女になってるつもりだけど、周囲は女装オカマと気付いててフツーにスルーしてるようにも見えて笑えた。あんな濃ゆい女装オカマにも知らん顔してるフランス人って、やっぱLGBTに寛大な国なんですね。同じイタいヒロインでも、エディはあれで本当に美女になってるつもりっぽくて笑えなかったけど、ロマンはグロいキモいことを百も承知でやってるっぽさが、笑えて好感を持てました。エディ以上にノリノリでルルルラララ~♪なゴキゲン女装で、楽しそうなロマンでした。久々のロマン、さすがに老けたけど、でも時おり往年の可愛さも垣間見れたのが、ファンには嬉しかったです。
クレール役のアナイス・ドゥムースティエは、イザベル・ユペールを若く可愛く優しそうにした感じ?そばかすがチャーミング。美女ではないけど、ナチュラルさと脱ぎっぷりのよさが、いかにもフランス女優。イビツな友情にハマる複雑な女性心理を、繊細に大胆に表現していました。
クレールの夫ジル役のラファエル・ペルソナが可愛かった!
役じたいは、何も気づかないお人よしの旦那、なのですが。さすがオゾン監督、イケメンを決して無駄づかいしません。不必要なほどアンなことコンなことさせらてます妻との夫婦の営みシーンや、シャワー室でのダヴィッドとの男色シーン(クレールの妄想ですが)!など、ファン垂涎シーン多し!騎乗位になり異様に燃える女房に、喜びつつも当惑する顔が、すごい可愛いかった!
シャワールームでの男色シーンでは、ぷりっとしたマシュマロ尻も披露!後ろからロマンに突かれてアンアンあえぐ顔もエロかったです。
でもいちばんキュートだったのは、ダヴィッドの赤ちゃんをダッコしたり、あやしたりしてる時の彼。すごい優しそうなんですよ!赤ちゃんコメディ「恋のベビーカー大作戦」のラファエルも、可愛すぎるイクメンでしたよね~。スーツもテニスウェアもメガネも似合っててカッコよかった。イケメンで仕事も優秀で優しくて、ちょっぴりトンマなところもあるジルって、まさに理想の夫。こんな旦那さんいたら幸せだな~と、スマートでスウィートなラファエルに見とれっぱなしでした。
ラストのハッピーエンドには、こういう愛や家族の形がフツーになる世の中になればいいけど…と、理解は深まりつつも乗り越える壁もまだたくさんあるLGBTの現在と未来について、いろいろ考えさせられました。
↑ラファエル・ペルソナ、現在35歳…つーことは、斉藤工や向井理、櫻井翔とかと同じ年頃か~。30半ばになってもまだ“若い男”のつもりっぽい3人とは違って、若々しいながらも大人の男っぽいよな~。イケメンだけど美男すぎないところが好き。フランス男にしてはスカしてなくて優しそうなところも好き。スウィートだけど男らしいところも好き。WOWWOWで放送された「男と女 真夜中のパリ」と「シリアルキラーNo.1」は、いつDVDレンタルになるのかしららららん?