まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

悪夢の帰宅

2023-07-12 | オセアニア、アフリカ、中東、その他のアジア映画
 夏のホラー映画祭②
 「Take Me Home」
 記憶喪失の青年タンは、病院で働きながら自分の出自を探っていた。そんな中、奇怪な現象で家族の存在を知り生家に戻ったタンは、そこで双子の姉タブティムとその夫、夫の幼い連れ子二人に出迎えられる。再会を喜びつつも、姉一家の異様さにタンは戸惑うが…
 タイのオカルト映画です。呪われた家、というのはホラーやオカルトの定番中の定番ですね。似たような映画や漫画たくさんあるので、設定や恐怖シーンに目新しさはなかったです。オカルトよりも、双子の姉タブティムの秘密と正体が怖くて気持ち悪かったです。

 あの豪邸の前の持ち主の呪いで、タンはこの世に存在していない者たち生前に繰り広げた惨劇を目の当たりにし、恐怖のどん底に…というのが大まかなストーリーだと思うのですが、後半になるとちょっと???な展開になり戸惑いました。生まれつき醜悪な奇顔だった姉は、記憶喪失になる前のタンの目の前で首つり自殺したはずだけど、タンが家に戻った時は美貌になってた。それは前の持ち主の呪いでしょうけど、姉の夫とその連れ子の双子はいったい何者?ラストは、幼い頃のタンの願い事が叶えられたということでしょうか。呪われたハッピーエンド?
 タン役のマリオ・マウラーが、なかなかカッコカワいいイケメンでした。

 小顔な童顔と長身で大柄な体格が、ちょっと大谷翔平に似て見えました。大谷くんをちょっと濃ゆくした感じ?タイ人にしては薄い顔で色も白く、腕の太さとかお尻のデカさとか非東南アジア的で、何となく西洋人っぽい?と思ったのですが、ドイツ人とタイ国籍の中国人のハーフだって。道理で。

 次々と襲い掛かるショッキングな怪現象に怯える顔、恥ずかしそうな笑顔も可愛かったです。脱いだらバキバキムキムキではないけど、ガッチリムッチリ分厚い感じで、私好みのカラダでした。オカルトの舞台となる豪邸の、見慣れた西洋や韓国のそれとは違う、東南アジアな造りやインテリアが珍しくて面白かったです。夜に起こる面妖なシーン、オカルト現象は怖くないけど、侵入者や気持ち悪い虫の気配とか蠢きとかは怖い!暑い真夏の夜は、いつもそれらに怯えて眠れない私です(^^♪
 
 
コメント (2)
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