Netflixのドラマ「皇妃エリザベート」観ました(^^♪全6話。
自由を愛するバイエルンの公女エリザベートは、家の利益のために結婚を強いる母親に反抗を続けていた。そんな中、姉のヘレーネが皇帝フランツとお見合いをすることになる。フランツはヘレーネではなくエリザベートと恋に落ちて…
東洋西洋問わず、時代劇は大好きなんだけど。最近は妙にライトだったりファンタジックだったり、史実をちょっと面白く脚色どころじゃないトンデモ&トンチキ時代劇が多くて、頭が固いわしのようなおっさんにはトホホな現状です。「ブリジャートン家」とかも面白かったけど、あまりにも現代風にし過ぎて、おふざけドラマと化してしまってた。バカバカしくなって、これ以上は無理!とシーズン1でリタイア。ブリジャートン家はまあパラレルワールドの話だからいいとして、歴史上有名な人物や出来事を描いた時代劇は、真面目で重厚なものが観たいです。
世界で最も有名なロイヤルヒロインといえば、フランスのマリー・アントワネットとオーストリアのエリザベートが双璧でしょうか。エリザベートといえば愛称シシー、シシーといえばやはりロミー・シュナイダーですよね~。他にも何人もの女優がエリザベートを演じてますが、ロミーが完璧すぎてどうしても見劣りしてしまう。このドラマのエリザベートも、残念ながらというか当然というか、すべてにおいてロミーには遠く及んでいません。自由奔放、時には自分勝手で我意が強すぎ反抗的、という性格や言動も、そこに凛とした気品や匂いたつような優雅さがあるから魅力的、なはずのエリザベートなのに。このドラマのエリザベートは、うう~ん、金持ちの家のヤンキー娘って感じでした粗野で下品な見た目とキャラが、宮廷に馴染めない異分子っぽさには合ってましたが。
まあ、このドラマに関しては、エリザベートはどうでもよかったんです目当ては、若き皇帝フランツ役のドイツイケメン、フィリップ・フロワッサンだったのだから(^^♪
「ブラック・アイランド」での高校生な彼もイケてたけど、皇帝な彼もちょべりぐ(死語)!彼の魅力はやっぱ、すごい清潔感と優しそうなところ。いつもニコニコ明るい優しさではなく、内省的でどこか憂いと翳りがあるところが好き。立ち居振る舞いも凛々しく優雅。育ちが悪そうなエリザベートと違い、やんごとなきオーラが。長身でスタイルがよく、ロイヤルファッションも素敵に着こなしてます。フェンシングシーンがカッコいい!優しくも情熱的なラブシーン、わしもフィリップ陛下の臥所に召されたい~♡
帝国の深刻な内憂外患や家族との軋轢に悩み、時に冷徹で狡猾、頑固な面も見せるフランツの複雑なキャラも、わざとらしい大熱演とかでなく静かに怒りや苛立ちを表現していたフィリップの演技力も秀逸。自分が捨てた元愛人を、彼女の女心を刺激して政治のために利用するところなど皇帝陛下、なかなか悪い男で素敵でした。
サブキャラの面々も、みんな腹に一物ある連中ばかりで面白かったです。フランツの母后ゾフィーが冷酷な性悪姑!上辺だけの優しさ、おためごかしが裏表ありすぎて怖い!すべてをコントロールしようとし、おんな盛りの心と体に煩悶する妖しい熟女!エリザベートより美人!フランツの弟マクシミリアンの胡散臭さ、屈折も話を面白くしてたけど、もうちょっと風貌が退廃的な美青年に演じてほしかったかも。ちびっこの末弟も、おとなしいけど何か怪しい…と思ってたらラストで、え?!な姿に。男の娘?!
リストやヨハン・シュトラウス2世など、有名な音楽家も登場。宮廷でのダンスシーンとか、かなり現代風な演出でしたが、恐れていたほどありえない設定やシーンはなかったので安心。イギリスやフランスの宮廷とはまたちょっと違う、オーストリア宮廷の様子も興味深かったです。ドレスがどこかスタイリッシュ。お城や宮殿、庭園も、ヨーロッパの重厚で美しい歴史を感じさせる素晴らしさでした。6話しかないのが短くて観やすい。思いっきり途中で終わってますけど。シーズン2が楽しみ(^^♪
↑ フィリップ、可愛い優しそうなので、ドイツ人でもナチス役とかはできなさそう卍
自由を愛するバイエルンの公女エリザベートは、家の利益のために結婚を強いる母親に反抗を続けていた。そんな中、姉のヘレーネが皇帝フランツとお見合いをすることになる。フランツはヘレーネではなくエリザベートと恋に落ちて…
東洋西洋問わず、時代劇は大好きなんだけど。最近は妙にライトだったりファンタジックだったり、史実をちょっと面白く脚色どころじゃないトンデモ&トンチキ時代劇が多くて、頭が固いわしのようなおっさんにはトホホな現状です。「ブリジャートン家」とかも面白かったけど、あまりにも現代風にし過ぎて、おふざけドラマと化してしまってた。バカバカしくなって、これ以上は無理!とシーズン1でリタイア。ブリジャートン家はまあパラレルワールドの話だからいいとして、歴史上有名な人物や出来事を描いた時代劇は、真面目で重厚なものが観たいです。
世界で最も有名なロイヤルヒロインといえば、フランスのマリー・アントワネットとオーストリアのエリザベートが双璧でしょうか。エリザベートといえば愛称シシー、シシーといえばやはりロミー・シュナイダーですよね~。他にも何人もの女優がエリザベートを演じてますが、ロミーが完璧すぎてどうしても見劣りしてしまう。このドラマのエリザベートも、残念ながらというか当然というか、すべてにおいてロミーには遠く及んでいません。自由奔放、時には自分勝手で我意が強すぎ反抗的、という性格や言動も、そこに凛とした気品や匂いたつような優雅さがあるから魅力的、なはずのエリザベートなのに。このドラマのエリザベートは、うう~ん、金持ちの家のヤンキー娘って感じでした粗野で下品な見た目とキャラが、宮廷に馴染めない異分子っぽさには合ってましたが。
まあ、このドラマに関しては、エリザベートはどうでもよかったんです目当ては、若き皇帝フランツ役のドイツイケメン、フィリップ・フロワッサンだったのだから(^^♪
「ブラック・アイランド」での高校生な彼もイケてたけど、皇帝な彼もちょべりぐ(死語)!彼の魅力はやっぱ、すごい清潔感と優しそうなところ。いつもニコニコ明るい優しさではなく、内省的でどこか憂いと翳りがあるところが好き。立ち居振る舞いも凛々しく優雅。育ちが悪そうなエリザベートと違い、やんごとなきオーラが。長身でスタイルがよく、ロイヤルファッションも素敵に着こなしてます。フェンシングシーンがカッコいい!優しくも情熱的なラブシーン、わしもフィリップ陛下の臥所に召されたい~♡
帝国の深刻な内憂外患や家族との軋轢に悩み、時に冷徹で狡猾、頑固な面も見せるフランツの複雑なキャラも、わざとらしい大熱演とかでなく静かに怒りや苛立ちを表現していたフィリップの演技力も秀逸。自分が捨てた元愛人を、彼女の女心を刺激して政治のために利用するところなど皇帝陛下、なかなか悪い男で素敵でした。
サブキャラの面々も、みんな腹に一物ある連中ばかりで面白かったです。フランツの母后ゾフィーが冷酷な性悪姑!上辺だけの優しさ、おためごかしが裏表ありすぎて怖い!すべてをコントロールしようとし、おんな盛りの心と体に煩悶する妖しい熟女!エリザベートより美人!フランツの弟マクシミリアンの胡散臭さ、屈折も話を面白くしてたけど、もうちょっと風貌が退廃的な美青年に演じてほしかったかも。ちびっこの末弟も、おとなしいけど何か怪しい…と思ってたらラストで、え?!な姿に。男の娘?!
リストやヨハン・シュトラウス2世など、有名な音楽家も登場。宮廷でのダンスシーンとか、かなり現代風な演出でしたが、恐れていたほどありえない設定やシーンはなかったので安心。イギリスやフランスの宮廷とはまたちょっと違う、オーストリア宮廷の様子も興味深かったです。ドレスがどこかスタイリッシュ。お城や宮殿、庭園も、ヨーロッパの重厚で美しい歴史を感じさせる素晴らしさでした。6話しかないのが短くて観やすい。思いっきり途中で終わってますけど。シーズン2が楽しみ(^^♪
↑ フィリップ、可愛い優しそうなので、ドイツ人でもナチス役とかはできなさそう卍