アメリカのドラマシリーズ「フェロー・トラベラーズ」を観ました(^^♪全8話。
共産主義者と同性愛者の摘発が激化する50年代のアメリカ、ワシントン。国務省の役人ホークは、議会職員の青年ティムと出会い、二人は恋に落ちるが…
ドラマ化のニュースを耳にした時から待ち遠しくてたまらなかったので、ついに!やっと!と感無量。世界中の腐女子(&ゲイの)映画・ドラマファンの多くが、きっとそうだったに違いありません。内容といい俳優といいラブシーンといい、期待と予想以上にBLの魅力を凝縮&濃縮したドラマに仕上がっていて、ライトでスウィートなファンタジーめいたBLが好きな人には、胸やけ胃もたれがするドラマかも私は堪能させてもらいました!観終わった時は、かなりオナカイッパイ感と疲労感がありましたが毒にも薬にもならない、何の挑戦も衝撃もない無難な映画やドラマでは味わえない満腹感と疲れは、稀有で貴重な体験です。
このドラマの見どころは、やはり何といっても英米2大イケメンカミングアウト俳優、マット・ボマーとジョナサン・ベイリーの競演でしょう。
今や芸能人が同性愛をひた隠しにする時代ではなく、堂々と正直にカミングアウトし、ゲイだからこその深みのある演技を武器にしてる俳優も多い。男盛りの円熟期にあるオープンゲイ俳優といえば、代表的な存在なのがベン・ウィショーとアンドリュー・スコットでしょうか。二人とも今や名優の域。ベン子さんとアンスコはイケメンではありませんが、マットとジョナサンはすごいイケメン。女にもモテモテ、でも女には興味なし、抱いてくれない、なんて尊いような、残念なようなマットもジョナサンもカミングアウト前は、さぞや女たちに困惑迷惑したことでしょうね。
マットはほんと端正な美男子で、死角なしの美貌。でも冷ややかなロボット美男ではなく、優しそうで可愛い童顔。女っぽいところとかキャマキャマしいところなど微塵もなく、すごく男らしいところは腐受けよりもゲイモテしそうな魅力。このドラマでも、まさにオス♂!なフェロモンだだ漏れ!野獣のようなオラオラ性行為シーンなど、思わず独りで観ていることを確認してしまうほどの激しさとエロさでした。ゲイポルノ一歩手前なレベルの男同士の濃密なセックスシーン満載なので、苦手な方は要注意。
脱ぎっぷりのよさも圧巻なマット。上も下もガンガン惜しみなく露出して、ズコバコヤリまくってます。そこそこ人気も知名度もある、しかも超イケメンのスターが、ここまでする?!世界広しといえど、マットぐらいでは。政府の役人が何でこんなマッチョなの?と訝しんでしまうほどの肉体美を、これでもか!と。男の魅力あふれる美貌だけでなく、演技も素晴らしいです。「ノーマル・ハート」での壮絶な熱演といい、イケメンなだけ俳優と十把ひと絡げにはできません。もっと評価されてもいい役者。作品に恵まれれば、オスカーも狙える俳優です。
ティムのことは心から愛してるんだけど、抑えられぬ性欲でハッテンバ通い、野心と保身のためにティムを利用、都合が悪くなると切り捨て、ほとぼりが冷めたらまた接近して元サヤ、を臆面もなく繰り返すホークは、かなりズルいゲスなヤリチン野郎なんだけど、傷つくとわかっていても、希望はないと知ってても、ティムがほだされて受け入れてしまうのも納得してしまう魅力にあふれてるんですよね~。まさに魔性の男。美しい男は何をしても許されるんです。並のイケメンではなく、マットのような特上のイケメンという条件がつきますが。
「ブリジャートン家」で注目されたジョナサン・ベイリーも、マットに劣らぬ役者魂炸裂と脱ぎっぷりです。メガネが可愛い。ピュアでおひとよしすぎるティムは、ヘタな俳優だとイライラするかもしれない役ですが、ジョナサンは流されるのではなく自分の意志と覚悟で愛と対峙している感じで演じて、強く崇高なキャラになってました。若い頃よりもエイズに侵されて余命いくばくもない晩年の姿のほうが、知的で研ぎ澄まされてカッコよかったです。
50年代から80年代にかけての、激動のアメリカ現代史の勉強にもなりました。50年代に吹き荒れた赤狩り、同性愛狩りの嵐がクレイジーすぎて戦慄。今では考えられない人権侵害、邪魔者を陥れるための監視や密告、誣告。愛国の名のもと、猜疑心と悪意にまみれた冷酷で卑劣な所業。あんなことがまかり通ってたんですね~。エイズパニックに揺れた80年代も、アメリカの闇を感じた時代でした。
↑もはやノンケ役で女優とラブストーリー、なんて違和感しかないマット&ジョナサンです
共産主義者と同性愛者の摘発が激化する50年代のアメリカ、ワシントン。国務省の役人ホークは、議会職員の青年ティムと出会い、二人は恋に落ちるが…
ドラマ化のニュースを耳にした時から待ち遠しくてたまらなかったので、ついに!やっと!と感無量。世界中の腐女子(&ゲイの)映画・ドラマファンの多くが、きっとそうだったに違いありません。内容といい俳優といいラブシーンといい、期待と予想以上にBLの魅力を凝縮&濃縮したドラマに仕上がっていて、ライトでスウィートなファンタジーめいたBLが好きな人には、胸やけ胃もたれがするドラマかも私は堪能させてもらいました!観終わった時は、かなりオナカイッパイ感と疲労感がありましたが毒にも薬にもならない、何の挑戦も衝撃もない無難な映画やドラマでは味わえない満腹感と疲れは、稀有で貴重な体験です。
このドラマの見どころは、やはり何といっても英米2大イケメンカミングアウト俳優、マット・ボマーとジョナサン・ベイリーの競演でしょう。
今や芸能人が同性愛をひた隠しにする時代ではなく、堂々と正直にカミングアウトし、ゲイだからこその深みのある演技を武器にしてる俳優も多い。男盛りの円熟期にあるオープンゲイ俳優といえば、代表的な存在なのがベン・ウィショーとアンドリュー・スコットでしょうか。二人とも今や名優の域。ベン子さんとアンスコはイケメンではありませんが、マットとジョナサンはすごいイケメン。女にもモテモテ、でも女には興味なし、抱いてくれない、なんて尊いような、残念なようなマットもジョナサンもカミングアウト前は、さぞや女たちに困惑迷惑したことでしょうね。
マットはほんと端正な美男子で、死角なしの美貌。でも冷ややかなロボット美男ではなく、優しそうで可愛い童顔。女っぽいところとかキャマキャマしいところなど微塵もなく、すごく男らしいところは腐受けよりもゲイモテしそうな魅力。このドラマでも、まさにオス♂!なフェロモンだだ漏れ!野獣のようなオラオラ性行為シーンなど、思わず独りで観ていることを確認してしまうほどの激しさとエロさでした。ゲイポルノ一歩手前なレベルの男同士の濃密なセックスシーン満載なので、苦手な方は要注意。
脱ぎっぷりのよさも圧巻なマット。上も下もガンガン惜しみなく露出して、ズコバコヤリまくってます。そこそこ人気も知名度もある、しかも超イケメンのスターが、ここまでする?!世界広しといえど、マットぐらいでは。政府の役人が何でこんなマッチョなの?と訝しんでしまうほどの肉体美を、これでもか!と。男の魅力あふれる美貌だけでなく、演技も素晴らしいです。「ノーマル・ハート」での壮絶な熱演といい、イケメンなだけ俳優と十把ひと絡げにはできません。もっと評価されてもいい役者。作品に恵まれれば、オスカーも狙える俳優です。
ティムのことは心から愛してるんだけど、抑えられぬ性欲でハッテンバ通い、野心と保身のためにティムを利用、都合が悪くなると切り捨て、ほとぼりが冷めたらまた接近して元サヤ、を臆面もなく繰り返すホークは、かなりズルいゲスなヤリチン野郎なんだけど、傷つくとわかっていても、希望はないと知ってても、ティムがほだされて受け入れてしまうのも納得してしまう魅力にあふれてるんですよね~。まさに魔性の男。美しい男は何をしても許されるんです。並のイケメンではなく、マットのような特上のイケメンという条件がつきますが。
「ブリジャートン家」で注目されたジョナサン・ベイリーも、マットに劣らぬ役者魂炸裂と脱ぎっぷりです。メガネが可愛い。ピュアでおひとよしすぎるティムは、ヘタな俳優だとイライラするかもしれない役ですが、ジョナサンは流されるのではなく自分の意志と覚悟で愛と対峙している感じで演じて、強く崇高なキャラになってました。若い頃よりもエイズに侵されて余命いくばくもない晩年の姿のほうが、知的で研ぎ澄まされてカッコよかったです。
50年代から80年代にかけての、激動のアメリカ現代史の勉強にもなりました。50年代に吹き荒れた赤狩り、同性愛狩りの嵐がクレイジーすぎて戦慄。今では考えられない人権侵害、邪魔者を陥れるための監視や密告、誣告。愛国の名のもと、猜疑心と悪意にまみれた冷酷で卑劣な所業。あんなことがまかり通ってたんですね~。エイズパニックに揺れた80年代も、アメリカの闇を感じた時代でした。
↑もはやノンケ役で女優とラブストーリー、なんて違和感しかないマット&ジョナサンです