
渡瀬恒彦が、とうとう逝ってしまいました…
つねぴー、大好きでした…覚悟はしていましたが、こんなに早くお亡くなりになるとは…今は安らかにお眠りくださいと、悲しみをこらえて祈るしかないです
追悼・渡瀬恒彦①


「鉄砲玉の美学」
露店でウサギを売るしがないチンピラの清は、組から鉄砲玉に抜擢される。拳銃と100万円を与えられ、意気揚々と敵地に向かう清だったが、なかなか役目を果たせないまま時が過ぎて…
任侠映画で名を馳せていた中島貞夫監督が、自由な発想と手法を求めてATGで撮った、1973年の異色のやくざ映画。今ではカルト的な人気がある作品だそうです。確かに、ちょっと他にないような粗削りで斬新な内容、演出でした。ぶっとんだ狂いっぷりが、何だか岡田あーみんの漫画みたいで笑えた。今の邦画では不可能な台詞、描写のオンパレードで、唖然となりつつも怒涛の勢いに楽しく最後まで流されてしまいました。

清役の渡瀬恒彦、超カッコよかった!当時29歳のつねぴー、当たり前ですが、わ、若い!晩年は2時間ドラマなどで優しそうな好々爺になってたつねぴーですが、70年代ヤクザ映画で大暴れしてた頃の彼は、晩年の彼とは別人のような激烈さ、そして色気が濃密な男前!
若きつねぴー、めっちゃハイテンション!イカレポンチすぎて怖いです。イカレてるんだけど、すごく可愛い!大物になるんじゃー!と大はしゃぎ、浮かれまくってタガが外れて大暴走。張り切ってはみたものの、カッコいい極道になれず、滑稽でみじめな野良犬のまま自滅してしまうつねぴーが、悲しくも愛しい映画です。

つねぴーの狂気的おバカ演技が、とにかく強烈。喋りかた、わめきかたが、何だか吉本新喜劇の吉田裕みたいで笑えます。ギャーギャー大騒ぎ、大暴れしてるつねぴーは怖くて笑えましたが、天真爛漫すぎる笑顔や無邪気な言動は愛嬌いっぱいでキュンキュンします。清みたいに、ピュアすぎて社会の常識や規範に従えず、ヤクザになってしまう人って多いのかもしれません。

関わったらひどい目に合うとは判っていても、ついほっとけず心ほだされてしまう清の、クズだけどゲスではない不思議な優しさ、哀しさ。こういう男を演じて魅力発揮するつねぴーは、やはり稀有な俳優と言えましょう。
インパクト強烈な演技、シーンてんこもりですが、特に私が好きなのは、やくざになる前の調理師だった頃の清が、便所の個室で卑猥な落書きしながらシコシコし始めるシーン。つねぴーの表情と手の動きときたら!ヤバ、思い出し笑い!

若いけど男の色気がハンパないつねぴー。女たちとの情交シーンは、どれもエロかったです。スーツ姿とかだとスラっとして見えるけど、脱いだらムチムチがっちりした裸、浅黒い肌がセクシー。鬼の形相で朝まで女をガンガン攻め立てるつねぴー、裸のまま女にハイハイさせて馬乗りになるつねぴー、風呂場で女に全身をすらせるつねぴーetc.女と同じ目に遭いたい♪と思ってしまいました。
あと、音楽も耳に残ります。頭脳警察というロックバンドの『ふざけんじゃねえよ~!!♪』というフレーズが、観終わった後しばらく脳内をグルグルとリピートしてしまいます。サントラ、欲しいかも♪

つねぴー、大好きでした…覚悟はしていましたが、こんなに早くお亡くなりになるとは…今は安らかにお眠りくださいと、悲しみをこらえて祈るしかないです

追悼・渡瀬恒彦①



露店でウサギを売るしがないチンピラの清は、組から鉄砲玉に抜擢される。拳銃と100万円を与えられ、意気揚々と敵地に向かう清だったが、なかなか役目を果たせないまま時が過ぎて…
任侠映画で名を馳せていた中島貞夫監督が、自由な発想と手法を求めてATGで撮った、1973年の異色のやくざ映画。今ではカルト的な人気がある作品だそうです。確かに、ちょっと他にないような粗削りで斬新な内容、演出でした。ぶっとんだ狂いっぷりが、何だか岡田あーみんの漫画みたいで笑えた。今の邦画では不可能な台詞、描写のオンパレードで、唖然となりつつも怒涛の勢いに楽しく最後まで流されてしまいました。

清役の渡瀬恒彦、超カッコよかった!当時29歳のつねぴー、当たり前ですが、わ、若い!晩年は2時間ドラマなどで優しそうな好々爺になってたつねぴーですが、70年代ヤクザ映画で大暴れしてた頃の彼は、晩年の彼とは別人のような激烈さ、そして色気が濃密な男前!
若きつねぴー、めっちゃハイテンション!イカレポンチすぎて怖いです。イカレてるんだけど、すごく可愛い!大物になるんじゃー!と大はしゃぎ、浮かれまくってタガが外れて大暴走。張り切ってはみたものの、カッコいい極道になれず、滑稽でみじめな野良犬のまま自滅してしまうつねぴーが、悲しくも愛しい映画です。

つねぴーの狂気的おバカ演技が、とにかく強烈。喋りかた、わめきかたが、何だか吉本新喜劇の吉田裕みたいで笑えます。ギャーギャー大騒ぎ、大暴れしてるつねぴーは怖くて笑えましたが、天真爛漫すぎる笑顔や無邪気な言動は愛嬌いっぱいでキュンキュンします。清みたいに、ピュアすぎて社会の常識や規範に従えず、ヤクザになってしまう人って多いのかもしれません。

関わったらひどい目に合うとは判っていても、ついほっとけず心ほだされてしまう清の、クズだけどゲスではない不思議な優しさ、哀しさ。こういう男を演じて魅力発揮するつねぴーは、やはり稀有な俳優と言えましょう。
インパクト強烈な演技、シーンてんこもりですが、特に私が好きなのは、やくざになる前の調理師だった頃の清が、便所の個室で卑猥な落書きしながらシコシコし始めるシーン。つねぴーの表情と手の動きときたら!ヤバ、思い出し笑い!

若いけど男の色気がハンパないつねぴー。女たちとの情交シーンは、どれもエロかったです。スーツ姿とかだとスラっとして見えるけど、脱いだらムチムチがっちりした裸、浅黒い肌がセクシー。鬼の形相で朝まで女をガンガン攻め立てるつねぴー、裸のまま女にハイハイさせて馬乗りになるつねぴー、風呂場で女に全身をすらせるつねぴーetc.女と同じ目に遭いたい♪と思ってしまいました。
あと、音楽も耳に残ります。頭脳警察というロックバンドの『ふざけんじゃねえよ~!!♪』というフレーズが、観終わった後しばらく脳内をグルグルとリピートしてしまいます。サントラ、欲しいかも♪
TBS版十津川警部でしたね。
報道によると2月に4月からのドラマの撮影に参加していたようです。
最近は70代~80代の大御所俳優の訃報が続きますね。合掌。
十津川警部も、近年はとっくに定年退職してるっぽい容貌になってたけど、天に召されるにはちょっと早かったですね…あらためて、哀悼…
今月末放送のスペシャルドラマ「そして誰もいなくなった」が渡瀬恒彦の遺作になるのでしょうか。次の訃報は渡哲也、梅宮辰郎、田中邦衛あたりになりそうで悲しいです。
近年では、定期的に放送されていた、いくつかの2時間ドラマシリーズ出演で人気があったんですね。
日本のニュースサイトやSNSでのお悔やみの言葉に、
渡瀬恒彦が演じた2時間ドラマのキャラクターについて述べているコメントが多くて、私的には意外でした。
と言うのも、彼が2時間ドラマに出演する頃には、私は海外に暮らし始めていて
ここ20年近くは日本のドラマも映画もほとんど観ていないので
私にとって彼のイメージは”(主役級の)映画俳優”なんですよね。
彼が出演していた映画「皇帝のいない八月」が好きでした。
鉄道+ミステリー+クーデター…という私の好きなジャンルなので(笑)。
映画「復活の日」も好きだったな~。
カッコイイ俳優でしたよね…残念です。
高倉健、菅原文太、平ミッキーetc.偉大な名優が、どんどん天に召されてしまい、ついに大好きな渡瀬さんまで…寂しい悲しいですよね~…
そうなんですよ、晩年の渡瀬恒彦は、もっぱら2時間ドラマをメインにしてたんですよ。男盛りの頃の映画俳優な彼を知るファンからすると、ちょっと諸行無常でした。TVで事件を解決するおじさんな彼もよかったけど、やっぱ銀幕でギラギラギンギンに男だった彼が素敵すぎて忘れがたいですよね~。「皇帝のいない八月」「復活の日」どっちも未見なので、今すごく観たいんですよね~。
今は渡哲也が心配…
それでも一部の連続刑事ドラマには出ていましたね。
ところで先日若手俳優に「けんと」の名前の人が多いと言及していましたね。
山崎賢人くんが映画・ドラマによく出ていますが、同い年の須賀健太くんにももっと着目してほしいですね。
おみやさんとか9係とか、テレ朝の刑事もの連ドラでも人気でしたね。渡哲也とは、もっと共演してほしかったです。
山崎賢人って、映画やドラマでほとんど見たことがないので、私の中ではいまだCMタレントです。菅田将暉くんとかも同じ。須賀健太くん、初耳!
そうそう、ブラピってセクシー男優№1になったこともありますが、濡れ場のシーンでは、優等生というか?クール(淡白)すぎるというか?面白味がないですね。渡瀬恒彦のような、良い意味での粘っこさがあったら、魅力倍増なのに。
若い頃の恒彦さん、エロかったですよね~。今の俳優にはない色気。この映画の彼が、今の嵐より年下とか、ほんと信じがたいですわ~。いい年して子どもキャラなI葉とかN宮とか、不気味なだけ!
哲也も好きだけど、恒彦はもっと好き!演技力と色気は弟のほうが格段に上ですよね~。
ブラピは、何かカサカサしてる(笑)。男にも女にも、潤いは大事ですよね~。