先日の『NO NUKES DAY』国会正門前ファミリーエリアにて行われた、広瀬隆氏のスピーチを、文字起こししました。
12月1日。
四国愛媛の松山城の下に集まりましょう!
このあなたの行動が実ることで、日本の原発の再稼働の息の根を、止めることができる。
一生に一度の、1万円の散財は、日本の歴史を変えることになるかもしれません。
まず、読んでみてください。
↓
No Nukes Day
国会正門前ファミリーエリア 広瀬隆さんのスピーチ
2013.10.13
↓以下、文字起こしはじめ
どうも本当に、みなさん、ご苦労さまです。
お集まりいただいたことだけ、これだけでもう感謝します。
ちょっとみなさんに、危機感を持っていただきたいことがあって、参りました。
まず、よっつだけ、大事なことを申し上げます。
ひとつめは、
新聞テレビでこの一年ほど、原子力規制委員会ができて、だいぶ良くなったという観念を与えられていますが、
これはもう、全くのウソです。
実を言いますと、この委員会の下に今、サブの委員会が、我々の見えないとこでできています。
で、そこに今、原子力の昔の学者が、全部集まっています。
それで、福島の事故は、完全に、500ガルの地震の揺れで、配管がぶっ壊れたんです。
これは100%、クビをかけて誓いますが。
それで、その文言、その証拠を今、全部、その連中が消しているんです。
それほど危ないんです。
だからいきなり、どこかの再稼働を言い出す可能性が、非常に高いと思っています。
それをみなさん、頭の中に入れておいてください。
だから我々が見ているよりも、裏で作業が進んでいます。
新聞が報道してくれないといけないことなんですが、今、そこまで来ています。
だから、わたしは今、本当に危機感を持っています。
なぜかというと、福島は500ガルの揺れでぶっ壊れたんですが、
その3年前に、岩手宮城内陸地震で4000ガルですよ。
福島の8倍が、内陸で起こっているんですから。
しかも、そこには活断層は無かった所ですから。
規制委員会が、今、活断層だけを議論しているのは、これはトリックなんです。
いいですか。
活断層が無くてもぶっ壊れるんです、終わりなんです。
だから日本には、原発が一基もあってはいけない。
そのことが一番大事なこと。
これがひとつめ。
ふたつめは、
みなさんも新聞でご覧になっている通り、ここ2、3日前に、鹿児島県の川内原発で、避難訓練が行われた。
それに対して新聞が、いい加減だ、なんて書いてますが、そういう問題じゃないんです。
避難というのは、もう一生の終わりだということが、福島でわかってるんです。
なぜかっていうと、3ヵ月前、7月25日に、
わたしは、広河隆一さん、藤田祐幸さんと、DAYS JAPANの測定班の、非常に優れた人たちと一緒に、高性能の測定器を持って入ってったんです。
誰も計らないからです。
それで、住宅街のど真ん中をずうーっと、全部計ってきました。
なんと、原発のある大熊町で、その原発から2キロ離れた所で、その線量計を置いたら、毎時320 μSv。
この意味はわからないでしょうが、1マイクロシーベルトで、ウクライナでは強制避難です。
誰も人間のいないとこ。
その320倍が、住宅街の立派な家があるど真ん中でですよ。
たった今ですよ。
2ヵ月ちょっと前の話です。
今もおんなじなんです。
そんなとこに、人間住めますか?
320、それは毎時なんです。
一日24時間、一年365日、それにもう、2年半経っています。
320に2.5をかけてごらんなさい。
マイクロっていうのは、100万分の1っていう意味だから、小さく思うでしょうが、
なんとそれでかけ算したら、100万を軽く超えます。
7シーベルトになるんです。
そこに(まだもし)大熊町に居た人は、全部死んでたんです、今。
今、死んでたんですよ。
致死量ですよ。
それが今の大熊町です。
だから、避難しても意味が無いんです。
避難訓練そのものを、そんなバカなことをやるなと、我々が言わなければいけない時でしょう?
そうでしょう?
もう戻れないんですから、避難した人は。
全部失うんですから。
それが、原発事故の現実です。
みっつめは、
原子力発電所は、事故があろうがなかろうが、核分裂によって、放射性物質を出すんです。
これは、どこへ持って行くんですかっていうのを、我々はずうっと、30年以上聞いてきているんですが、答が無い。
全世界でやっていて、まだ答が無い。
これからもずっと答はありません。
100万年管理出来る場所なんて、あるはずがない。
だけれど、47都道府県のどこかに埋めなければいけないことには間違いが無い。
国の政策ですから。
じゃあ聞きましょうよ。
どこなんですか?
47都道府県の、どこの市町村なんですか?と。
いいですか、飛行機が飛行場から飛び立つ前は、着陸地点が決まってるでしょ?
着陸地点の無い飛行機が今、飛ぼうとしているんでしょ?
そんなバカなことがありますか?
安倍晋三がそんなことを言うんなら、まず、地名を言わせましょう。
地名を言わない限り、飛行機は飛ぶな!
当たり前のことです。
よっつめ、最後ですが、
みなさんにお願いがあるんです。
それはなにかというと……、
我々は今、ここ、東京に集まっています。
首都圏の人たちが、これだけ集まってくれて、本当に嬉しいです。
それで、みなさん、顔を下に向けないでください。
いや、選挙でどうなったこうなった……そんなことはどうでもいい。
だけれど、あの時、山本太郎さんが66万6,684票取った。
だけど、テレビ・新聞が、選挙の投票前に、彼のことをきちっと紹介してりゃ、100万票は軽く取れた。
つまり、日本全国、一千万の力があるんです。
70の私が、歴史を調べてきた限り、国民の5%が動いたら、物事を変えられるんです。
なにも、全部が変わる必要は無いんです。
今、みなさんのひとりずつが動き出したら、絶対に変えられます。
これは、自信を持って言います。
だから、今、私たちが、どこの場所をターゲットにしたらいいか、ひとつだけ言わせてください。
再稼働で一番危ないのは、四国愛媛県の伊方原発です。
ここの、中村時広という知事が、とんでもないやつで、みんなブレーンが保安院の連中なんです。
だから私は、一番危ないと思っています。
だから、12月の1日に、県庁所在地の松山で、大集会を予定しています。
山本太郎さんが旗手になって、乗り込んでくれます。
私も行きますが、ぜひみなさん、こっから行くのは遠いですよ、岡山から2時間半かかります。
ただ、飛行機もあって、調べてくれた人によると、成田から往復で、1万円で行けるそうです。
みさなんも、一生に一度でいいですから、家族で、手をとって、松山に旅行に行きませんか?
楽しく、道後温泉もあります、ね。
みんな、楽しい気分で行って、12月1日は、ともかく松山城の下に集まりましょうよ。
いや、そこへみなさんが行けないのなら、周りの人に言ってください。
瀬戸内海周辺の人に。
ともかく、数万の人間で、いや、ここにいる今日の人の人数だけで、勝てますから。
絶対に止められます。
で、大事なのは、一基目を止めることなんです。
一基目を止めたら、全部止められるんですよ。
これが今、私が考えている、一番大事なことです。
だから、今日を新たなスタート地点にして、みなさんも考えてください。
なぜそんなことを言うかっていうと、
本来、去年の7月1日に、大飯原発が動き出さなければ、我々は、今もう、相当に安心できたんです。
今、日本で一番危ないのは、福島と大飯原発。
なぜ大飯原発が危ないかっていうと、先月止めたけれども、まだ熱い燃料を抱えているんです。
本来は、去年の5月5日に、全部止まった時に、あのままで今日まできていれば、ほとんどの原発は今、安全なんです。
なぜかっていうと、燃料を取り出して、キャスクに入れられるんです。
津波かぶっても大丈夫なんです。
だけれど、バカがいたもんだから、去年、6月29日に、ここに20万人の人が集まっていながら、
それを動かしたバカがいたんです。
今度は、絶対にやっちゃダメです。
燃料というのは、火をつけたら、とても恐くなるんです。
絶対にもう、火をつけちゃいけません!
我々が一番恐がっているのは、その熱量なんです。
これを忘れないでください。
再稼働っていうのは、電気を増やすことではないんです。
その核分裂によって、熱を持たせること、これは永久に続くんです。
だから、なんとしても、今度だけは止めて、我々が安心して生きられるように、みなさんと一緒にやっていきましょう。
12月1日。
四国愛媛の松山城の下に集まりましょう!
このあなたの行動が実ることで、日本の原発の再稼働の息の根を、止めることができる。
一生に一度の、1万円の散財は、日本の歴史を変えることになるかもしれません。
まず、読んでみてください。
↓
No Nukes Day
国会正門前ファミリーエリア 広瀬隆さんのスピーチ
2013.10.13
↓以下、文字起こしはじめ
どうも本当に、みなさん、ご苦労さまです。
お集まりいただいたことだけ、これだけでもう感謝します。
ちょっとみなさんに、危機感を持っていただきたいことがあって、参りました。
まず、よっつだけ、大事なことを申し上げます。
ひとつめは、
新聞テレビでこの一年ほど、原子力規制委員会ができて、だいぶ良くなったという観念を与えられていますが、
これはもう、全くのウソです。
実を言いますと、この委員会の下に今、サブの委員会が、我々の見えないとこでできています。
で、そこに今、原子力の昔の学者が、全部集まっています。
それで、福島の事故は、完全に、500ガルの地震の揺れで、配管がぶっ壊れたんです。
これは100%、クビをかけて誓いますが。
それで、その文言、その証拠を今、全部、その連中が消しているんです。
それほど危ないんです。
だからいきなり、どこかの再稼働を言い出す可能性が、非常に高いと思っています。
それをみなさん、頭の中に入れておいてください。
だから我々が見ているよりも、裏で作業が進んでいます。
新聞が報道してくれないといけないことなんですが、今、そこまで来ています。
だから、わたしは今、本当に危機感を持っています。
なぜかというと、福島は500ガルの揺れでぶっ壊れたんですが、
その3年前に、岩手宮城内陸地震で4000ガルですよ。
福島の8倍が、内陸で起こっているんですから。
しかも、そこには活断層は無かった所ですから。
規制委員会が、今、活断層だけを議論しているのは、これはトリックなんです。
いいですか。
活断層が無くてもぶっ壊れるんです、終わりなんです。
だから日本には、原発が一基もあってはいけない。
そのことが一番大事なこと。
これがひとつめ。
ふたつめは、
みなさんも新聞でご覧になっている通り、ここ2、3日前に、鹿児島県の川内原発で、避難訓練が行われた。
それに対して新聞が、いい加減だ、なんて書いてますが、そういう問題じゃないんです。
避難というのは、もう一生の終わりだということが、福島でわかってるんです。
なぜかっていうと、3ヵ月前、7月25日に、
わたしは、広河隆一さん、藤田祐幸さんと、DAYS JAPANの測定班の、非常に優れた人たちと一緒に、高性能の測定器を持って入ってったんです。
誰も計らないからです。
それで、住宅街のど真ん中をずうーっと、全部計ってきました。
なんと、原発のある大熊町で、その原発から2キロ離れた所で、その線量計を置いたら、毎時320 μSv。
この意味はわからないでしょうが、1マイクロシーベルトで、ウクライナでは強制避難です。
誰も人間のいないとこ。
その320倍が、住宅街の立派な家があるど真ん中でですよ。
たった今ですよ。
2ヵ月ちょっと前の話です。
今もおんなじなんです。
そんなとこに、人間住めますか?
320、それは毎時なんです。
一日24時間、一年365日、それにもう、2年半経っています。
320に2.5をかけてごらんなさい。
マイクロっていうのは、100万分の1っていう意味だから、小さく思うでしょうが、
なんとそれでかけ算したら、100万を軽く超えます。
7シーベルトになるんです。
そこに(まだもし)大熊町に居た人は、全部死んでたんです、今。
今、死んでたんですよ。
致死量ですよ。
それが今の大熊町です。
だから、避難しても意味が無いんです。
避難訓練そのものを、そんなバカなことをやるなと、我々が言わなければいけない時でしょう?
そうでしょう?
もう戻れないんですから、避難した人は。
全部失うんですから。
それが、原発事故の現実です。
みっつめは、
原子力発電所は、事故があろうがなかろうが、核分裂によって、放射性物質を出すんです。
これは、どこへ持って行くんですかっていうのを、我々はずうっと、30年以上聞いてきているんですが、答が無い。
全世界でやっていて、まだ答が無い。
これからもずっと答はありません。
100万年管理出来る場所なんて、あるはずがない。
だけれど、47都道府県のどこかに埋めなければいけないことには間違いが無い。
国の政策ですから。
じゃあ聞きましょうよ。
どこなんですか?
47都道府県の、どこの市町村なんですか?と。
いいですか、飛行機が飛行場から飛び立つ前は、着陸地点が決まってるでしょ?
着陸地点の無い飛行機が今、飛ぼうとしているんでしょ?
そんなバカなことがありますか?
安倍晋三がそんなことを言うんなら、まず、地名を言わせましょう。
地名を言わない限り、飛行機は飛ぶな!
当たり前のことです。
よっつめ、最後ですが、
みなさんにお願いがあるんです。
それはなにかというと……、
我々は今、ここ、東京に集まっています。
首都圏の人たちが、これだけ集まってくれて、本当に嬉しいです。
それで、みなさん、顔を下に向けないでください。
いや、選挙でどうなったこうなった……そんなことはどうでもいい。
だけれど、あの時、山本太郎さんが66万6,684票取った。
だけど、テレビ・新聞が、選挙の投票前に、彼のことをきちっと紹介してりゃ、100万票は軽く取れた。
つまり、日本全国、一千万の力があるんです。
70の私が、歴史を調べてきた限り、国民の5%が動いたら、物事を変えられるんです。
なにも、全部が変わる必要は無いんです。
今、みなさんのひとりずつが動き出したら、絶対に変えられます。
これは、自信を持って言います。
だから、今、私たちが、どこの場所をターゲットにしたらいいか、ひとつだけ言わせてください。
再稼働で一番危ないのは、四国愛媛県の伊方原発です。
ここの、中村時広という知事が、とんでもないやつで、みんなブレーンが保安院の連中なんです。
だから私は、一番危ないと思っています。
だから、12月の1日に、県庁所在地の松山で、大集会を予定しています。
山本太郎さんが旗手になって、乗り込んでくれます。
私も行きますが、ぜひみなさん、こっから行くのは遠いですよ、岡山から2時間半かかります。
ただ、飛行機もあって、調べてくれた人によると、成田から往復で、1万円で行けるそうです。
みさなんも、一生に一度でいいですから、家族で、手をとって、松山に旅行に行きませんか?
楽しく、道後温泉もあります、ね。
みんな、楽しい気分で行って、12月1日は、ともかく松山城の下に集まりましょうよ。
いや、そこへみなさんが行けないのなら、周りの人に言ってください。
瀬戸内海周辺の人に。
ともかく、数万の人間で、いや、ここにいる今日の人の人数だけで、勝てますから。
絶対に止められます。
で、大事なのは、一基目を止めることなんです。
一基目を止めたら、全部止められるんですよ。
これが今、私が考えている、一番大事なことです。
だから、今日を新たなスタート地点にして、みなさんも考えてください。
なぜそんなことを言うかっていうと、
本来、去年の7月1日に、大飯原発が動き出さなければ、我々は、今もう、相当に安心できたんです。
今、日本で一番危ないのは、福島と大飯原発。
なぜ大飯原発が危ないかっていうと、先月止めたけれども、まだ熱い燃料を抱えているんです。
本来は、去年の5月5日に、全部止まった時に、あのままで今日まできていれば、ほとんどの原発は今、安全なんです。
なぜかっていうと、燃料を取り出して、キャスクに入れられるんです。
津波かぶっても大丈夫なんです。
だけれど、バカがいたもんだから、去年、6月29日に、ここに20万人の人が集まっていながら、
それを動かしたバカがいたんです。
今度は、絶対にやっちゃダメです。
燃料というのは、火をつけたら、とても恐くなるんです。
絶対にもう、火をつけちゃいけません!
我々が一番恐がっているのは、その熱量なんです。
これを忘れないでください。
再稼働っていうのは、電気を増やすことではないんです。
その核分裂によって、熱を持たせること、これは永久に続くんです。
だから、なんとしても、今度だけは止めて、我々が安心して生きられるように、みなさんと一緒にやっていきましょう。