ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国リスの秘めごと事情

2009年12月11日 | 米国○○事情
なあなあ、天気もええこっちゃし、ほにゃららせえへん?なあなあ、ちょっと風強いけどさあ~なあなあ……、



ちょっとぉ~、まだなんも返事してへんやんかぁ~!まあまあ、そんなちっちゃいことは気にせんと、ほれ、この方がぬくたいやろぉ~。



ちょっと気分転換とかしちゃったりして……、



すんまそん、朝っぱらから、お食事中の目の前で、へへへ。




今朝はグウンと冷え込みました。ただ今正午、まだ気温は-3℃です。
木枯らしもビュウビュウ吹いてます。
そんな中、いくら冬仕様のふさふさ毛皮を着てるとはいえ、木の切り株の舞台の上の、なんの囲いも無い所で、リスさん達ったら……。

台所の窓から見えた、小さな方々の秘め事リポートでした。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピアノニュース

2009年12月10日 | 音楽とわたし
今日は寒い!とっても冷えてます!最低気温は-6℃になる予定です。オハイオは最高気温が-6℃だそうですが……。


で、やっとこさ連絡がつきました。
カルロス氏のピアノの鍵盤が、いったい今どこにあって、どんな状態にあるのか、なんと今日まで全く分からなかったのでした。
こちらから電話をしてもメールを送っても、返事は無く、再度連絡をしてもさらに何も無く、いくらアメリカやからって、もう待てん!とわたしがキレて……。

そしたらなんのこっちゃない、「あ、担当のカールですが、今週の土曜日にお届けできると思います」という返事がきました。

ところが……メールで送られてきていた鍵盤の問題箇所の写真と、それに添えられた文章を読んだわたし達が勝手に勘違いして、というより、勘違いを招くようなメールだったと思うのですが、
鍵盤全体のオーバーホールをやってもらえるのではなくて、実はハンマーだけの総替えだけの修理だということがわかり愕然?!
慌ててそれに$500を払う意味があるのかどうか、ネットでばたばたと調べる始末。
とりあえず、調べた限りでは約半額の費用だということで、ありがたいのか不満なのかわからない、なんとも複雑な気持ちで待つことになりました。

でもまあ、とにかく、やっとやっと、カルロス氏のピアノが箱から楽器に昇格します。ものすご~く楽しみです!
先日のACMAの演奏ミーティングの後、旦那が「まうみが、あんなピアニッシモが弾けるやなんて、今まで聞いたことが無かった」と、ちょっと褒めてくれました。
そりゃまあ、ピアノそのものに音の幅の広さがあれば、指や腕のコントロール次第で色彩の豊かさはどんどん増えていくのだから。
なので、土曜日、めちゃくちゃ楽しみにしています。あ、アルバートに調律の予約せにゃ~!


そしてあとひとつ。

今月の18日のTの卒業式を終え、翌朝ヴァージニアから直でペンシルバニアに行き、旦那母の『70才誕生日サプライズパーティ』に参加します。
そこでわたしは数曲、ピアノを弾くことになっているのですが、会場になる部屋にはアコースティックピアノは1台も無く、ゲストに呼ばれている著名なジャズピアニストが持ち運んでくる電子ピアノで演奏することになっています。
鍵盤は88鍵あるそうで、それはまあいいのだけれど、持ち運びが便利な楽器だそうで、きっと軽くてユラユラするんだろうな~とちょっと不安……。
できたら、母の大好きなブラームスを弾かせてもらいたいのだけれど、そういう楽器とブラームスがいい相性かどうか、ちょっと想像がつきません。
だからといって、わたしが下手なジャズを弾くこともできないし……なんせ大御所がいらっしゃるのだから。

どちらも、嬉しいような不安なような、両方が入り乱れるピアノのお話でした。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あともうひと頑張り!

2009年12月10日 | 家族とわたし
昨夜遅く、内定者の義務である『論文』をせっせと書いているTから、チャットで連絡がありました。
『かかあ、今夜に仕上げるのは無理!せやし、明日の朝、初稿を送るから校正頼む!』
なかなかの心遣いに嬉しくなりました。わたしが彼の文章を直すべく、待機しているのを気遣ってくれたのですから。初めてちゃうかしら?
これで今夜は待たんでええわいと、気に病むこともなくさっさと早寝させてもらいました。
そして今朝、
『かかあ、今やっと大学から戻ってきた!眠い!あかん!くたばりそうや!』
時間を見るとまだ8時前です。学校から戻ってきたって……?

聞くと、彼個人の卒業プロジェクトがまだ終わっていなくて(前回のはチームメイトが中心のプロジェクトだったそうです)、その仕上げのために、昨日の朝からずっと大学の教室に居残って、パートナーの子とふたりで踏ん張っているそうな。
もう丸々2日続けて全く眠ってないそうで、そういう話を聞くといっぺんに胸の中がザワザワしてしまうわたし……無理し過ぎなやぁ~!

もうほとんど意識もうろう状態のT。携帯の向こうから聞こえてくる声もヨレヨレのほにゃほにゃ。それでも根性で、書き上げたという原稿を送ってきました。

エンジニア音痴のわたしにも、それなりにスルスルッと読め、書かれた研究内容も理解しやすい、なかなかの文章でした。
細かい直しはあったものの、流れも良く、今年の夏の就職活動は、Tにとって決して無駄ではなかったと嬉しくなりました。

あともうひと頑張り!11日ですべてが終わるそうです。終わったら目が溶けてまうほど寝る!そう夢見て、今日も頑張る息子。おかんも頑張るわ!


そしてここに、そんなわたし達とは別世界に生きているお方が。



彼女の椅子の真横にあるゴミ籠に、勢い余って落下しちゃいました。ちょっと恥ずかしかったのか、なにもなかったフリをしています。

え?なにか?



横から見るとこんな感じ。箱入り娘→ゴミ籠入りニャンコ。


 
何気に癒してくれる家猫です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もうひとつのお漏らし

2009年12月09日 | ひとりごと
うちには水曜日から土曜日まで、毎日数人の生徒達がやって来ます。
生徒達だけの時もあれば、親兄弟姉妹が一緒の時もあります。

時間によっては学校から直通だったり、スクールバスがいつもより遅れて慌ててすっ飛んできたりするので、まずはトイレ!と、トイレに駆け込む子も多いです。
付き添いの親御さんやチビちゃん達も然り。

なので、家探しをしている間、わたしの頭の中の1番の関心事はトイレの数と場所でした。
前の家はとても好きだったしトイレもふたつあったけど、生徒達が使うトイレは台所続きにあって、レッスン室からまず台所を通り抜けないと行けませんでした。
わたしはそれがいやでいやで、とにかくレッスン室からすぐに行けるトイレ、それが叶わないなら、せめて台所を横断する必要のない家を探していました。

で、この家は、レッスン室の隣にシャワー室があります。今朝は雨漏りでびっくりしたけど……。
その部屋は台所にもつながっているので、ドアがふたつついていて、どちらかのドアの鍵をうっかり閉め忘れると、たまにヤバいこともあります。
それはさておき、その便利さもあってか、そりゃもう大繁盛。水曜日から土曜日は水洗の音が鳴りっ放し。

今日、お兄ちゃん達のレッスンにお母さんと一緒についてきた5才の男の子が、トイレに入ったまま一向に出てこないのです。
まあ、こういうことは珍しくないので、様子を見い見いレッスンをしていると、怪しい音が中から聞こえてきました。
こちらのお母さん方は得てして、3才であろうが4才であろうが、その子が自分独りでしたいと言うとまず手伝ったり確かめに行ったりしません。
何が起こっているのかメチャクチャ確かめたかったけれど、母親が動かないのに、よそのおばちゃんが行くわけにはいきません。
それに当然、鍵を開けてもくれないし。
とりあえず、お兄ちゃん達のレッスンを続けていると、やっと出てきた坊や、なにかゴニョゴニョわたしに言いました。
「なんであんなとこにバケツがあるの?」
「ああ、今朝ね、天井からお水が落ちてきたからよ」
「ふーん、濡れた?」
「うん、まあ、ちょっとね」
「まだ濡れてるよ」
「そう?後でまた掃除しとくね」

彼の報告はとっっっっても正しかったのでした!
便座はもちろんのこと、便器の後ろ奥に置いてある掃除用具、生理用品入れまでべチョベチョ、どっひゃ~

いったい彼は、どこに向かって放尿あそばしたのか……。
故意ではなかったにせよ、せめてちょっとヒントをおくれよぉ~!

あと、手洗いしようとしたんでしょう、わたしの洗顔用のオイルを手に取り、それはオイルなので当然ヌルヌルするだけで泡立たず……、
焦って横に置いてあった、手洗いのための液体石鹸を思いっきり使い切り……しくしく

というわけで、坊やが報告してくれた「まだ濡れてるよ」は、とってもとっても正しかったのでした。
今日は水難の日、だったようです。
でも、おかげでトイレの周りがめちゃんこきれいになりました。ありがとね、坊や。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初体験

2009年12月09日 | お家狂想曲
昨日夜半頃から、冷たい冬の雨が降り始めました。
雨脚は強くなったり弱くなったり、けれども一向に降り止まず、今日も一日雨の予報が出ています。

朝起きて一階のシャワー室に入ったら、チベタ(←冷たいの関西弁)雨漏り発生

大家さぁ~ん!雨漏りやぁ~!

なんてもう、のんきに頼んで直してもらうわけにはいかなくなったわたし達。
ひとまず応急処置バケツに登場していただき、雨が止み次第、旦那に屋根に上っていただきましょう。



このシャワー室が、かの有名な『ダイビング・クイズ』仕様のトイレシートがある部屋です。
『ダイビング・クイズ』、知ってはりますか?解答者が滑り台に乗ってて、答を間違うとその滑り台の角度がどんどん高なって……ついには風船がいっぱい入ったプールにどぶん!体力と知力を競う、『クイズ・タイムショック』に並ぶ、わたしの大好きな番組なのでした。
この部屋のトイレに座るたび、わたしはあの番組の解答者になった気になって、ついつい必要以上に両足を踏ん張り、あるはずのない手すりを探してしまうのです。

結局は、床がかなり傾斜してしまってるってことなので、いつの日か、お金持ちになった暁には、ジャッキでグゥッと部屋ごと上げてもらうつもりです。
ほんでもって、その時もし、できるならば、シャワー室ごと改装して、日本式お風呂場ってのに作り替えたいと密かに企んでいるわたしです。

みなさん、こちらにお出での節は、ぜひぜひ、どっぷりと湯船につかりに来てくださいませ。
みなさんのお越しを、番台に座りながらお待ちしております。

な~んてこと言えるのはいつのことになるのやら……。
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイソン危うし!もとい、まうみ危うし!

2009年12月09日 | 友達とわたし
今頃ほんとは必死のパッチでピアノの練習をしているはずのわたしが、なぜにパソコンの前でカタカタキーを打っているのでしょう?

今朝早く、タイソンからメールが送られてきました。

ごめん!決まるはずの仕事がボツになった。これから1日かけて、別の会社に当たってみたいから、今日の練習、まうみがそれでも良かったらキャンセルしていい?

いやはや、全く別の事情でキャンセルが嬉しいわたしでしたが、彼の事情がかなり気になったので、やんわりと尋ねてみました。

どうやら完全に仕事を辞めたのではなく、一緒に事業を起こしている仲間と大げんかをして、しばらく仕事場に行かないことに決めた、という状況のようです。
でもmもともと東海岸の天候や雰囲気に嫌気が差してきてるタイソン。ヴァイオリンのためにも自分のためにもと、彼のカリフォルニアへの帰省願望は募るばかり。
や、やばいんじゃない?この状況

まあ、これはあくまでも自分勝手な、ただただ一緒に演奏したいピアノ弾きの焦りであって、彼は彼の人生を生きたいように生きる権利があるのだから。
息をひそめて見守りたいと思います

あ、でも、おばちゃんはちょっと頑張ってみました。

『タイソン、もし仕事がすぐに見つからなくて、そっちのアパートに住むのが難しくなったら、仕事が見つかるまでうちの3階の部屋使ってもいいよ。あ、ピアノももちろん、わたしが弾いてない時は弾いてもいいからさ』
な~んて、姑息なアイディアをメールしたのでありましたケケケ
あっ!旦那に相談してないっ!雷落ちたらどないしょ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米国エンジニアリング卒業プロジェクト事情

2009年12月09日 | 米国○○事情
息子T、卒業プロジェクト完成です

http://www.youtube.com/watch?v=JA2wtOJLKHk

もし良かったら、↑をユーチューブで見てやってくださいまし。

Remote control + Web interface that can control home electronics from anywhere in the world.
ということで、パネルからなにから、全部自分達でデザインして作ったそうです。

結果を見てるだけのわたしには、ふ~んで済んでしまうけど、ゼロからあれを作り上げた彼らの苦労と我慢は、並大抵のことじゃなかったと思います。

よう頑張ったな若者達!
英語の問題も、ひとりぼっちの不安も乗り越えて、よう踏ん張ったなT!

コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピアノと天井

2009年12月08日 | 音楽とわたし
今夜は、ほんの少し前までピアノを弾いてた。
旦那は二階でギターを弾いてた。
こんな遅くまで練習できる幸せ、もしかして初めてかも。

アメリカに引っ越してからは、家の造りが違うからか、築180年の古家やったからか、音が漏れにくくて、家族が居てもそこそこ我慢してもらえるようになった。
けど、二階に住む大家さんの暮らしを邪魔したくなかったから、食事の時間、テレビの時間、それからお客さんが来てはる時間は弾けなかった。
今日もついつい、ピアノを弾きながら、天井を見上げている自分に気がついて苦笑いした。
もう丸ごと一軒、自分の家なんやから、気にせんでもええねんでと、自分で自分に言うてやった。
家の周りはありがたいことに、誰かさんの家の裏庭か道路やから、よそのお家に気を遣う必要もない。
夏の間、窓を開け放して弾いてたら、わざわざ家の玄関前に椅子持って出てきて聞いてくれてたご近所さんやから、今は聞こえへんって文句言うてきてくれる。

ありがたいありがたい。好きなだけピアノが弾けるってほんまにありがたい。

ちっちゃい頃は、ピアノは好きやったけど、いろんなことが嫌やった。
ティーンの頃は、命からがらでピアノどころやなくなった。事故にも遭うたし病気にもなった。家族もバラバラになった。
最初の結婚は、ちゃらちゃらピアノ弾いて何遊んでんねんって、村中の人から非難されてる気がした。
次の結婚は、生きなあかんかったし、息子らを育てなあかんかったから、自分のピアノの時間なんか持ちたいとも思えへんかった。
アメリカに移って、やっぱりなんとかして生きなあかんかった最初の6年もそう。

けど、ずっとずっとこんな時が来るのを待ってた。
まだまだ生活のために稼がなあかんけど、他の、いっぱいくっついてたしがらみがだいぶ少なくなってきた。
半世紀経ってしもたけど、ええやんか別に、まだまだ時間はいっぱいあるはず。

なかなか思うように弾けなくて、うぅ~っとなる。
こんなんじゃ明日までに間に合わへんと、めちゃくちゃ焦る。
ほんでまた、ついつい天井を見上げて、あぁ、ここは自分の家やったと胸をほっこりさせる。

また明日、続き、がんばろな。






コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もうひとりの息子

2009年12月07日 | 家族とわたし
「かかあ~」
「なに?」
「もうあれ送ってくれた~?」
「あれって?」
「日本の会社からの書類。いつ頃着くん」
「いつ頃着くって、送ってもいやへんのに着くかいな」
「えぇ~!送ってへんってかぁ~?!」
「そんなん、あんたがスキャンして送ってって言うたからスキャンして送ったやん。10枚も!ほんでそれっきりうんともすんとも言うてけえへんかったから、ああうまいこといったんやなって思てたし。送って欲しかったら送ってって言わなわからんやん」
「あんなん、全然読めへんかったし」
「そんなん知らんわ、なんも言うてけえへんかったら」
「……」

Tがこの夏、東京での就職活動をした際に、唯一内定をくださった会社から、分厚い封筒がうちに届きました。先週の木曜日のことでした。
開けてみると、内定証明書が一通、『新入社員教育テキスト・ビジネスマナー編』と『新入社員教育テキスト・電気&電子系編』という本が入っていました。
そして、その封筒は本当は11月のはじめに送られていなければならなくて、そのテキストを読んだ感想か、大学で研究した事柄についての小論文を書いて、12月の11日までに提出すること、と書かれてありました。
Tの一番苦手分野の論文を、しかも日本語で、大急ぎで仕上げなければなりません。
なので、速達かオーバーナイト便で送ろうかと何度も聞いたのだけど、とりあえずスキャンして送って、と言うのでそうしたわけです。
それで、送ったものがちゃんと読めたかどうか、それを聞いてから、郵送しようと思っていたら、全く返事がありません。
なので、ああ、ちゃんと読めたんだな、と思い、とりあえずそれでも書類を送って、というお願いも無かったのでそのままにしておきました。

それが……嗚呼っ!相手がTだということをうっかり忘れていました……それに、この頃ちょっとはしっかりしてきたと思っていたし……。
まあ、今月の18日の卒業式には無事席に座ってくれるそうで、それだけでも良しとしましょう。

結局、旦那がファックスから自分のパソコンに送り、それをTに転送し、10枚の書面の内容が無事に読めたようです。
スキャンで四苦八苦して使たわたしの時間、返してくれ

今Tは、とりあえず自分で論文を書いています。もちろん日本語の添削はわたしの担当。今夜はいつ寝れるんやろ……
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

墓穴を掘る!せっせと掘る!

2009年12月07日 | 音楽とわたし
一般的に、いちびり、調子ノリ、エエカッコしいは、墓穴を掘りやすいタイプ。
わたしは、自慢やないけど、その3つの素養をぜぇ~んぶ兼ね備えてるから、掘りやすいっちゅうような程度ではない。
穴のサイズは、スコップでちょいちょいと掘ったようなんから、ショベルカーでガガ~ッといったぐらいのデカいのんまで、
数なんかだいぶ前から数えんようにしてるからわかれへんし、掘った場所もあっちゃこっちゃで覚えてへん。

今朝、新曲をチャラチャラと練習してて、おっ、ちょっとわたし調子ええやん。これやとあんまり時間かからんと弾けるようになるかも、とニンマリ。
けど違てん。ただ偶然にスルッと弾けただけやってん。そやのにいちびって、ちょっと自慢のつもりで、タイソンに吹っかけてしもた。

『あのさ、なんかあんまり時間かからへんみたいやから、来週末ぐらいにでも合わす?今月はクリスマスとかもあって、またカリフォルニアに帰るやろし』

心の中では、『まあ、そんな焦らないで。あの曲案外難しいし、クリスマス前の週にでも合わせたらそれでいいんじゃない?』ぐらいの返事を期待してた。

『オッケー。実はボク、今週から来週明けまでずっと暇でさ、話は長くなるから今はやめとくけど、だからいつでもできるよ。まうみは今週のいつが空いてるの?』
ゲッそ、そんな今週って……と、めちゃくちゃ狼狽えてるのに、指はなぜか『水曜日と週末』って打ってるし……ほんでそれ送ってしもてるし……。
タイソンの返事は電光石火、いつもどんな打ち方しとんねんっ!ってびっくりするほど速い。
さっきのは軽い冗談やってん。いちびってしもただけやねん。って英語でどない言うんやろ?とか考えてる暇も無い。
『今週はやっぱり急過ぎるから、週末か来週明け』という返事を、手を合わせて拝みながら着信のサインの所を睨んでると、

『そいじゃ水曜日。お昼頃に行くよ。駅に着いたらまうみを待ってるし』
あかん……あさってや……万事休すや……

掘ったぁ~掘ったぁ~まぁ~た掘ったぁ~!!
これでまた、一段と腕が上がるわい!ふん!


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする