クレッシェンドラヴが日経賞(3/26中山)に登録されました。
今年の日経賞は頭数も揃い、重賞好走馬が何頭もいるレースになりましたので、メンバー中最年長のクレッシェンドラヴとしては、前走AJCC以上の本気を出さないとイケマセン。歳を重ねることで、若い頃とは気合の出し方は変わっているかもしれませんが、今度は2500m戦になりますし、そのあたりもむしろプラスと考えたいです。
いずれにしても、これからは一戦一戦が大事なレース。。まずはあと一週間を充実した準備期間にして頂いて、まだまだ元気一杯、若いもんには負けないぞ!というところを見せて欲しいと思いますm(_ _)m
**2022/3/26中山11R 日経賞(G2/芝2500m)登録馬**
中山5Rで7着となったアシタカの関係者コメントです。
◇岩田康騎手のコメント 「今日は競馬を教えることに徹しました。直線でも外に出すと馬から離れてしまいそうでしたので、あえて内を突きました。背中の感じはいいですし、走ってきそうな馬。次はさらに良くなるはずです」
◇矢作調教師のコメント 「今日はある程度思った競馬をすることができました。こういったタイプの馬はひとつ勝つまでに苦労することが多いですが、そこをクリアできれば、いずれ走ってきますからね。それはスタッフたちも同じ意見。引き続き頑張って調教していきますので、もう少しご辛抱ください」
◆クラブのコメント 「まだ馬が若く、鞍上に促されながらも集中しきれず道中の反応はひと息でしたが、最後の直線では馬群を捌きつつ脚を見せる形。先週のデビュー戦よりも一段前進が窺える内容を示してくれました。「こうやって少しずつ競馬が上手になってくれれば」と厩舎陣営。鞍上のコメントにもあるように、次回はさらに良い走りを見せてくれるものと思います」
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岩田騎手によれば、「今日は競馬を教えることに徹した」とのことですが、確かに全体的に無理をさせるところがなかったですし、その中でレース序盤で流れに乗り、中間は落ち着いて追走し、騎手から合図があったら前との差を詰め、直線では前にいる馬たちを交わす…という一連の流れを経験させてくれたと思います。勝ち負けのレベルにはまだ到達できていませんが、実戦経験としては「ある程度思った競馬をすることができた(矢作調教師)」ということなのだと思います。
今後については、矢作先生が「引き続き頑張って調教していきますので、もう少しご辛抱ください」と仰っているように、トレーニングとレースを積み重ねる必要があると思います。ただ、「いずれ走ってくる馬」との評価は、矢作先生、厩舎スタッフ、そして岩田康騎手も同じですから、私としては、それを信じて『前向きに辛抱』したいと思います。
このあとは、さすがにリフレッシュすることになるかもしれませんが、少し休んで立て直せば、次走はさらに良いレースをしてくれるはず…。。そうですねぇ、最初のハードルである勝ち上がりについては、あと1、2戦でメドをつけて、3、4戦目で結果を出す…みたな感じでいけば、その先が充分に楽しめるのではと思います。
中山5R 3歳未勝利(芝2200m)に出走したアシタカは7着でした。
【レース内容】ややモッサリとしたスタートから押して中団後ろの位置取り。それでも初戦に比べれば、随分とスムーズにレースに入っていけた印象です。1~2コーナーを無難に回り、向こう正面に入っても何とか流れに乗れていましたので、この時点でムチが入っていた初戦とはエライ違い(^^;) 3角過ぎの勝負どころから内ラチ沿いを進出し、勢いをつけて直線で追い込む形になりました。その直線では内の馬に寄られる場面もありましたが、最後までジワジワと脚を使って13番手から7着まで押し上げての入線となりました。
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まだまだこれからですが…
一歩前進したのは確かでしょう(^^)
もちろん、7着で満足ということはないのですが、2200m戦でも最後まで止まらずに頑張っていましたし、初戦に比べればテン・ナカ・シマイの全てで前進があったと思います。岩田康騎手もあえて無理をさせることなく、教科書通りのレースをしてくれましたから、競馬とはどういうものなのか、少しずつ理解してくれるのではないでしょうか。
しかしアレですよね、そもそも連闘での関東遠征でも馬体重が増えているとは(^^;)
まあ、どうやらアシタカもパンサラッサ同様、細かいことを気にしない、遠征で身体が減ったりしないタフさはあるようですから、将来、そういう気持ちの強さと雄大な馬体が噛み合ってくれば…という感じですかね。
これでデビューから2戦を消化しましたが、前走後に矢作先生が仰っていた通り、本馬についてはこれからも『長い目で見守っていく』ことが必要でしょう。馬体や雰囲気には「いずれ走ってくる馬」の要素がたくさんありますので、コチラもあまり一戦一戦の結果にこだわらず、(馬自身が本気を出すまで)気長に見守っていきたいと思いますm(_ _)m
**2022/3/21中山5R 3歳未勝利(芝2200m)・稍**
【2022/3/21中山5R 3歳未勝利(芝2200m)でのアシタカ:バージョンワンさん撮影】
あと一週間を切ったドバイターフ(3/26メイダン)について、ブックメーカー『William Hill』の現在のオッズを確認したところ、なんとパンサラッサはシュネルマイスターに続く2番手評価になっていました(°◇°;)
◆メイダン - ドバイターフ - 2022年3月26日
シュネルマイスター 1.75
パンサラッサ 5.0
モハーフェス 6.5
ロードノース 7.0
カーネルリアム 8.0
サフロンビーチ 10.0
ヴァンドギャルド 12.0
*ヴァンドギャルドさん以下は省略(^^ゞ
こんな事をされると、勘違いするな!という方が無理になるわけですが、昨日、何となく見ていたフジTVさんの『みんなの競馬』内では、ドバイターフに出走する主な日本調教馬は『シュネルマイスター、ヴァンドギャルド』となっており、パンサラッサの名前は1ミリも出ておらず…。まあ、その他扱いに特に文句はないとしても、せっかく海外からの評価が高いのですから、もう少しスペースを調整してくれても良かったのに…とは思います(^^;)
下は、北の若旦那さんが確保してくれた証拠写真です。。
パンサラッサいないとか節穴か?🤔 pic.twitter.com/LKckXGOyb6
— 北の若旦那 (@T_REX_RED_Tiger) March 20, 2022
それはさて置き、ブックメーカーのオッズも数週間前のものとは違い、出走馬の顔触れが固まり、現地での様子なども確認されてからの2番手評価ですから、パンサラッサの逃げは海外勢からもある程度警戒されているのでしょう。
ただ、パンサラッサは楽に逃がしてくれるよりも、最初の3Fで後ろから横から突かれるぐらいの方が自分のペースを作り易いという、最近珍しいタイプの逃げ馬なので、警戒レベルが上がることは別に嫌でも何でもありません。楽過ぎる逃げだと心配…というのもおかしな話ですが、逆に誰も追いかけてこなかった時にどのぐらい飛ばしていくのか?、その時にシュネルマイスター&ルメールさんはどうするのか?といったあたりが、ドバイターフ最大の注目ポイントかもしれません。
ちなみに、パンサラッサは現地入り後も順調に調整されているようです。細かい状態などは知る由もないですが、メインのダートコースを気分良く駆けている(enjoying a canter)とのことなので、きっと調子は良いのだと思います(^^)
G2 Nakayama Kinen winner Panthalassa, contender for the G1 Dubai Turf, enjoying a canter on the main track this morning. 🇯🇵
— Dubai Racing Club (@RacingDubai) March 18, 2022
The 5yo is trained by Yoshito Yahagi.#DubaiWorldCup pic.twitter.com/e88fYIqWco
そして、たかさんがツイートしてくれているこのお話。。
パンサラッサ民!これ聞いても平常心でいられますか??笑笑 pic.twitter.com/EDH6rljhgk
— たか (@takaoyoyo09) March 20, 2022
矢作先生がパンサラッサをヨーロッパに連れていきたがっている話は(一部の間では)有名ですが、凱旋門賞について、『パンサラッサがもう少し距離持てばねぇ…』とのコメントを聞くと、あの有馬記念出走は、実は凱旋門賞を視野に入れたチャレンジだったのでは?という気がしてきます。(結果はご承知の通りですが(^^;))
まあ、凱旋門賞の話はネタとしても、ドバイターフを視野に入れた中山記念出走では見事に満点の回答をしたわけですし、曲がりなりにも上位人気を背負っての海外G1出走なんて、滅多に経験できることではありませんからね。
スケベ根性なくして…じゃなくて、挑戦なくして栄光なし!の精神で、William Hillが断然の評価をしているシュネルマイスターさん、そして海外の強豪たちに真っ向勝負を挑むパンサラッサを精一杯応援したいと思います( ・`ー・')キリッ
【2022/2/27中山11R 中山記念(G2/芝1800m)でのパンサラッサ:公式HPより】