とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

お帰りなさい! バスラットレオン&パンサラッサが凱旋帰国(^^)

2022-03-29 18:57:22 | 競馬・一口馬主全般

競馬実況web『【ドバイワールドカップデー】出走の日本馬21頭が帰国 [News]』
2022ドバイワールドカップデーに出走した日本馬のうち、21頭は、きのう3月28日(月)に帰国した。なお、骨折が判明したコパノキッキング(せん7、栗東・村山昭厩舎)は現地で治療中、クラウンプライド(牡3、栗東・新谷功一厩舎)は直接アメリカへ移動する予定。
【成田空港15:47着 輸入検疫のため19:05に競馬学校へ入厩】
 ヴァンドギャルド (牡6、栗東・藤原英昭厩舎)
 ヴェローチェオロ (牡4、栗東・須貝尚介厩舎)
 オーソリティ   (牡5、美浦・木村哲也厩舎)
 グローリーヴェイズ(牡7、美浦・尾関知人厩舎)
 コンバスチョン  (牡3、美浦・伊藤圭三厩舎)
 シュネルマイスター(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)
 ステイフーリッシュ(牡7、栗東・矢作芳人厩舎)
 ユーバーレーベン (牝4、美浦・手塚貴久厩舎)
 レッドルゼル   (牡6、栗東・安田隆行厩舎)
【関西空港18:54着(成田空港経由)
 輸入検疫のため23:25に三木ホースランドパークへ入厩】
 エントシャイデン (牡7、栗東・矢作芳人厩舎)
 シャフリヤール  (牡4、栗東・藤原英昭厩舎)
 ステラヴェローチェ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)
 セキフウ     (牡3、栗東・武幸四郎厩舎)
 ソリストサンダー (牡7、栗東・高柳大輔厩舎)
 チェーンオブラブ (牝5、美浦・小笠倫弘厩舎)
 チュウワウィザード(牡7、栗東・大久保龍志厩舎)
 バスラットレオン (牡4、栗東・矢作芳人厩舎)
 パンサラッサ   (牡5、栗東・矢作芳人厩舎)
 フルフラット   (牡5、栗東・森秀行厩舎)
 ラウダシオン   (牡5、栗東・斉藤崇史厩舎)
 レイワホマレ   (牡3、栗東・高柳大輔厩舎)
 (JRA発表)

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ということで、バスラットレオンもパンサラッサも無事に日本に到着、昨日のうちに三木ホースランドパークへ入厩したとのことです。。(別に文句ではないですが、こういう情報はJRAが発表するからソレを見て… ではなく、予定だけでも良いので、できればクラブから伝えられたいかなぁ。。忙しいとは思いますが、頑張って欲しいなぁ(^^;))

それはさて置き、バスラットレオンはまだしも、パンサラッサについては、ロイヤルアスコット開催に行くとか行かないとか、早くも次走についてのああだこうだが始まっています。具体的な方針はこれから検討なのでしょうが、次走がどこであろうが日本でゆっくりする時間をとってあげたい気持ちは強かったので、何はともあれ無事に戻ってきてくれて安心しました。

2頭とも本当によく頑張りましたから、まずは存分にリフレッシュして欲しいです(^^)

 

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【ステラエージェント’21】一気に売切れ! 矢作無双inドバイ効果は絶大(^^;)

2022-03-29 18:44:56 | ジーベック

 

パンサラッサとバスラットレオンの素晴らしいレースの影響により、もしかしたらこういうことになるのでは?と思っていたのですが、案の定、先週末まで『満口直前』表示だったステラエージェント’21がアッという間に満口になりました。

いやぁ、確かに矢作厩舎の総合力は世界から注目されるレベルですし、魅惑のGunRunner産駒ステラエージェント’21のデキも素晴らしいとは思うものの、まだこれからどう成長するかが分からない明け1歳馬ですし、皆さんもう少し冷静に行動されるかと… と、残200口アナウンスの時点で、慌てて追加出資をした私が言えることではないですね(^^ゞ

ちなみに3/25に更新された動画と写真を下に載せていますが、ステラエージェント’21が良い馬であることは間違いないと思います。もちろん、それと競馬はまた別の話でありまして、どの馬もパンサラッサのように稼ぐわけではないことも承知の上、あえてリスクをとってこの時季に出資をしたわけですから、あとはもう全てを含めて自己責任というヤツです。(今のところ、残口が一気に減ったことに気づいてよかった…と思っています(。・_・。))

ということで、私はこの馬に大きな期待をしています。初期馴致が始まるまでのあと数ヶ月~半年間も、素晴らしい素質を秘めた出資馬の成長を見守り、応援し、そして妄想を楽しませてもらう予定です!(^^)

 

【三嶋牧場(野深分場)在厩のステラエージェント’21:公式HP(2022/3/25更新)より】

 

「ドヤッ」とのことですが、プロフィールやデキを考えれば、いずれ満口になるのが当然の馬ですからね。つまりはタイミングの問題だったわけで、それを矢作厩舎の皆さんがドバイでつくった感じですね(^^)

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【パンサラッサ】ドバイターフは実は消耗戦だったのか!?

2022-03-29 05:22:46 | パンサラッサ

パンサラッサがロイヤルアスコットに行くかもしれない、そんな情報がある中で、ドバイターフのパンサラッサは果たして『溜め逃げ』だったのか… という議論も行われているようです。その件に関しては、レース直後は私を含む多くの方が、「いつものパンサラッサと違う溜め逃げだった」と感じていたと思うのですが…。

その後ドバイターフのレースラップが明らかになるにつれ、「実は結構なハイペースで飛ばしていて、見た目大逃げにならなかったのは、後続勢が想定よりついてきて差がつかなかっただけ」との見解も聞こえてくるようになり、今現在は、どうやらそうした見方が主流になっていると思われます。(本ブログにも、フィンチリーさんやななしの素人さんから、そういった主旨のコメントを頂いていますm(_ _)m)

ということで、改めてドバイターフのレースラップを元に、パンサラッサがどんな競馬をしたかをおさらいしてみようと思います。(どんなにおさらいをしても、今から2着になったりしないので気が楽です(^^))

まずはドバイターフのレースラップは以下の通りだそうです。

0-0400m   24.29
0-0800m   47.06
0-1200m   69.60(1.09.60)
0-1600m   92.68(1.32.68)
0-1800m 105.77(1.45.77)

比較対象がないとアレなので、同じ芝1800mの中山記念のラップを参考にのせておきます。

0-0400m   23.9
0-0800m   46.3
0-1200m   69.1(1.09.1)
0-1600m   92.9(1.32.9)
0-1800m 106.4(1.46.4)

 

フムフム。。こうして並べてみると、確かに楽なペースで逃げていたわけではない事はよく分かります。

ちなみに0-400mの比較では、中山記念が23.9秒だったのに対してドバイターフは24.29秒。出だしがゆっくりだったようにも見えますが、日本では助走区間のタイムをとらないので、その分の差し引きで相殺されてしまうレベル。。逆に、その差約0.4秒を助走区間の取り扱いによるものとして1000m通過タイムを試算すると、中山記念の57.6秒に対してドバイターフは57.93秒となり、ほぼ遜色ないハイペース逃げを敢行していたことになるんですよね。(私の計算が合っていればですけど(^^ゞ)

*助走区間のタイムをとらない:ご存知の方も多いと思いますが、日本ではゲートが開いてから計測区間に入るまでに助走区間(約5m)があり、その間のタイムは計測されません。

そうなると、パンサラッサはいわゆる自分の競馬、ハイペースで消耗戦に持ち込むスタイルをやったことになるわけですが、確かにパンサラッサをぴったりマークした強豪カーネルリアムは直線でバテて脱落しましたし、他の先行勢も全く勝ち負けに絡めませんでしたからね。逆に、「掛かるのが怖くて」後方待機に徹したヴァンドギャルドには展開がどハマリだったと言えそうで、結果として(比べるわけではないですが)オクトーバーSにおけるプレシャスブルーのようなレースができたのかもしれません。

一方で、断然人気に応えられなかったシュネルマイスターに関しては、ルメール騎手が「直線で加速せずワンペースの走りになり、最後は疲れてしまった。原因は分からない」とコメントしていますが、これこそ消耗戦の沼に引き込まれ、力を出せなかった馬の典型的なパターンに思えますので、強いシュネルマイスターに実力を発揮させずに勝つ!という観点では、パンサラッサと吉田豊騎手は最高の仕事をしたと言って良いでしょう。

そんな中、シュネルマイスターと同じ位置から競馬をして、最後にパンサラッサと1着を分け合うことになったロードノースの強さには本当に驚きました。陣営がレース前にアピールしていた通り、長期休養明けを一度叩いてフレッシュかつ絶好調でレースに臨んだことも大きいのでしょうが、そもそも昨年の勝ちっぷりが素晴らしかったわけですし、もしも相手ホームのロイヤルアスコットで再戦となれば、その時はドバイターフ時以上の強敵になること間違いなしですね。

ここまでレースラップを元に振り返ってみましたが、ロードノースが想像以上に強かったことに加え、もともと強いヴァンドギャルドが『時々出てきてしまう展開どハマリ馬』化したことで、ゴール前3頭雁行の大接戦になったと考えると、パンサラッサはよく凌ぎ切って残してくれたものだと、改めて感心してしまいます。

ただ、吉田騎手や矢作先生の現場の実感としてパンサラッサがいつもと違っていたこと、思ったほど最初から行く気になっていなかったことは、それはそれで真実なのだろうと思います。例えば1000m通過タイムの比較にしても、中山の芝1800mはスタートしてから坂を越えての時計なわけで、平坦なメイダンと『タイムが同じぐらいだから…』とはいきませんよね。

いやぁ、この手の分析もやり出すとキリがなくなりますねぇ。。(^^;) でも、何らかの結論を出さないと終われない雰囲気なので、あえて大雑把に、私なりの解釈を書いてしまいます。(想像も入ってますm(_ _)m)

レース前、陣営が想定していたのはハイペースで逃げて消耗戦に持ち込む『中山記念パターン』だった、つまり、溜め逃げするつもりは全然なかったのだと思います。ただ、初めてのナイター競馬、初めての海外競馬(パドックから本馬場に入ってすぐにスタートするなど日本とは違ったやり方)への戸惑いがあり、パンサラッサの行きっぷりがいつもほどでなく、結果的に中山記念パターンより(平均ペース逃げだった)オクトーバーSパターンに少しだけ近づいてしまったのではと…。

それでもピッタリついてきたカーネルリアムを着外に沈め、中団待機のシュネルマイスターに力を出させなかったのですから、当初の目的は概ね達成できたわけです。あの時さらにペースを上げていたらどうなっていたか…については全然わかりませんし、消耗戦だったかどうかについては『概ねそうだったと思う』としか言いようがありませんが、それがどうであれ、自ら勝ちにいって最後まで凌ぎ切ったパンサラッサの強さが光るレースだった、これだけは間違いないと思っています。

レース後のコメントで吉田騎手が、「逃げ馬に乗っていて、ゴールの瞬間に勝ち負けが分からない時は大体差されているもの…」と語っていましたが、本当によく残してくれましたし、臨機応変にパンサラッサの力を引き出してくれたことには感謝しかありません。ロードノースとヴァンドギャルドの強襲には肝を冷やしましたが、やはり、初めての海外遠征でG1を勝つなんて、簡単にはさせてくれませんよねぇ。。(できちゃいましたけど(^^ゞ)

それにしても、本当にロイヤルアスコットにいきますかね?? どうするんでしょうねぇ…

 


スポーツ報知『【ドバイ・ターフ】「ドキドキでした」吉田豊騎手のパンサラッサは同着でG1初制覇』


ゴール前の混戦はパンサラッサ(右)とロードノース(中)が1着同着。左は3着のヴァンドギャルド

◆ドバイ・ターフ・G1(3月26日、メイダン競馬場・芝1800メートル=14頭立て)
JRAの海外馬券が発売された芝の中距離G1は、逃げたパンサラッサ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)が、後方から追い込んできた昨年覇者のロードノース(セン6歳、英国・Jゴスデン厩舎、父ドバウィ)と1着同着。ゴール前の大接戦に加わったヴァンドギャルド(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)は惜しくも3着に敗れた。シュネルマイスター(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キングマン)はいつもの末脚を発揮できず8着に終わった。勝ち時計は1分45秒77(良)。
日本馬の関係者コメントは次の通り
▼パンサラッサ(1着)
矢作芳人調教師「ナイターの競馬のせいか、思ったほど馬が行かなかったですが、その分の粘りは大したものでした。恐らく負けてはいないと思っていましたが、同着でも嬉しいです」
吉田豊騎手「馬が以前と変わってきた感じです。返し馬では少しイレ込んでいましたが、レースでは落ち着いていました。ゲートの中でも前走のように大人しく、うまくスタートを切ることが出来て自分のペースで行けました。後ろから他の馬も来ていてドキドキでしたが(勝てて)良かったです」
▼ヴァンドギャルド(3着)
藤原英昭調教師「騎手はしっかりと乗ってくれました。最後は勝ったと思いましたが、残念です。ヴァンドギャルドは100%の力を発揮してくれました」
ミカエル・バルザローナ騎手「ゲートは普通に出ましたが、ひっかかりそうな雰囲気があったので、後方で脚をためる競馬となりました。良い脚で追い込んできてもう少しでしたね。馬はよく走ってくれました」
▼シュネルマイスター(8着)
手塚貴久調教師「状態は良かったですし、直線もスムーズに外に出せたので正直なところまだ敗因がつかめていません。道中で揉まれたのが影響したのかもしれません。人気に応えられなくて申し訳ありません。また馬を作り直して頑張ります」
クリストフ・ルメール騎手「良いポジションで冷静に走ってくれましたが、直線で加速せずワンペースの走りで、最後は(馬が)疲れてしまいました。原因は分からないです。残念です」

 

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