昨日放映の「コンバット」に、偽アメリカ兵役でジェームズ・コバーンが出ていました。かなりの悪役ぶりで、カッコよかったです。
と今日は山田詠美さんはひと休みしてもらい、奥田英朗さんの「泳いで帰れ」です。アテネ五輪まで、長島ジャパンを応援に行った奥田さんのルポルタージュなのですが、題名の「泳いで帰れ」は、長島ジャパンの中軸をなすバッターがセフティーバントをするのに憤激して、彼に浴びせた罵声がもととなっています。逆に西武の松坂はその勝負根性において絶賛しておられました。
野球の試合は毎日行われないので、試合のない日は女子マラソンのゴールを競技場で見て感激したり、柔道会場でフィーバーしたり、エーゲ海クルーズに参加して、日本の方がよっぽど綺麗な景色がある、とガッカリしたり、五輪も含めていろんなアテネをルポしてくれています。
奥田さんは小説ではあんなにきちんとした文体なのに、こうした文章になると、いきなり芸人さんのようなノリになり、笑い所を捉えて書けるのは、やはり伊良部先生シリーズで養われたものなのでしょうか?初期の「邪魔」なんて本格的な犯罪小説だったんですけどね。
とにかく面白いので、一気読みしてしまう本です。オススメです。
と今日は山田詠美さんはひと休みしてもらい、奥田英朗さんの「泳いで帰れ」です。アテネ五輪まで、長島ジャパンを応援に行った奥田さんのルポルタージュなのですが、題名の「泳いで帰れ」は、長島ジャパンの中軸をなすバッターがセフティーバントをするのに憤激して、彼に浴びせた罵声がもととなっています。逆に西武の松坂はその勝負根性において絶賛しておられました。
野球の試合は毎日行われないので、試合のない日は女子マラソンのゴールを競技場で見て感激したり、柔道会場でフィーバーしたり、エーゲ海クルーズに参加して、日本の方がよっぽど綺麗な景色がある、とガッカリしたり、五輪も含めていろんなアテネをルポしてくれています。
奥田さんは小説ではあんなにきちんとした文体なのに、こうした文章になると、いきなり芸人さんのようなノリになり、笑い所を捉えて書けるのは、やはり伊良部先生シリーズで養われたものなのでしょうか?初期の「邪魔」なんて本格的な犯罪小説だったんですけどね。
とにかく面白いので、一気読みしてしまう本です。オススメです。