今日はまた山田詠美作品に戻り、「熱血ポンちゃんが行く!2」です。
新婚生活の始まりで幕を開け、最後は「文壇あれこれ」で終わるエッセイ集。自分自身の生活を告白(?)した部分とテーマを決めてそれに対する評論をする部分に分かれます。前者の章は「新婚生活は甘~いか?(のら家の家風ができるまで)」「恐怖のバンドナイト(吉祥寺は音楽のホームラン)」「ポン太郎は対談好き(人間、会ってみなくちゃ判らない)」など。後者の章は「困り者がいっぱい(愛すべき困り者と救われぬ困り者)」「お洋服の不思議(ファッションショーで考えたこと)」「ブラックカルチャアー!?(正しい黒人文化との接し方)」など。
評論に関しては詠美さんは常に正論で攻めてくるので、納得して読めます。私生活に関する部分は、何でそんなに楽しい生活を送れるの?とただただうらやましい限り。もちろん彼女の人徳なのでしょうが、周囲に集まる人々も旦那さんを始めとして、家族、編集者、友人などなど愉快な人たちばかりで、これで楽しくなければおかしい、という面々です。素直に書いた私生活が自慢に聞こえてしまうほど、魅力的な暮らし方をして、人生を思いっきりエンジョイしているなあ、と思うのは私だけではありますまい。
とにかくハッピーな本をお探しの方には、オススメです。
新婚生活の始まりで幕を開け、最後は「文壇あれこれ」で終わるエッセイ集。自分自身の生活を告白(?)した部分とテーマを決めてそれに対する評論をする部分に分かれます。前者の章は「新婚生活は甘~いか?(のら家の家風ができるまで)」「恐怖のバンドナイト(吉祥寺は音楽のホームラン)」「ポン太郎は対談好き(人間、会ってみなくちゃ判らない)」など。後者の章は「困り者がいっぱい(愛すべき困り者と救われぬ困り者)」「お洋服の不思議(ファッションショーで考えたこと)」「ブラックカルチャアー!?(正しい黒人文化との接し方)」など。
評論に関しては詠美さんは常に正論で攻めてくるので、納得して読めます。私生活に関する部分は、何でそんなに楽しい生活を送れるの?とただただうらやましい限り。もちろん彼女の人徳なのでしょうが、周囲に集まる人々も旦那さんを始めとして、家族、編集者、友人などなど愉快な人たちばかりで、これで楽しくなければおかしい、という面々です。素直に書いた私生活が自慢に聞こえてしまうほど、魅力的な暮らし方をして、人生を思いっきりエンジョイしているなあ、と思うのは私だけではありますまい。
とにかくハッピーな本をお探しの方には、オススメです。