18日に、ジャック・ドゥミ監督の'62年作品「天使の入江」を見に、小田急線の新百合丘駅から歩いて5分のところにある、川崎市アートセンターというところに行ってきました。たまたまロビーにいた館長さんに聞くと、建物は川崎市が建ててからまだ1年半ぐらいしか経っておらず、運営は川崎市の文化財団と、競争入札で5年間運営を任されたNPO法人が行なっているとのことでした。映画館は渋谷のユーロスペースぐらいの広さですが、傾斜があって見やすく、200人のキャパの劇場も隣接されていました。で、ここではシネセゾン渋谷で行なわれる「シェルブールの雨傘」と「ロシュフォールの恋人たち」のデジタルリマスター版の公開が連動して行なわれるので、その前売り券も買い、その上、カウンターには「ジャック・ドゥミ、結晶(クリスタル)の罠」という、ジャック・ドゥミ全集的な本が1500円で売られていたので、それもゲットし、大変意義深い一日となりました。(ちなみにこの本は'07年に東京でドゥミの回顧上映が行なわれた際に作られた本なのだそうで、私はこの催しのことを今の今なで全然知りませんでした!)
さて、映画館に来るのは本当に久しぶりだったのですが、勝って知ったるなんとやらで、すぐになじめました。肝心の映画の方は、ジャンヌ・モローのアップからアイリスインし、ニースの海岸沿いのテラスをカメラがものすごいスピードで後退していく中、ミッシェル・ルグランの音楽が流れる冒頭のタイトルバックを見ただけで、そのあまりの見事さに半泣き状態になってしまい、それ以降もあまりにも幸せなシーンが次々に出てくるので、その度に涙、また涙でした。また、印象的なテーマ曲だけでなく、ニースの場面になると必ず流れる音楽もなかなかいい曲で、サイトにアップするために、映画の終わった後、すぐに楽譜起こしをした次第です。
「天使の入江」の詳細なあらすじについては、「Favorite Movies」の「Jacques Demy」のコーナーにアップしておきましたので、是非ご覧ください。(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto)文句無しにオススメです。
さて、映画館に来るのは本当に久しぶりだったのですが、勝って知ったるなんとやらで、すぐになじめました。肝心の映画の方は、ジャンヌ・モローのアップからアイリスインし、ニースの海岸沿いのテラスをカメラがものすごいスピードで後退していく中、ミッシェル・ルグランの音楽が流れる冒頭のタイトルバックを見ただけで、そのあまりの見事さに半泣き状態になってしまい、それ以降もあまりにも幸せなシーンが次々に出てくるので、その度に涙、また涙でした。また、印象的なテーマ曲だけでなく、ニースの場面になると必ず流れる音楽もなかなかいい曲で、サイトにアップするために、映画の終わった後、すぐに楽譜起こしをした次第です。
「天使の入江」の詳細なあらすじについては、「Favorite Movies」の「Jacques Demy」のコーナーにアップしておきましたので、是非ご覧ください。(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto)文句無しにオススメです。