WOWOWで、山崎貴監督・脚本・VFXの'02年作品「Returner リターナー」を見ました。
未来の戦闘シーンとタイムマシンに飛び込む人。そして「2002年10月19日」の字幕。密輸入してきた子供たちを中国人から日本人が受け取ろうとする現場を襲った宮本(金城武)は、密輸船を爆破し、男たちを皆殺しにし、残した一人に、ここで取引をするなとボスに伝えろと命じて、子供たちを解放、金も奪おうとしますが、突然現れた少女ミリ(鈴木杏)に邪魔され、宮本が追い続けていた溝口(岸谷五朗)に金を横取りされます。宮本はミリを家に連れ帰りますが、ミリは2日後に人類が滅亡する原因となる事件が起きると言います。宮本が相手にせずにいると、ミリは遠隔操作の超小型爆弾を宮本に首に貼付け、言う事を聞かせます。ミリは地球にやってくる宇宙人のダグラをやっつけるため、自分は82年後の未来からやってきたと言いますが、最初に地球にやってきたダグラは既に国立宇宙開発研究所に運ばれていました。「2002年10月21日」の字幕。宮本らは研究所に侵入し、宇宙人を発見しますが、それはダグラではなく、故郷に帰りたがっている瀕死の宇宙人でした。そこへ溝口がやってきて、金儲けのために宇宙人を奪い、研究所を爆破したため、宮本は大ケガをし、ミリに助け出され、やっとミリの話を信用するようになります。テレビのニュースキャスターが次々に「ゲートを返せ」と無意識で話し出す事件が起こり、宮本らは溝口が宇宙人をさらったことが、未来に宇宙人が人類を滅ぼす原因となったことを知ります。宮本はミリに、自分が幼い頃、大陸でマンホールの中に住んでいて、仲間たちを溝口がさらって売ったことを話し、その復讐のために生きていると言います。溝口の居場所が分かると、宮本らは武器を調達して、バイクで出発します。「2002年10月22日未明」の字幕。溝口は中国人の親分に反旗を翻し、親分を部下ともども皆殺しにします。宮本らは溝口のアジトである輸送船に侵入しますが、監視カメラですぐに見つかり、死闘の末、ミリが溝口に捕らえられてしまいます。宮本は彼女を助けるため、姿を溝口の前に現わし、バズーカ砲を食らいます。溝口は宇宙船の使い方を知るため、瀕死の宇宙人を拷問しますが、答えは得られません。ミリは宇宙人が死んだ後の未来のことを溝口に話しますが、溝口は戦争なら儲かりそうだと笑います。宮本はミリから貰っていた時間進行を遅らせる装置のおかげで生き延びていて、溝口から宇宙人とミリを助け出し、溝口も人質として連れていきますが、途中で溝口に逃げられ、宮本とミリは離ればなれとなり、ミリは一人で宇宙人を抱いてヘリポートに辿り着きます。瀕死の宇宙人を見て、やはり未来は変えられなかったとミリは泣きますが、追い付いた宮本に励まされ、また勇気を取り戻します。宮本が目の前に現れた溝口を射殺して復讐を果たすと、突然ジャンボジェット機が浮上し、それが宇宙船に変身して、中から現れたダグラは瀕死のダグラをミリから受け取り、ミリに感謝します。そして宇宙船は空へ飛翔し、巨大なマザーシップへ取込まれ、マザーシップは時空の穴の中に消えていきます。ミリの体は薄れ始め、ミリは宮本に「ありがとう」と言う口元を見せながら、宮本の前から姿を消します。宮本は殺人稼業から手を洗いますが、直後にかつての敵の生き残りの銃弾を浴びます。が、胸ポケットに入っていた金属板が弾を止めていて、ミリが宮本の命を救うため、未来からもう一度来てくれていたことに宮本は気付くのでした。
スピーディーなストーリー展開、幻想的な風景と「マトリックス」ばりのアクションシーンは期待に違わぬものでした。ミリ役の鈴木杏も魅力的で、姿の薄くなっていく彼女の振り向いた姿勢での姿が美しく、泣きそうになってしまいました。山崎監督作品はこの作品を含めて4作品全部見てきましたが、外れは一つもありませんでした。今年公開されるという新作が今から楽しみです。
未来の戦闘シーンとタイムマシンに飛び込む人。そして「2002年10月19日」の字幕。密輸入してきた子供たちを中国人から日本人が受け取ろうとする現場を襲った宮本(金城武)は、密輸船を爆破し、男たちを皆殺しにし、残した一人に、ここで取引をするなとボスに伝えろと命じて、子供たちを解放、金も奪おうとしますが、突然現れた少女ミリ(鈴木杏)に邪魔され、宮本が追い続けていた溝口(岸谷五朗)に金を横取りされます。宮本はミリを家に連れ帰りますが、ミリは2日後に人類が滅亡する原因となる事件が起きると言います。宮本が相手にせずにいると、ミリは遠隔操作の超小型爆弾を宮本に首に貼付け、言う事を聞かせます。ミリは地球にやってくる宇宙人のダグラをやっつけるため、自分は82年後の未来からやってきたと言いますが、最初に地球にやってきたダグラは既に国立宇宙開発研究所に運ばれていました。「2002年10月21日」の字幕。宮本らは研究所に侵入し、宇宙人を発見しますが、それはダグラではなく、故郷に帰りたがっている瀕死の宇宙人でした。そこへ溝口がやってきて、金儲けのために宇宙人を奪い、研究所を爆破したため、宮本は大ケガをし、ミリに助け出され、やっとミリの話を信用するようになります。テレビのニュースキャスターが次々に「ゲートを返せ」と無意識で話し出す事件が起こり、宮本らは溝口が宇宙人をさらったことが、未来に宇宙人が人類を滅ぼす原因となったことを知ります。宮本はミリに、自分が幼い頃、大陸でマンホールの中に住んでいて、仲間たちを溝口がさらって売ったことを話し、その復讐のために生きていると言います。溝口の居場所が分かると、宮本らは武器を調達して、バイクで出発します。「2002年10月22日未明」の字幕。溝口は中国人の親分に反旗を翻し、親分を部下ともども皆殺しにします。宮本らは溝口のアジトである輸送船に侵入しますが、監視カメラですぐに見つかり、死闘の末、ミリが溝口に捕らえられてしまいます。宮本は彼女を助けるため、姿を溝口の前に現わし、バズーカ砲を食らいます。溝口は宇宙船の使い方を知るため、瀕死の宇宙人を拷問しますが、答えは得られません。ミリは宇宙人が死んだ後の未来のことを溝口に話しますが、溝口は戦争なら儲かりそうだと笑います。宮本はミリから貰っていた時間進行を遅らせる装置のおかげで生き延びていて、溝口から宇宙人とミリを助け出し、溝口も人質として連れていきますが、途中で溝口に逃げられ、宮本とミリは離ればなれとなり、ミリは一人で宇宙人を抱いてヘリポートに辿り着きます。瀕死の宇宙人を見て、やはり未来は変えられなかったとミリは泣きますが、追い付いた宮本に励まされ、また勇気を取り戻します。宮本が目の前に現れた溝口を射殺して復讐を果たすと、突然ジャンボジェット機が浮上し、それが宇宙船に変身して、中から現れたダグラは瀕死のダグラをミリから受け取り、ミリに感謝します。そして宇宙船は空へ飛翔し、巨大なマザーシップへ取込まれ、マザーシップは時空の穴の中に消えていきます。ミリの体は薄れ始め、ミリは宮本に「ありがとう」と言う口元を見せながら、宮本の前から姿を消します。宮本は殺人稼業から手を洗いますが、直後にかつての敵の生き残りの銃弾を浴びます。が、胸ポケットに入っていた金属板が弾を止めていて、ミリが宮本の命を救うため、未来からもう一度来てくれていたことに宮本は気付くのでした。
スピーディーなストーリー展開、幻想的な風景と「マトリックス」ばりのアクションシーンは期待に違わぬものでした。ミリ役の鈴木杏も魅力的で、姿の薄くなっていく彼女の振り向いた姿勢での姿が美しく、泣きそうになってしまいました。山崎監督作品はこの作品を含めて4作品全部見てきましたが、外れは一つもありませんでした。今年公開されるという新作が今から楽しみです。