オリヴァー・ストーン監督・共同脚本の’04年作品『アレキサンダー』をWOWOWシネマで見ました。アンソニー・ホプキンスが語り部となって、アレキサンダーの一生を語っていく形になっていましたが、登場人物が錯綜していて、よく理解できず、また時間も3時間ほどもあり、途中で先を見るのを断念してしまいました。アレキサンダーの母役でアンジェリーナ・ジョリーが出演していました。
また、NHKプレミアムで、フランシス・フォード・コッポラ監督・共同脚色(2部だけ共同製作)の’72年、’74年作品『ゴッドファーザー』2部作を久しぶりに再見しました。第一部の数々の殺しの場面は今見ても迫力満点で、特に主人公を狙う暗殺者の走る足許を撮ったショットと、狙撃される瞬間を真上から撮った俯瞰ショットは印象的でした。また、ニーノ・ロータの音楽(『ゴッドファーザーの愛のテーマ』だけでなく、第二部の「ミレドシラシドレーラミー、ミレドシラシドミーレシー」も)の音楽の素晴らしさも再認識しました。
また、WOWOWシネマで、ロバート・ゼメキス監督の’80年作品『ユーズド・カー』を見ました。通りに面して向かい合い、中古車販売を競うヒュークス兄弟(ジャック・ウォーデンが二役)。弟のロイは兄のルークに心臓発作を起こさせ、実質的に殺してしまいますが、ルークに雇われていたルディ(カート・ラッセル)が死体を隠し、ロイとの中古車販売争いに臨みます。やがてルークの娘のバーバラが現れ、ルディは彼女とセックスをする仲となりますが、ルークが死んでいるのを知ったバーバラは、それを隠していたルディを解雇します。ロイはバーバラが作ったCMのフィルムを手に入れ、加工し、「並べたら1.6キロに及ぶ車がお待ちしています」と発言しているように見せかけ、それがテレビで放映されると、すぐに詐欺罪で彼女を訴えます。彼女のピンチを知ったルディは、ノミ屋での賭けで勝ってもうけた大金を自分が政治家になるために使うのをやめ、バーバラのために、並べたら1.6キロに及ぶ中古車をそろえ、バーバラの店へ向けて出発します。疾走する260台あまりの中古車。ロイはそれを阻止するために、荷台に乗っていたルークめがけて襲いかかりますが、結局敗れ、バーバラは無事、裁判に勝ち、ルディとも仲直りするのでした。ラストでルディが疾走する車の上を次々に辿っていくところは、『北国の帝王』のパクリ(オマージュ)でしたが、そのスタントぶりは迫力満点でした。役者の選択にもセンスをあると思いました。
また、WOWOWシネマで、塩田明彦監督・共同脚本の’14年作品『抱きしめたい---真実の物語---』を見ました。
“この物語は実話に基づく”の字幕。舞台は雪の北海道。交通事故に会い、半身マヒと記憶障害に悩む若い女性ツカサ(北川景子)と若いタクシー運転手マサミ(錦戸亮)が周囲の心配を克服し、妊娠を果たし、結婚式を挙げ、男の子ナゴミを授かりますが、出産直後に1万人に1人という難病にツカサがかかり、亡くなります。マサミは幼いナゴミを抱えて、今でもツカサを愛していると思うというところで映画は終わります。マサミの同僚でハワイに渡り、家庭を持つタクシードライバーを上地雄輔さん、ツカサのボランティアの仲間を平山あやさん、マサミの元カノを佐藤江梨子さん、ツカサの母を風吹ジュンさん、マサミの母を角替和枝さんが演じていました。
また、WOWOWシネマで、アルフレッド・ヒッチコック監督の’41年作品『断崖』も久しぶりに再見しました。ちゃんとした職につかず浪費癖がある新婚の夫(ケイリー・グラント)が、親友の不慮の事故での死亡の現場にいたのではと思い、また自分を毒殺するのではと疑う妻(ジョーン・フォンテーン)が主人公で、時々現れるロングショットが印象的でした。
また、WOWOWシネマで、トッド・ヘインズ監督・原案・共同脚本の’07年作品『アイム・ノット・ゼア』も見ました。“ボブ・ディランの音楽と彼の多様な人生に触発されて”という字幕で始まるこの映画は、ボブ・ディランを象徴とする6人の人物を巡る物語で、その1人をケイト・ブランシェット、またなぜかビリー・ザ・キッド役をリチャード・ギア、インタビューされるフォークソング歌手をジュリアン・ムーアが演じ、非常に難解な作りをした映画でした。
また、WOWOWシネマで、アーヴィン・S・ヤーワースJr監督の’58年作品『マックィーンの絶対の危機(ピンチ)』も見ました。スティーヴ・マックィーンの初主演作で、隕石とともに宇宙からやって来たゼリー状の怪物が次々と人を襲うというストーリーで、マックィーンののタフさが見てとれる映画でした。
また、NHKプレミアムで、フランシス・フォード・コッポラ監督・共同脚色(2部だけ共同製作)の’72年、’74年作品『ゴッドファーザー』2部作を久しぶりに再見しました。第一部の数々の殺しの場面は今見ても迫力満点で、特に主人公を狙う暗殺者の走る足許を撮ったショットと、狙撃される瞬間を真上から撮った俯瞰ショットは印象的でした。また、ニーノ・ロータの音楽(『ゴッドファーザーの愛のテーマ』だけでなく、第二部の「ミレドシラシドレーラミー、ミレドシラシドミーレシー」も)の音楽の素晴らしさも再認識しました。
また、WOWOWシネマで、ロバート・ゼメキス監督の’80年作品『ユーズド・カー』を見ました。通りに面して向かい合い、中古車販売を競うヒュークス兄弟(ジャック・ウォーデンが二役)。弟のロイは兄のルークに心臓発作を起こさせ、実質的に殺してしまいますが、ルークに雇われていたルディ(カート・ラッセル)が死体を隠し、ロイとの中古車販売争いに臨みます。やがてルークの娘のバーバラが現れ、ルディは彼女とセックスをする仲となりますが、ルークが死んでいるのを知ったバーバラは、それを隠していたルディを解雇します。ロイはバーバラが作ったCMのフィルムを手に入れ、加工し、「並べたら1.6キロに及ぶ車がお待ちしています」と発言しているように見せかけ、それがテレビで放映されると、すぐに詐欺罪で彼女を訴えます。彼女のピンチを知ったルディは、ノミ屋での賭けで勝ってもうけた大金を自分が政治家になるために使うのをやめ、バーバラのために、並べたら1.6キロに及ぶ中古車をそろえ、バーバラの店へ向けて出発します。疾走する260台あまりの中古車。ロイはそれを阻止するために、荷台に乗っていたルークめがけて襲いかかりますが、結局敗れ、バーバラは無事、裁判に勝ち、ルディとも仲直りするのでした。ラストでルディが疾走する車の上を次々に辿っていくところは、『北国の帝王』のパクリ(オマージュ)でしたが、そのスタントぶりは迫力満点でした。役者の選択にもセンスをあると思いました。
また、WOWOWシネマで、塩田明彦監督・共同脚本の’14年作品『抱きしめたい---真実の物語---』を見ました。
“この物語は実話に基づく”の字幕。舞台は雪の北海道。交通事故に会い、半身マヒと記憶障害に悩む若い女性ツカサ(北川景子)と若いタクシー運転手マサミ(錦戸亮)が周囲の心配を克服し、妊娠を果たし、結婚式を挙げ、男の子ナゴミを授かりますが、出産直後に1万人に1人という難病にツカサがかかり、亡くなります。マサミは幼いナゴミを抱えて、今でもツカサを愛していると思うというところで映画は終わります。マサミの同僚でハワイに渡り、家庭を持つタクシードライバーを上地雄輔さん、ツカサのボランティアの仲間を平山あやさん、マサミの元カノを佐藤江梨子さん、ツカサの母を風吹ジュンさん、マサミの母を角替和枝さんが演じていました。
また、WOWOWシネマで、アルフレッド・ヒッチコック監督の’41年作品『断崖』も久しぶりに再見しました。ちゃんとした職につかず浪費癖がある新婚の夫(ケイリー・グラント)が、親友の不慮の事故での死亡の現場にいたのではと思い、また自分を毒殺するのではと疑う妻(ジョーン・フォンテーン)が主人公で、時々現れるロングショットが印象的でした。
また、WOWOWシネマで、トッド・ヘインズ監督・原案・共同脚本の’07年作品『アイム・ノット・ゼア』も見ました。“ボブ・ディランの音楽と彼の多様な人生に触発されて”という字幕で始まるこの映画は、ボブ・ディランを象徴とする6人の人物を巡る物語で、その1人をケイト・ブランシェット、またなぜかビリー・ザ・キッド役をリチャード・ギア、インタビューされるフォークソング歌手をジュリアン・ムーアが演じ、非常に難解な作りをした映画でした。
また、WOWOWシネマで、アーヴィン・S・ヤーワースJr監督の’58年作品『マックィーンの絶対の危機(ピンチ)』も見ました。スティーヴ・マックィーンの初主演作で、隕石とともに宇宙からやって来たゼリー状の怪物が次々と人を襲うというストーリーで、マックィーンののタフさが見てとれる映画でした。