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ポール・ヴァンホーヴェン監督『ショーガール』その3

2017-06-26 04:59:00 | ノンジャンル
 また昨日の続きです。
 クリスタルに皮肉を言うノエミ。モリーに「あなたの言う通りだった」。ケイ「ショーよ! 行って!」。
 ショーが始まる。娘のことで悪口を言われたダンサーが、ビー玉を舞台に転がす。それで転ぶ、さっき娘の悪口を言ったダンサー。
 「脚が……」「原因はこれだ。可哀そうに」「全治3か月だ」。ノエミに「お母さんが来てるぞ」。前の職場の巨乳ダンサー、ヘンリーとアルが来ている。アル「ここの仕事、楽しいか?」「あんたがいなくなって淋しいわ」「ショーを見たけど良かったよ。頑張れよ」。(中略)
 ノエミ、ザックの車に乗っている。「こんな車、初めて」。
 ザックの家。シャンパン。「クリスタルは好き?」「シャンパンの銘柄にはこだわらない」「いく時のあなたが好き」。ノエミ、全裸になりプールへ飛びこむ。噴水が出る。ザックも全裸になりプールへ。プールで乾杯し、抱き合い、キスし、ノエミ、潜り、フェラ。プールの中でセックス。激しく動くノエミ。ザックがイッた後キスする2人。
 「帰るなよ」「もう朝よ。タクシーが来るわ」「新しい代役がある。正午にオーディションだ」。
 タクシーで自宅へ。モリー「朝帰りね。ザックにあまり深入りしない方がいいわ」。
 オーディション。ザック、クリスタルに「君はもう若くない」クリスタル「くそったれ」。1人で踊るノエミ。「あの子とやったのね」「嫉妬で狂ったか? 図星だろ?」。クリスタル、去る。
 「代役を狙って彼と寝たわね」「いろんな才能をお持ちね」と他のダンサーの冷たい目。
 ノエミ「今朝までオーディションがあることは知らなかった」クリスタル「ネイルは負けるわ」「いつかしてあげる」「優しいのね。友だちだから? でもどうしよう。私の年にあなたのようなネイルは合わないわ。娼婦のネイルね」。ノエミ、去る。
 ネオンを浴び、屋上で食事をするノエミ。
 舞台上にジェームズ。ヤジとブーイング。舞台を降りたジェームズにノエミ「素敵だった」「何しに来た? 俺はクソアマと結婚する。妊娠したんだ。踊りも諦める。雑貨屋でもやる。ベビーフードも安く手に入るしな」。ノエミ、ジェームズの頬にキス。(中略)
 「クリスタルが弁護士を立てて来た」。
 クリスタルとその取り巻き。「ネイル、してくれる?」。
 ショー。クリスタル、ノエミとのからみで、彼女を押し倒す。挑発するクリスタル。ショーの後、ノエミはクリスタルを階段で押し、クリスタルは階段を転がり落ちる。
 ストレッチャーに乗せられるクリスタル。
 「軽い脳震盪、それに骨盤を複雑骨折」「しかしショーは続けねば」「復帰させるには1年かかる」ザック「方法は一つだ。ここはベガス。賭けるんだ」。
 「新しい女王、ノエミ・マローン!」の呼び出し。挑発的に踊るノエミ。ザック微笑む。拍手喝采。
 インタビューを受け、絶賛されるノエミ。ザックとキス。
 「君のためのパーティに。アンドリュー・カーヴィーも来る」とザック。(中略)
 パーティでも注目の的のノエミはティアラをもらう。モリーはアンドリューを紹介される。“ノエミ・マローン 女神”と仕掛け花火。
 ザックとノエミはメローなダンス。一方、モリーはアンドリューに連れられ別室に行くと、男2人が待っていて、暴力を振るわれ、レイプされる。傷だらけの体で現れるモリーは倒れる。
 医師「ショック状態で、鎮静剤を打ってある。鼻の骨折、膣に裂傷」(中略)
 ノエミ、警察に電話をしようとすると、ザック「やめろ、ポリー。なぜ分かったかって? クラブで逮捕されたときに指紋を照合したのさ。本名ポリー・コステロ。父は妻を殺し自殺。’90年12月に里親の許から逃亡。デンバーで逮捕。容疑、売春。サンホゼでも逮捕。容疑、売春。シャイエンでも逮捕。容疑、売春。クラック、コカイン、武器を使った暴力。どうして客を取るのをやめた?」「生きるためよ」(中略)「アンドリューはスターだ。いずれここにも出る。モリーにはブティックを開く金を渡そう。君の値段は?」「50ドル、時に100ドル」「安すぎだな」。ノエミ、ザックの顔に唾を吐きかけて去る。「褒めたんだぞ」。(中略)
 アンドリューの許を訪れたノエミはナイフで脅し、コテンパンに蹴っ飛ばす。(中略)
 薬のせいで眠っているモリーに「モリー、カーヴィーに会ってきた。死ぬほど蹴とばしてきた。好きよ」と涙ぐむ。
 ノエミ、クリスタルの病室も見舞う。「私も昔同じことをして役をつかんだ。そろそろ引き際だった。キスして。お別れね」と帽子をノエミに被せる。
 ノエミ、ヒッチハイク。「お前、ついてるぞ。ギャンブルに勝ったのか? 何を手に入れた?」「自分よ」とナイフを取り出す。「スーツケースを返して」。“ノエミ・マローン 女王”の看板を映したカメラが上がっていき、映画は終わる。

 見ていてヒリヒリするような皮膚感覚を覚えた映画でした。演出がすごいと思います。