父がお世話になっている施設のお茶の時間にピアノを弾きに行かせてもらいました。
聴いてくださる方が、おとしよりなので、今回は唱歌をピックアップしました。
浜辺の歌、茶摘み、ふるさと、夏の思い出、ミカンの花さく丘
そして最後は
職員の皆様にも入ってもらって瀬戸の花嫁を歌いました。
なんで最後をこの曲にしたかというと
終わりの歌詞が
とうさん かあさん 大事にしてね
だからなのです。
果たして心に響く音色で演奏できたのか?
みんな歌ったことのある曲しかも、
選んだ曲は、楽しい思い出がつまっていそうな曲をえらんだこともあり
おとしよりの皆さんは懐かしんでくださり、楽しかったと言ってくださいました。
そしてあらためて日本のうたはすばらしい。
日本人に生まれてよかったです。
じつは、以前にも書きましたが、わたしは、人前で話をするのは平気ですが、人前でピアノを弾くのは苦手です。緊張してしまうのです。他の方からみたら、初見で弾くことができるぐらいのレベルでなにを悩むのか、不思議でしょうが、私にとってはとても難しいことなのです。
おそらく練習という裏付けがないせいもあります。そう、今ある自分は、過去に自分が積み上げてきたものの上にあり、今できないことは、すべていままでの自分のせいなのです。
もう人生の後半にさしかかり、これからの自分のために、今の自分がどうあるべきか考え行動したい。切実に感じます。