男女共同参画を実現するために大切なことはいろいろあると思います。
女性の社会進出をすすめようという動きがあるのは良いことですが、その前に考えていただきたいことがあります。
お手洗い(といれ)の問題です。
最近いす式のトイレがほとんどになってきました。男性は、いす式の時は、便座を上げて立ったまま用を足すことができますが、その場合は、トイレが汚れることが多くなります。我が家では男性にも座って用を足してもらうようお願いしています。
最近、トイレを汚して平気で立ち去るひとが多いと聞いたことがあります。特に男性に多いのです。汚して平気でいるというのは、小さいころから、お手洗いのお掃除をしたことがないからではないでしょうか?
汚いものに触るのがいやでは困ります。自分がお掃除をする立場になれば、おのずと使い方にも気を配ることができると思います。
お掃除は男性も女性もできることです。自分が汚したときは後に入る人のために、きれいにして出てほしいと思います。
男の子を育てているお母さんにお願いしたい。
男の子を甘やかしてはいけません。汚いものでもちゃんと処理できるようにしつけることが大切だと思います。綺麗になるととても気持ちが良いという経験をさせてあげてほしいのです。そのあとは自然に自らできるようになると思います。
介護にかかわる立場になって実感するのですが、大事な時に男の人は役に立たず、女の人の負担の方が多くなっている現状をまのあたりにしています。日ごろ家事と育児にたずさわっていないからなのです。男性も女性並みにお世話ができる状況であるならば育児や介護の負担は軽減するのです。
家事は女性の仕事、介護は女性の仕事と言われる時代はおわりました。これからのひとは、男女関係なく、家事がこなせるようになっていただきたいと思いますし、そういうふうに育てる必要があります。男女共同参画の実現は、子育てが深くかかわっていると思うのですがいかがでしょうか?
一昨日実家に帰り、実家のトイレをお掃除しました。きれいになるととても気分が良いです。