大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

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日本語版新聞紹介

年寄りは、みんな怒っている。

2008-04-21 | 市民のくらしのなかで

  20日・近所の老人会の総会があった。

参加者は、「後期・・・・・・・」の名前も、中味もむちゃくちゃだと みんな怒っていた。

 

 後期高齢者医療制度 “導入戦犯”は 

 

                       自民・公明

 

              06年国会 渦巻く抗議の中


 七十五歳以上を差別する後期高齢者医療制度に「だれがこんな制度をつくったのか」と怒りの声があがっています。制度の“導入戦犯”は、自民、公明の与党です。お年寄りの「医療費削減」を目標にした法案をつくりあげ、強行したのです。


 七十五歳以上の全員からの保険料徴収、保険料は年金から天引き、保険料滞納者からは保険証を取り上げ、資格証明書を発行、年齢で差別する医療内容…。後期高齢者医療制度で行われるこれらの政策はすべて、二〇〇六年六月に成立した医療改悪法に基づくものです。

反対の声無視

 改悪法には二年間の準備期間を設け、〇八年四月から後期高齢者医療制度を実施することを盛り込みました。自民、公明は、自治体首長、医師会関係者らが「国民の健康、医療格差を拡大する計画だ」と反対する声を押し切って強行したのです。

 医療改悪法が衆院で審議入りしてわずか一カ月余の〇六年五月十七日の衆院厚生労働委員会。国会前には医療関係者や患者など約三百五十人が座り込み、委員会室にも数十人が傍聴席につめかけていました。そうしたなか与党は「社会保障制度が充実していると過度な期待を国民に抱かせてはならない」(自民・北川知克議員)、「審議も機が熟してきた。ぜひ法案の処理を進めるべきだ」(公明・福島豊議員)と主張し、審議を一方的に打ち切って強行採決しました。

推進役を誇示

 参院の審議も十分尽くされませんでした。野党の追及で問題が次々明らかになってきたのに、〇六年六月十三日の参院厚労委で山下英利委員長(自民)が野党議員の厳しい抗議のなか、突然審議の打ち切りを宣言。与党は「必要不可欠な改革だ」(自民・中村博彦議員)と述べ、可決したのです。「後期高齢者医療制度は医療費の適正化のためにつくられた制度。七十五歳以上の医療は“みとり”の医療だ」(自民・西島英利議員、同年五月二十三日の参院厚労委)というのが理由です。医療改悪法が成立した翌日の公明新聞(〇六年六月十五日)は「『国民皆保険』の信頼守る」「公明党の主張を随所に反映」と同党が“推進役”になったことを誇示しました。

 自民、公明が医療改悪法に基づいて実施した後期高齢者医療制度は、橋本内閣時代から政府・与党で検討されてきたもの(別表)。弱肉強食の「構造改革」の推進を掲げた小泉内閣以降、「改革試案」「政府・与党大綱」、法案として具体化が進められました。

 昨年の参院選後、与党は保険料の一部凍結などを行いましたが、それも制度を「円滑に施行するため」(与党合意)のもの。制度そのものを中止するつもりはありません。まさに、自民、公明こそ後期高齢者医療制度を導入し、推進した張本人です。


差別医療追及し反対 共産党

 日本共産党は〇六年の国会で、後期高齢者医療制度が高齢者を差別する医療であることを批判する論戦を展開しました。

 衆院厚労委では、高橋千鶴子議員が健保の扶養家族から保険料を徴収する問題や、滞納者への資格証発行問題を徹底的に追及しました。

 参院厚労委では、小池晃議員が、制度が「保険料引き上げか、給付の抑制か」を迫る「うば捨て山」制度であることを暴露。診療報酬を七十五歳で差別することの問題や、運営主体となる広域連合の運営が非民主的になる危険性を追及し、法案に反対しました。

 法律成立後は、具体化を許さないための論戦や、運動を幅広い団体と協力しながら展開。今年二月には民主党、社民党、国民新党とともに廃止法案を衆院に提出しました。

表

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退職された。第1報

2008-04-21 | ドイツの友人からのメール

 大橋様、

お元気でしょうか?
私のほうは徐々に時差ぼけが直ってきています。

( 退職後2週間ほど日本・ハワイなどを回って帰った直後だったようです。)

 明日から世界最大の産業見本市、と呼ばれているハノーバーメッセが開かれ、今年のパートナー国が日本のため、多くの日本企業が参加するようで、安部前総理大臣も来るとの事です。

 テーマ年金ですが、
年金生活者、に自分もなったのですが、今まで余りお付き合いが無く、そういうのは遠い話と思い、働いているときにお世話した人達は年金生活者の長老たる要介護の人達で、こちらから、はいこうしましょうと,することを設定し、やる気になってもらわないといけない。
 では皆さん年金後どういった生活をしてらっしゃるのか?と。
で、その気になって注意して見ると、毎日結構、熟年期を扱った記事が新聞紙上に出ています。
勝手なもので自分がその年代になる前は平気で、年金生活者、とか老人とか呼んでいたのに、今はハッとそこで気になり、どういう風に呼ぼうかとあれこれと迷ってしまう。どれもストレートすぎて嫌だ。
 
 60歳プラス、とか熟年期世代とか、でも内容は同じこと。慣れないといけない。私は老齢期に入り、年金をもらっている、もうどこの社会でも正規に雇ってはもらえない。
いわば社会からはずされてしまった。あとはこの身をいかに人様に迷惑をかけず始末するか、が目標だ・・・・と言い聞かせてはみますが
 
で、今日の新聞の内容は:
経験しましょう、と言う会があるそうです。
 80歳の方が中心になって、約50人ほどの地域の60歳プラスのジェネレーションが集まっている。
今回は町のエネルギー工場(ENERCITY・エネルシティ)を訪問し,説明を聞いたり質問をしたりした。
“ソラーエネルギーの余剰はどのようにされているのか?”暖房のマテリアルとして新しく登場した木屑から作られたペレットについてどう考えるか? 値段が上がりつつあるように聞いているが将来性は?“
エネルギー料金の今後の見通しについて真剣な質問をする場を設定したSさんは毎週このような興味のある話題について話し合いの機会を設けるようにボランティアでがんばっていると言う。
 市長とのディスカッション、医者、歴史家など専門家の話を聞く、話を聞くだけのグループではなく積極的に質疑応答をするがモットーの“熟年期の気さくな集い”だ。
次回の予定はニーダーザクセン州の経済監査局をおとずれ,エキスポの敷地の今後の利用予定などを聞く予定と歴史政治学者L氏からナショナルソーシャリスムスが台頭した時期のドイツ人は受身過ぎたのではないか、と言う観点で話を聞く予定。
 このグループは約12年前に、市の“老人援助”企画の補助を受け、年をとっても政治に無関心でいないこと!というモットーで今日まで運営されてきた。
秋にはポツダムへの小旅行が企画されている。そこで、ドイツ連邦軍をほうもんする予定だ。
 
 もう1件の記事は50歳以上の人の運動不足をどうするか,各医療保険や地域の団体の各種の運動サークルの紹介を徹底するプログラムを作っていると言う。結構なことだ。またこの年代の人に不足している、各種予防接種についても、関心を呼び起こし、積極的に予防注射を促すと言う。
 
 それからオペラ座に40歳以上を対象にしたバレエの練習講座が開かれていて、高齢者も交え、熱心に練習、夏に一度発表会があるとの記事。オペラ座の舞台で。
 
 そうでなくても、あちこちにウオーキング、ジョッキング、マラソン、登山の会があふれている。
 今までと異なった人口別年齢層図が出来上がってくる上に、戦後の皆さんは平和の中でいい意味でも悪い意味でも“自己”を中心に生きてきたので、これからはこの”年金受給者“層が一つの社会を形成していくと思う。
  ドイツの人口: 8,250万人     そのうち65歳以上:1,440万人(17,6%)
 
 年金制度
年金受給は普通男性65歳、女性63歳。
1947年以降に生まれた人はスライドし式に受給年齢が遅くなり、最終的には67歳が年金開始の年齢となる。
 
 それ以前は女性は60歳が定年であった。私の生まれた年代から63歳となった。
しかし、ある一定の年金の減額を承知するのであれば60歳を過ぎ、63歳未満であっても年金を受け取れる。
そのほかにも例外はいっぱいある。
しかし、以前の景気が良かった時代には男性でも58歳で年金生活を送れるような制度を作っていた。
そして若い人に職場を提供しようと言う試みだったようだ。
 または55歳で失業した人には失業保険の代わりに早期に年金が支払われる制度もあったようである。
だから、ドイツ人は家庭を美しくするためには、本当に芯からがんばって夫婦して協力するタイプなので、日曜大工用品から園芸用品からが大いに繁盛した。55歳~65歳はまだまだ働く意思も力も十分ある上、昔とった杵柄、でそれそれがその道のマイスターだから家中、それこそ床をカーペットからパーケット(フローリングと言うのでしょうか?床板のこと)に代える、壁紙を新しくする、いやうちのお父さんはバスルームを改装した、タイルがどこそこで安売りしててね、と言う話になる。
前に住んでいた家の隣の人もその一人だ。
芝の手入れは、まるで虫眼鏡で這って調べたのかと思うほどに雑草が生えていず美しくしてある、植垣は何時も一直線に刈られている。主婦であるAさんはしっかり掃除をし、窓ガラスをピカピカに磨き、カーテンを美しくヒダを一定にとってぶら下げるのに苦労している。
 今日は“あの展示会へ行って、新しいアイロンセットを買ったのよ。”とか”XX会社のお鍋は無水鍋以上、あれで炊くとおいしい!”とか”H 会社がセールスに来るの。パーティするから来てね。“
タッパーの販売の様に、ここでは掃除用の雑巾が販売された。さすがだ。
 
以上です。

 

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