大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

中国・人民網日本語版 2014年07月04日08:47 より 転載、 「日本人戦犯の犯罪の証拠や物品」もある。

2014-07-04 | 世界の変化はすすむ

中央公文書館、日本人戦犯45人の自筆供述書を公表

 

中央公文書館(中央檔案館)の李明華・副館長は3日午前10時、国務院新聞弁公室の記者会見に出席し、中央公文書館がインターネットで「日本人戦犯の中国侵略犯罪の供述書」を公表したことを説明し、記者の質問に答えた。会見の内容は以下の通り。人民網が伝えた。

中央公文書館が収蔵する日本人戦犯の捜査・審査・処理の関連資料は主に、紙面・写真・実物・録音・映像の5種類を含む。資料は内容別に、「日本人戦犯の事件捜査記録」「日本人戦犯の犯罪の証拠や物品」「日本人戦犯の帰国後の活動記録」に分けられる。

まず、「日本人戦犯の事件捜査記録」。日本人戦犯の記録は一戦犯一案件ごとにまとめられ、日本人戦犯1109人と案件3000件余りを含む。記録には、捜 査関連の法的文書と犯罪認定の資料や証拠が含まれる。それぞれの案件の記録は、戦犯の追及のための受理書や捜査についての総括意見書、戦犯による口述・記 述とその中国語訳、犯罪の要点を記した記録、検挙資料、告訴資料、犯罪調査表などからなる。起訴を受けた日本人戦犯45人の捜査案件は300件余りで、戦 犯自身による口述や記述、そのほかの検挙材料や告訴資料、検察機関や捜査機関の法的文書などが含まれる。

次に、「日本人戦犯の犯罪の証拠や物品」。侵略日本軍の犯罪に対する被害者の告発書、証拠、調書などを含む。肩章や襟章などの日本人戦犯の記章、日本軍の 細菌製造用のネズミ飼育カゴや細菌弾の破片、法庭尋問の録音、犯罪を裏付ける写真とそのネガ、日本人戦犯の管理・審判・釈放を記録した録音と映画「人道的 寛待」(人道と寛恕)、釈放された日本人戦犯の送った錦の旗などがある。。

最後に、「日本人戦犯の帰国後の活動記録」。資料の中心は写真で、「中国帰還者連絡会」(略称・中帰連)のメンバーの日本帰国後の生活とその後の中国訪問 交流活動の状況を示している。中帰連は、中国政府が釈放した日本人戦犯が帰国後の1957年9月に設立した民間組織。第2次大戦中に中国侵略に参加し、多 数の犯罪を行った人が、人道主義に立つ反省の上で、戦争に反対し平和と中日友好に貢献することを目的としている。

安倍内閣は発足後、事実をねじ曲げ、間違った情報を発信し、対外侵略と殖民の歴史を美化しようとしている。これは、歴史の正義と人類の良知を無視し、第2 次大戦の成果と戦後の国際秩序に挑戦を投げかけるものと言わざるを得ない。盧溝橋事件77周年を迎えるにあたって、中央公文書館は収蔵資料から、最高人民 法院(最高裁)の審判を受けた45人の日本人戦犯が自ら書いた供述書を選び、原文と補充、修正、追加を含め、さらに当時の中国語訳、英文要約を付け、国家 公文書局のウェブサイトで一般公開することとした。歴史的資料と当事者の記述によって、日本の中国侵略における数々の悪行や暴行、犯罪を否定する日本の右 翼勢力の嘘を暴き、日本の中国侵略中の人道・人類・文明に反する暴行を明らかにするためだ。

前事を忘れず、後事の師とする。歴史をしっかりと記憶し、これを鑑(かがみ)として初めて、戦争の悲劇が再演することを防ぎ、世界の恒久的な平和と安定を実現することができる。(編集MA)

「人民網日本語版」2014年7月4日

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする