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NHKの姿勢を疑わせる「事件」が起きていた。ベテラン俳優、宝田明さん(80)旧満州引き揚げ時の話・・

2015-01-24 | なんでこんなあほなことが

宝田明さん:反戦の訴え、NHK生番組で遮られ…

毎日新聞 2015年01月21日 15時56分(最終更新 01月21日 19時03分)

「あと10年もすれば戦争を体験した人たちはほとんどいなくなる。今やっておかねばならないことが、いろいろあるんじゃないか」と話す宝田明さん=東京都北区で、梅村直承撮影
「あと10年もすれば戦争を体験した人たちはほとんどいなくなる。今やっておかねばならないことが、いろいろあるんじゃないか」と話す宝田明さん=東京都北区で、梅村直承撮影

 ◇「人間として言うべきこと」

 お笑いコンビ「爆笑問題」のNHKでの政治家ネタの却下、昨年末の紅白歌合戦でのサザンオールスターズの演出……テレビと政治を巡る問題の議論がかまびすしい。実は昨年の衆院選のさなかにも、NHKの姿勢を疑わせる「事件」が起きていた。ベテラン俳優、宝田明さん(80)が「あの時は、俳優である以前に人間として感じていることを申し上げたのですが……」と振り返った。【庄司哲也】

 ◇「間違った選択しないよう選挙で…」にアナ「各自、思うところが」 旧満州引き揚げ時、頭に銃口、腹に銃弾受ける

 「『おや? 何か止められるような発言をしたかな』。あの瞬間に浮かんだのは、そんな疑問でした」。初主演作品「ゴジラ」(1954年)の公開当時のポスターを飾った東京都内の事務所。銀幕のスターらしい落ち着いた口調で宝田さんは語り始めた。

 その問題が起きたのは昨年12月3日、NHKの情報番組「ゆうどき」(午後4時55分~6時)への生出演時。「人生ドラマチック」というコーナー で、宝田さんは自身の近況や「ゴジラ」への思いとともに、幼少期を過ごした旧満州(現中国東北部)のハルビンでソ連軍の侵攻を受け命からがら日本に引き揚 げた体験を披露し、「戦争は人間の大罪」と語った。そして、女性アナウンサーから「戦争を全く経験していない世代に伝えたいことは」と問われると、こう述 べた。

 「無辜(むこ)の民が無残に殺されるようなことがあってはいけませんね。国家の運命というのは、たかが一握りの人間の手によってもてあそばれてい る運命にあるんですよ。だから間違った選択をしないよう、国民は選挙を通じて、そうではない方向の人を選ぶのか、あるいはどうなのか……」

 宝田さんが言葉を継ごうとすると、聞いていた男性アナウンサーが突然、「その辺は各自、思うところがあるでしょうから、個々の選択がありますけど ね……」と、制止するかのように割って入った。さらに「戦争を知っている世代として、これからもいろんな演技を見せていただきたいです。ありがとうござい ます」と、コーナー終了を“宣言”してしまったのだ。

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3月10日に、東京大空襲で10万人余の命が奪われてから70年になります。

2015-01-24 | 市民のくらしのなかで

東京平和祈念館建設早く

「すすめる会」が都に署名

 

 

写真

(写真)記者会見で東京都平和祈念館(仮称)建設の早期実現を訴える金子氏(左から2人目)ら=23日、東京都庁内

 「東京都平和祈念館(仮称)建設をすすめる会」(代表世話人=金子勝立正大学名誉教授ら4氏)は23日、戦争の悲惨さを伝える平和祈念館の早期建設を求める、名誉都民の山田洋次氏ら著名人95人の署名を、舛添要一知事あてに提出しました。

 今年はアジア・太平洋戦争終戦(1945年8月15日)の年の3月10日に、東京大空襲で10万人余の命が奪われてから70年になります。

 署名は、戦争の悲劇を繰り返させないため、内外に平和といのちの大切さを発信する拠点として一日も早い平和祈念館の建設を求めています。

 金子氏のほか柴田桂馬(東京原水協代表理事)、高岡岑郷=しんごう=(国民学校一年生の会事務局長)氏ら6人が、署名簿を生活文化局の鳥田浩平文化振興部長に手渡し、要望しました。

 提出後の記者会見で高岡氏は「(1993年の)基本構想懇談会の報告は超党派でまとめられたものです。その原点に立ち返って、戦争、とりわけ東京大空襲の体験者が生きているうちになんとしても実現させたい」と述べました。

 金子氏は「私たちと皆さんの共同で、一刻も早く東京都が世界中に平和を広げることができるようにご協力いただきたい」と語りました。

 署名した主な著名人(五十音順・敬称略) 池辺晋一郎(作曲家)、宇都宮健児(元日弁連会長)、大澤豊(映画監督)、小森香子(詩 人)、早乙女勝元(作家)、都丸哲也(元保谷市長)、羽田澄子(記録映画作家)、本間慎(フェリス女学院大学元学長)、松元ヒロ(コメディアン)、山崎朋 子(ノンフィクション作家)、山田洋次(名誉都民・映画監督)


 東京都平和祈念館建設構想 1979年に永六輔氏ら12氏が都知事選候補者に「空襲・戦災記念館」建設の要請書を送ったことを契機 に、多くの市民団体が要望を行い、92年に鈴木俊一知事が「東京都平和祈念館基本構想懇談会」を発足させました。94年に「東京都平和祈念館(仮称)」基 本計画を発表。99年の都議会本会議で「議会の合意を得た上で実施する」との付帯決議が採択されたため、建設は凍結されています。都は、約5000点の資 料を収集してきましたが倉庫に保管されたままになっています。広島・長崎など戦争の被害を受けた都市には公的な資料館が建設され、平和を訴えています。

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