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フランスの大デモ、現地の人の生の声が聞きたいと思っていたら、ドイツの友人から手紙がきました。

2015-01-14 | ドイツの友人からのメール

フランスの大デモ、現地の人のナマの声が聞きたいと思っていたら、ドイツの友人から手紙がきました。 その部分だけ紹介します。

 

パリ・バスチーユのデモは、さすがフランス革命の子孫!と思いました。

 

 新年に入っても、”腰を落ち着けようかな?”と思った冬将軍を、嵐が来て、追い出しているかのごとくに、チョット寒いかな?と1日思えば、翌日はもう、10度近かったり、鳥が、せいざい鳴いてくれ、春みたい!です。

 番狂わせで、日本の方へ、冬将軍出張でしょうか?



冬は来なくても、ゾクゾク、寒気のする恐ろしい事件が起きました。

身の毛のよだつような、パリでのテロ事件の後、”筆の自由を武器で押さえられない!”、と世界中の人々が立ち上がったようです。

パリ・バスチーユのデモは、さすがフランス革命の子孫!と思いました。

ドイツでも各地で、”私はチャーリー”のロゴを掲げイスラムのテロに反対しました。

ドイツではその前にPegida,と言う、反イスラムの組織がドレースデンを発端に各地に広まりつつありました。

この動きに対して、今回のイスラム・テロは、結構なお膳立てのように思われましたが、反対に、だからと言ってイスラムを排することには賛成できない、と「反ペギダデモ」が大きな動きをしてきています。

ペギダ運動を支持する人たちの中には、”我々は自分たちの故郷に対して、心配をしているだけだ。このまま、イスラム系の人々が流れ込めば、将来はドイツもイスラムの国となるだろう、
それをストップさせたいだけで、何も反・外国ではないし、人種差別をする気も無い”と言う人もいるようですが、なかなか、そんな素直なものではないでしょう。

メルケル首相も、イスラムはドイツの一部となっている。イスラムを極右テロ集団と、同一化してみて、反イスラムを唱える運動には賛成できない。断固阻止する、と声明を出しているようです。

昨日は、このハノーバーにもペギダの支部を作ろうと立ち上がりデモを企てたようですが、200人ほどしか集まらなかったそうです。それに対し、「ペギダの組織化反対・デモ」に集まった人の数は約2万人とか。

私は、よく思うのですが、一体「国とは何ぞや」、と。

大昔の話を、いまさらなんで、と思われても,実際に、アメリカにはインデイアンが差別されて生存し、アイヌも差別され、オーストリアの原住民もアマゾンの原住民も,その存続を”侵入者”に脅かされているのです。

イスラエル問題となると、もっと、もっと、複雑です。

動物たちが喋れるようなら、人間の浅ましさあつかましさをどういうことでしょう。

マッ、それはさておいても。今たくさんの難民が、(殆どイスラム教の人たちが)ドイツに来ています。

夫の働いていた病院は統合され、その空いた病院の建物に、約300人ほどのシリアの難民を、受け入れるそうです。こういった避難民受け入れの場所が、市内各所に設けられ、それでも、足りない、そうです。

今まで、特にこうした人たちへ嫌がらせをしたり、放火をしたりの犯罪行為までが、どういうわけか、旧東ドイツで、何度か起こっていました。
統一直後は、日本人が暴行にあったことも有り、今のペギダ騒動を見ても、東ドイツには、反外国、人種差別の根が深く潜んでいるような気がします。

これも、イスラム問題と同じで、全てをひっくるめて、一般化しては言えないでしょうが。

・・後略

 

皆さんはどう思われますか?

 

風刺画再掲載 “過激主義を拡大”

イスラム世界が非難

 

 

 【カイロ=小泉大介】仏の週刊紙シャルリエブドが14日にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を新たに掲載した特別号を発行したことについて、 イスラム世界から相次いで非難の声が上がっています。7日に同紙を標的とした襲撃事件が起きた際には多くのイスラム機関・諸国がテロ糾弾の立場を表明しま したが、風刺画再掲載により、国際的な「反テロ包囲網」に亀裂が生じかねない事態となっています。


 エジプトにあるイスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルは14日の声明で、風刺画再掲載について「憎むべき軽薄な言動」であり、イスラム教徒の 「憎悪をかき立てる」と批判。「預言者の慈悲と人間性は、道徳や文明とかけはなれた愚かな風刺画が与えるものよりはるかに偉大で気高い」と表明しました。

 アズハルはシャルリエブド銃撃事件についていち早く、「犯罪的な攻撃」であり「イスラムはあらゆる暴力を糾弾する」との態度を示していました。

 カタールの首都ドーハを拠点とする国際イスラム法学者連盟は、「風刺画再掲載は西欧が反イスラムの立場をとっているという考えに信ぴょう性を与えるもの」であり、「さらなる憎悪、過激主義、緊張をもたらすだろう」との声明を発表しました。

 イスラム教シーア派を国教とするイランの外務省報道官は、シャルリエブド銃撃事件を「イスラムの教えと完全に相いれない」と厳しく批判する一方、 風刺画再掲載について「表現の自由の悪用」と断言。「世界中のイスラム教徒の感情を傷つけ挑発するものであり、過激主義拡大の悪循環を生むものだ」と強調 しました。

 トルコ南部のディヤルバクル県の裁判所は14日、ムハンマド風刺画を転載したウェブサイトを閲覧禁止とするよう命じました。

 さらにシャルリエブド銃撃犯の両親の出身国アルジェリアでは、主要紙アッシュルークが14日付1面で、欧州などで反テロのスローガンとなっている「私はシャルリ」に対抗し、「私たちはみなムハンマド」の見出しを立てました。


 

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