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実際には2分以上も前から「“やばい”と認められる状況になっていた」(弁護団)

2017-09-03 | なんでこんなあほなことが

自衛艦「おおすみ」14年の衝突事件 音声記録で新事実

当直士官ら「やばい」

 

 海上自衛隊の大型輸送艦「おおすみ」(8900トン)が2014年1月15日、瀬戸内海の広島沖で釣り船「とびうお」(5トン未満)に衝突、船長と釣り客ら3人が死傷した事件。衝突直前の「おおすみ」の当直士官らのやり取りを記録した装置に、“衝突の危険”を実感させる「やばい」、「(衝突は)避けられん」などの発言が残されていたことが2日、関係者への取材で分かりました。


写真

(写真)海上自衛隊輸送艦「おおすみ」=2014年2月、広島県江田島沖

 記録装置は、簡易型艦橋音響等情報記録装置で、艦長、航海長などの当直士官らのやり取りを記録します。国交省の船舶事故調査報告書、海自の艦船事故調査報告書には同記録が記載されていますが、一連の発言は記載されていません。

2分以上も前に

 衝突事件の遺族と被害者による国家賠償請求訴訟の弁護団が、海自から同記録装置で記録された音声を取り寄せ、文字起こしによる解析で確認しました。

 問題になる発言は三つ。一つは午前7時57分40秒に記録されている「やばい」。二つは同7時59分06秒の「(衝突は)避けられん」で、三つは同7時59分30秒に再び発せられた「やばい」です。

 「おおすみ」が「はじめて衝突の危険を感じ」(海自事故報告書)た時間が、衝突(午前8時とされている)直前の7時59分37秒から38秒だったとされます。しかし、実際には2分以上も前から「“やばい”と認められる状況になっていた」(弁護団)ことを示しています。

漁船の位置把握

 「おおすみ」の操船ミスを裏付ける発言も確認しました。同艦が「とびうお」の正確な位置と最接近距離を把握し、その直後の午前7時56分30秒に「とびうお」の方位について「わずかに上る」とした発言です。

 海上衝突予防法では相手船の方位が「わずかに上る」ときは、「衝突するおそれがあると判断しなければならない」とあります。この時点で衝突する恐れがあったのです。

 弁護団は5日の口頭弁論での準備書面で告発する予定です。

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来年まで佐世保港にワスプと共に停泊し、米カリフォルニア州サンディエゴ海軍基地に移動する計画だ。

2017-09-03 | 韓国憲法前文・新尹大統領をおう!

米、日本に超大型上陸艦「ワスプ」を前進配置

登録 : 2017.09.02 04:55 修正 : 2017.09.03 08:23 

米国の超大型強襲揚陸艦のワスプ(LHD-1)//ハンギョレ新聞社

 米国の超大型強襲揚陸艦のワスプ(LHD-1)が先月30日、バージニア州ノーフォーク海軍基地を出港し、新しい母港である日本南部の佐世保港に向かった。米海軍は最先端F-35Bを搭載したワスプ艦の前進配置でインド・アジア太平洋地域で戦闘力が向上すると期待している。

 

 米海軍は同日、佐世保港に向かって出発したワスプが正規配備されたことで、同じワスプ級のボノム・リシャール(LHD-6)と任務を交代し、第7艦隊上陸軍の旗艦として活動する予定だと明らかにした。ワスプの日本到着日程は公開されなかった。ボノム・リシャールは2012年4月から佐世保に配備され、韓米合同上陸演習に数回参加しただけではなく、セウォル号の救助支援にも参加した。来年まで佐世保港にワスプと共に停泊し、米カリフォルニア州サンディエゴ海軍基地に移動する計画だ。

 

 

対中国・北朝鮮の前哨基地へと変わる岩国基地//ハンギョレ新聞社

 ワスプ級強襲揚陸艦7隻の一つであるワスプは長さ257メートル、幅32メートルで、昨年末6カ月間にわたる改良作業を経て、第7艦隊に合流の準備を終えた。米国が朝鮮半島の有事の際に緊急投入する次世代F-35Bライトニング2ステルス戦闘機はもとより、輸送及び攻撃ヘリコプターなど航空機31台を搭載できる。朝鮮半島有事の際、先に投入される日本沖縄第31海兵遠征隊所属の海兵隊約2200人を現地に送ると共に、火力を支援する任務を遂行する。

 

 特にF-35Bは今年1月、日本の山口県岩国基地の米海兵隊第121戦闘飛行大隊所属で配備され、第31海兵遠征隊とともに遠征作戦時の遠征攻撃団(ESG)の核心機能を果たす。同飛行大隊所属のF-35B4台は8月31日、グアムから出撃した米B-1Bの戦略爆撃機および韓国空軍F-15Kとともに江原道必勝射撃場で精密打撃訓練を行った。

 

 アンドリュー・スミス艦長は「我々の最先端の航空戦闘プラットフォームを前進配置した処置」だとしたうえで、「F-35B戦闘機を搭載することにより、第7艦隊が新たな戦闘力を確保することになるのはもちろん、精密打撃力も強化された」と評価した。

 

チョン・ジョンユン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

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