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空母保有の目的隠したものの、遠距離作戦用と自ら明かす  平和憲法の無力化・専守防衛の原則を形骸化

2019-05-29 | 科学的社会主義の発展のために

トランプ大統領と同じ船に乗った安倍首相、軍事的膨張の本性露わに

登録:2019-05-29 05:24 修正:2019-05-29 07:06

「インド太平洋、自由で開放されたものに 
地域の公共財としての同盟の強化」発言 
自衛隊をグローバルプレーヤー化する意志を確認 
空母保有の目的隠したものの、遠距離作戦用と自ら明かす 
平和憲法の無力化・専守防衛の原則を形骸化

 
日本の安倍晋三首相と米国のドナルド・トランプ大統領が今月28日、神奈川県横須賀港に停泊した護衛艦「かが」で演説した後、自衛隊員と米軍将兵に手を振っている=横須賀/AFP・聯合ニュース

 28日午前10時33分、ドナルド・トランプ米大統領の専用ヘリコプター、マリーンワンが日本の航空母艦に改造される護衛艦「かが」に着艦した。日本の安倍晋三首相が素早く歩み寄り、握手を求めた。両首脳はさらに、海上自衛隊最大の艦船であるかがの甲板(全長248メートル)を共に歩きながら、自衛隊員らと握手し、記念撮影を行った。

 両首脳は甲板上の航空機を下の階に移す垂直移動装置に乗って格納庫に向かった。安倍首相は、海上自衛隊と米海軍将兵約500人の前で「インド太平洋を自由かつ開放されたものにすべき」とし、熱弁を振るった。

 トランプ政権の「インド太平洋戦略」を支援することになる「かが」に両首脳が共に乗艦したのは、米日同盟が新たな段階に入ったことを示す象徴的な事件だ。日本は74年前の1945年9月2日、東京湾に停泊した米国艦船ミズーリ号で降伏文書に署名して以来、「安保は米国に依存し、日本は経済開発を最優先させる」という「吉田ドクトリン」を掲げ、経済大国に発展した。米大統領が自衛隊の艦船に乗り込み、日本の新しい空母を米軍の主要な同盟勢力と宣言したのは大きな転換といえる。

 
米日首脳夫妻が、日本の海上自衛隊の護衛艦「かが」の甲板で記念撮影を行っている=横須賀/AP・聯合ニュース

 米日間の「グローバル軍事同盟化」は着実に進められてきた。1993年の第1次北朝鮮核危機を機に、1997年に同盟の具体的作動解説書の「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)が改定された。その結果、自衛隊が日本とその周辺で米軍を「後方支援」するという原則が定められた。その後、安倍首相とバラク・オバマ前大統領は、中国の浮上に対抗し、2015年4月に防衛協力のための指針を再び改定し、自衛隊の地位を「グローバル同盟」に強化した。米日は2016年5月、オバマ大統領が広島を訪問し、同年12月の安倍首相が真珠湾を答礼訪問することで、歴史のわだかまりも解消した。

 このような状況変化が示すように、安倍首相の発言には躊躇がなかった。彼は「地域の公共財としての日米同盟の更なる強化に向けて、日本はしっかりとその役割を果たしていく」とし、「かが」を5世代戦闘機F-35Bを搭載する空母として活用する方針を明らかにした。これは昨年12月に発表した防衛計画の大綱にも盛り込まれた内容だが、米国大統領が乗艦した中、安倍首相が自ら明らかにしたことで、その意味をより鮮明に示している。両首脳は、横須賀に停泊中の米海兵隊強襲揚陸艦にも乗艦し、軍事同盟の意味を強調した。

 日本はこれまでも、米中の制空・制海権争いが激しい南シナ海で存在感を示し、中国を刺激してきた。特に、「かが」は昨年8月末から2カ月間にわたり、南シナ海で中国と領土紛争を繰り広げている様々な国と合同演習を行った。安倍首相は「『かが』は昨年、西太平洋からインド洋に及ぶ広大な海において、米海軍と密接に連帯した」と述べた。

 安倍首相が夢見るもう一つの変化は、北朝鮮のミサイル基地を直接攻撃できる「敵基地攻撃」能力の確保だ。日本政府は防衛計画の大綱に射程距離が900キロメートルに及ぶ戦闘機用の長距離巡航ミサイル(JASSM)と長距離対艦ミサイル(LRASM)を確保する内容を盛り込んだ。

 このような動きは、平和憲法を通じて守ってきた専守防衛の原則を自ら破ることだ。安倍政権は遠距離攻撃型兵器を保有しようとしているという対内外の非難を意識し、公には「空母を保有する」という表現を使っていない。昨年、防衛計画の大綱を改定した際も、いずも級の護衛艦を空母に改造する背景について、「飛行場が少ない我が国の太平洋側など、上空に対する対処能力の強化」という苦しい理由を挙げたが、今回の米日首脳の発言でその“本性”確認された。

東京/チョ・ギウォン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
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今年はなんと人工知能(AI)が創作した作品が卒業制作展に「紛れ込んでいる」という。中国新聞網が伝えた。北京の中央美術学院の卒業制作展

2019-05-29 | 中国をしらなければ世界はわからない

美大の卒業制作展に紛れ込んでもバレないAIの作品 

人間の芸術家の活路は?

人民網日本語版 2019年05月28日13:28
 

歴史上の画家のスタイルを模倣してAI画家の「夏語冰」が創作した作品

AI画家の「夏語冰」が「訓練」を受ける際に用いられた歴史上の画家数百人の作品データ(写真提供・取材対象者)

「AIのほうがマンネリを脱する可能性大」

こうしてみると、人間とAIが創作する絵画に違いはないように思える。

小氷の研究開発スタッフも、小氷がテキストや他の創作の源から刺激を受けて、単独で100%オリジナルの絵画作品を完成させられることを証明しており、「こうした創作のオリジナリティは、構図だけでなく色の使い方や表現力、作品に含まれる細かい要素にも体現されており、プロの人間の画家のレベルに近い。その他の既存技術と比べ、この絵画パターンはランダムな画面生成でもなければ、既存の画面に対するスタイルの移行・変換やフィルター効果処理でもない」としている。

しかし邱院長の考えでは、ある角度から見ると、AIは明らかに人間よりも優れているという。邱院長は、「小氷の絵はスタイルが多様で、手法が比較的熟練しており、描くのも速い。創作の量が非常に多く、我々にとっては選択の余地が非常に大きい。優れた絵をいくつも選ぶことができる」とはっきり指摘している。

AIは数の上で人間より優れているだけでなく、クリエイティビティの面でもより多くの可能性を備えている。

「AIにいくつかルールを与えると、そのルールを用いて無限の変化を組み合わせてくる。反対に人間のほうは習慣や自分のいつも通りのやり方、つまり教育や経験によって作り出されたいつものやり方に陥りやすい。一方、AIは与えられた美学原則を認識し、それらを用いて並べたり組み合わせたりして、異なる視覚的効果を生み出すことができる」。

邱院長は次のように仮定してみせた。もしAIに「繰り返し不可」という指令を出したらどうなるか。「実際、AIがマンネリから脱する可能性はさらに大きくなるだろう」。

美大の卒業制作展に紛れ込んでもバレないAIの作品  人間の芸術家の活路は? (2)

 

AI画家の「夏語冰」が「訓練」を受ける際に用いられた歴史上の画家数百人の作品データ(写真提供・取材対象者)

「AIのほうがマンネリを脱する可能性大」

こうしてみると、人間とAIが創作する絵画に違いはないように思える。

小氷の研究開発スタッフも、小氷がテキストや他の創作の源から刺激を受けて、単独で100%オリジナルの絵画作品を完成させられることを証明しており、「こうした創作のオリジナリティは、構図だけでなく色の使い方や表現力、作品に含まれる細かい要素にも体現されており、プロの人間の画家のレベルに近い。その他の既存技術と比べ、この絵画パターンはランダムな画面生成でもなければ、既存の画面に対するスタイルの移行・変換やフィルター効果処理でもない」としている。

しかし邱院長の考えでは、ある角度から見ると、AIは明らかに人間よりも優れているという。邱院長は、「小氷の絵はスタイルが多様で、手法が比較的熟練しており、描くのも速い。創作の量が非常に多く、我々にとっては選択の余地が非常に大きい。優れた絵をいくつも選ぶことができる」とはっきり指摘している。

AIは数の上で人間より優れているだけでなく、クリエイティビティの面でもより多くの可能性を備えている。

「AIにいくつかルールを与えると、そのルールを用いて無限の変化を組み合わせてくる。反対に人間のほうは習慣や自分のいつも通りのやり方、つまり教育や経験によって作り出されたいつものやり方に陥りやすい。一方、AIは与えられた美学原則を認識し、それらを用いて並べたり組み合わせたりして、異なる視覚的効果を生み出すことができる」。

邱院長は次のように仮定してみせた。もしAIに「繰り返し不可」という指令を出したらどうなるか。「実際、AIがマンネリから脱する可能性はさらに大きくなるだろう」。

 

美大の卒業制作展に紛れ込んでもバレないAIの作品  人間の芸術家の活路は? (3)

 

過去に300万元以上で落札されたAIの絵画作品(クリスティーズ公式サイトのスクリーンショット)

AIは人間の芸術家に取って代わるのか?

世界に目を向けてみると、AIが絵を描くのはもはや最新の「スキル」ではない。昨年、AIの絵がオークションにかけられ、約300万元(1元は約15.87円)という価格で落札された。

人間の芸術家にはまだその独自性やAIとは違う価値があるのだろうか?

邱院長は写真撮影技術を例に、「もしAIが人間の芸術家に取って代われると考える人がいるなら、それは杞憂だと思う」とし、「写真撮影技術が生まれたばかりの頃、多くの画家は慌てふためいた。画家が絵を1枚描くにはだいたい半日かかるが、写真はシャッターを切るだけで、画家より速く、優れた効果を生み出せるからだ。当時、絵画は再定義を迫られた」と邱院長は言う。

現在の視点に立って振り返ってみると、写真撮影技術が生まれた後、人間の芸術家が写真撮影技術を活用した創作を始めたことに気付くだろう。

邱院長は、「一部の画家は写真撮影技術を利用して写真写実主義作品を創作した。また一部の画家は、写真の登場によって写真ではできないことをするよう迫られた。こうしてゴッホやピカソのようなスタイルが生まれた。一流の画家は、実のところ写真によって進化を余儀なくさせられたのだ」と語った。

邱院長は、「今日のAIと人間の芸術家の関係は、おそらくそれと似たような道を歩むことになるだろう」と考えている。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年5月28日

北京の中央美術学院の卒業制作展は毎年5月から6月にかけて行われ、芸術好きな人々の注目の的となる。しかし、先ごろ中央美術学院から得た情報によると、今年はなんと人工知能(AI)が創作した作品が卒業制作展に「紛れ込んでいる」という。中国新聞網が伝えた。

中央美術学院に確認したところ、「夏語氷」の名で作品を発表したこのAI芸術家の「小氷」に対し、観覧者は特に疑問を抱いておらず、むしろその作品は一見した限りではAIが描いた作品とは分からないほどだという。しかし、AIの作品まで出展できるようになったら、人間の芸術家に活路はあるのだろうか?

「今回の卒業制作展で『彼女』を出展者に加えたのはちょっとしたユーモアだったが、一種の試み・実験であるとも言え、中央美術学院の先見性ある考え方を表している」と話す中央美術学院実験芸術学院の邱志傑院長は、「数ヶ月前から、我々はすでに『小氷』の絵画指導に関わってきた。指導した以上、『彼女』も当校の研修生の1人と言える。そこでその作品を卒業制作展で展示することにした」と語った。

小氷の「指導教員」の1人である邱院長が明かしたところでは、研究チームは「数百人の画家の絵を用いて訓練」を行った。訓練に使われた作品のデータは主に後期印象派から現代主義初期の作品に集中していたという。

現在のところ、観覧者の反応を見る限り、小氷の作品が「人間の作品ではないのでは?」という疑いは抱かれていない。

 

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これは世界で標高が最も高い「交通渋滞」だと感嘆の声を漏らしている。

2019-05-29 | ちょっと気になるマスコミ報道

標高8千メートルのチョモランマで「渋滞」、

春季だけですでに死亡14人

人民網日本語版 2019年05月28日10:02
 
 

最近ある1枚の写真が人々から注目を集めている。それは世界の屋根と呼ばれるチョモランマで撮影されたもので、登山家たちの「長蛇の列」が頂上の狭い尾根に伸びていくのが見て取れる。この写真を見たネットユーザーは、これは世界で標高が最も高い「交通渋滞」だと感嘆の声を漏らしている。北京日報が伝えた。

気温が上がり、高くそびえるチョモランマは5月に入り多くの登山客を迎え、長蛇の列が生じている。登頂するために多くの登山家が標高8000メートルの「デッドゾーン」で3時間も列に並んでいるという。ネパール当局の統計によると、待機時間が長すぎると、大量の体力を消費することになり、かつ厳しい寒さと酸素の薄さから、現在まで14人が死亡し3人の行方不明者が出ているという。チョモランマの南側だけでも7人が死亡し、今月23日には1日で3人の死者がでた。

 
 

◆事故が多発、日本の登山家も死亡

険しい高山を制覇するためには、勇気だけでは不十分であり、経験や体力などさまざまな条件を満たす必要がある。経験豊富な登山家であっても、チョモランマ制覇において、様々な困難に直面するばかりか、命を落とすこともある。昨年4月にも8回目の登頂にチャレンジしていた日本人登山家の栗城史多氏が下山中に命を落としている。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年5月28日

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