大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

現状打開の要をなす問題を、情勢論、要求対話、党勢拡大の三つの角度から訴えています。討論では、それを深める自己分析と教訓を率直に語ることを呼び掛けます」と語りました。

2025-03-13 | 日本共産党へご協力を!

2025年3月13日(木)

全国都道府県委員長会議

燃えるような熱気と活力をつくりだす指導と活動を

志位議長が中間発言

写真

(写真)発言する志位和夫議長=12日、党本部

 日本共産党の志位和夫議長は12日、全国都道府県委員長会議で中間発言を行い、「勝利にむけ活動の一大飛躍をどうやってつくるか。燃えるような熱気と活力を全党にみなぎらせていく指導と活動が必要です。幹部会決議は、それが十分につくられていないという認識のうえに、現状打開の要をなす問題を、情勢論、要求対話、党勢拡大の三つの角度から訴えています。討論では、それを深める自己分析と教訓を率直に語ることを呼び掛けます」と語りました。

 情勢論に関わって、志位氏は、「総選挙で自公が少数になったが、自民党にうまくやられてしまっているのではないか」などの見方が一部にあるが、幹部会決議では、「自民党の“延命戦略”は早くも破綻があらわになりつつある」という攻勢的見方をズバリ打ち出していること、自民党政治の「二つのゆがみ」に正面から切り込む日本共産党の論戦によって、自民党を追い詰め、“延命戦略”に手を貸した野党がふるいにかけられるプロセスが進んでいることを明らかにしていると強調しました。

 さらに世界の見方について、トランプ政権の登場で「世界はお先真っ暗ではないか」などの不安が党内外にあるもとで、幹部会決議が綱領と大会決定の立場で大局的世界論を明らかにしたことを述べました。「アメリカ帝国主義の“落日”がはじまった」と言い切ったことについて、「トランプ氏の就任演説、議会演説の中には、『国連』『国連憲章』『国際法』との言葉が一つもなかった。トランプ氏の頭には『法の支配』は片りんもなく、『自身が法』といわんばかりの『米国第一』しかない。これは孤立への道であり、根本から信頼を失う道です」と強調しました。

 志位氏は、「幹部会決議の解明にてらして、党内の認識はどうなっているのか、弱点があるならばそれを打開する政治指導がやられているか。率直に討論で深めてほしい」と提起しました。

 要求対話に関わって、志位氏は、足を踏み出したところでは確信が広がり、党内に新しい熱気と活力をつくりだしていると述べ、「活動の到達は目標の1割ですが、この取り組みに踏み出したこと自体に大きな意義があり、宝の経験が全国各地で生まれています」と強調。機関には、(1)この取り組みの「おもしろさ」を全党に返す取り組みができているか(2)取り組みが具体化されているかどうか―の2点でイニシアチブを発揮できているかを議論し、深めてほしいと述べました。

 志位氏は、党勢拡大に関わって、「実際に前進をつくりだすこと自体が党に熱気と活力をつくりだすことになります」と訴えました。「そうはいってもなかなか増やせない」という気分もあるもとで、情勢討議と政治指導、要求対話・要求アンケートの取り組みとともに、拡大そのもので前進の結果を出し、“実践で突破する”“やればできることを示す”ことが大切になっていると強調。「党員拡大を思い切って『根幹』に据えた取り組みをつくるイニシアチブを発揮しているか。世代的継承の取り組みを『中軸』に据えるイニシアチブはどうかを、突っ込んで議論してほしい」と述べました。

 自身が参加した「大阪ミーティング」(9日)には500人を超える若者・真ん中世代が集まったことに「大きな感動を覚えた」と語り、「大阪の最大の教訓は、毎週、数十人の中枢幹部が会議を行い、ミーティングをどうやって成功させるか検討を重ねたことにあると思います。全党が学ぶべき大切な教訓ではないでしょうか」と語りました。

 読者拡大については、幹部会決議で配達・集金の問題に触れ、活動への敬意と感謝を表するとともに、条件のあるすべての党員、後援会員・支持者に活動への参加を呼び掛けたことを強調しました。

 最後に志位氏は、「『大運動』には文字通り党の命運がかかっています」と心から訴え、率直な討論によって飛躍を必ずつくりだすことを重ねて呼び掛けました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 法司委はこの日、欠席したシ... | トップ |  党の要請文は、(1)被爆... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本共産党へご協力を!」カテゴリの最新記事