どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

同病 相憐れむ

2010年01月24日 | 日記
髪を切りに行ってきた

もう何十年と同じスタイルで 伸びたから切るというスタンス

黙って座ればピタリと切れてる そんな具合だ

ここに通い始めてから もう十数年だろうか

私とさほど年齢の違わない店主と 30過ぎぐらいの男性と スタッフは二人だけ

がちゃがちゃと煩いおしゃべりが無いのも BGMがいかしてるのも(主に若い彼の選曲らしいが)気に入っている点だ


カットが始まって 私は早速膝の顛末を話し始めた

そのとたんだ 

私も 行こうかと思っているところだと

アウトドア派の店主は 登山は勿論 スキーやキャンプ 自転車が好きなこともすでに知っている

槍ヶ岳の写真が飾ってあるが なかなか良い


その彼が ほんの先週 長いスキー歴の中で初めて転んで どうやら 靭帯を痛めたらしいのだ

腫れてしまって 翌日はホテルの部屋でゲレンデを眺めながら寝ていました いい休日になりましたよ~と

(実は 相当残念だったようだが)

今も歩くのでさえ いや それ以前に 立っているのでさえ苦痛だという

先輩から言わせてもらうと エヘン! それは 重症!

誰でもそうだろうが 病院に行くほどのことか 素人治療でじきに治るものか そういう葛藤はあるものだ

私も 耐え難い痛み 38度を超える発熱 出血 そんな事態にでもならない限り 病院にはいかない


これ話したの お客さんでは私が二人目と

かっこ悪いと思ったんだね~

痛みにも耐えての立ち仕事はどんなに辛いか ほんの少し前まで経験していた私には よくよく わかる

しかし タイムリーな話

この偶然に なんか背中を押されたような気分で 休みには病院に行こうと彼

来月もスキーの予定があるそうだし それならば是非と勧めた


それにしても気になるのは これが老化かどうかだ

医者は笑って否定した

だが 昔はもっと無茶な事をしても 平気の平左だった

身体も柔軟で 筋力もあった

診察室の横には 何でも質問して下さいって書いてあるから 

それと 湿布は効くけれど かぶれます と伝えた

私が次に髪を切りにいくのは 春の兆しを感じる頃だろう

彼の顛末を聞くのが 同病者として楽しみでもある 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする