どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

おなら

2010年05月16日 | 日記
私が住んでいる地区を走る私鉄は 私が青春真っ盛りの頃から 高架にする計画を進めてきた

長い年月をかけて かなりの部分が高架になったが 私が利用する駅は結局断念したのだろうか

道路が線路の下をくぐるカタチで 再開発が行われた


駅の改札は二階にあり そこからコンコース

隣接する建物の脇を通り 道路の上のいわば陸橋のような橋を渡り 階段を下りてから1分ほどで我が家につく


会社帰りのある夜 その橋のところで突然 前を歩いていた中年男性からブブブブブブ~という音が流れた

どう逆立ちしようとも誤魔化し様の無い音で 他人のそれを耳にしたのは実に久しぶりのこと

屁をひって おかしくもなし 一人者

今は まさにそういう生活なのだ

狭い空間のオナラでもなし 悲しいかな そんなことに動じたり笑ったりする年齢でもなくなった

あっ そか と私は思ったのだが 件の男性 そら当然 自分でもわかったのでしょう

彼がどうしたかっていうと・・・

いきなり立ち止まり 振り返り(私の存在を確認した) そうして橋の手摺に寄り添うと 私を先に行かせたのだ

多分 背中をじっと見つめられながら前を歩くのには耐えられなかったのだろう

その行動にびっくりしたのと(可笑しいのもあったが) 女性ならまた違った行動を取っただろうなぁ~と思いつつ

(おそらくは女性ならば 何事も起こらなかったかのように毅然とした姿で私の前を歩くだろう)

彼は やばい!と思ったかもしれないが 私には 一日の締めくくりを飾る(にふさわしいかどうかは疑問だが)

妙に愉快な出来事だった
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする