ほどよく暑くなり しかし南風が心地よく 湿度も低い
まさに満点の夏の日だ
こんな日に冷房を入れてはせっかくの夏を味わえない
午後の食事と片付けを終えてから 日が少しだけ傾き始めた頃 寝転がって本を読んでいたら 涼しい風とともに窓から睡魔が忍び込んで来たようで・・・
夏の日の昼寝はなんて心地よいのだろう
それにしても 昼寝の習慣がなく 子供の頃は昼寝が苦手だった私がこんな風に寝てしまうとは
我が家に遊びに来てくれた二人の祖母たちは 決まってお昼寝をしていたが 私も年を取ったということか
ー何でもかんでも年のせいにするな!ー
どこからかそういう声が聞こえた気がする
夜 いつものように本を読みながら眠くなるのを待つ
・・・・・
来ない・・・・
あの昼間の甘美なまどろみが・・・・来ない
ああ・・・昼間の快感 夜の不快
プラスマイナスゼロ