長い一日が終わって

前日が遅い帰宅だった上に　昨夜は午前様だったので　疲れと睡魔がピーク

午前中は寝て過ごした


昨夜のパーティーでは　会長自ら書いた挨拶文を棒読み　

だが　短いながらもなかなか良かった

社員全員に勤続年数に応じた金一封が会長より手渡され　それぞれに感謝の言葉があった

全ては社長の意向であり　会長は借りてきた猫のようだったが　それなりに満足気な様子だった

記念品はバカラのクリスタルグラスと虎屋の羊羹だったが　甘いものが苦手で家族も居ない私は他の人に



宴も終わり　会長と長い付き合いになる　ある会社の営業マンと私とで　会長を自宅まで送る

この二人　年齢は１７歳ほど離れているのに　昔はよく飲み歩いた仲らしい

会長には色々な事を教わったという彼

毎晩のように彼を引っ張りまわしては酒に付き合ってもらって感謝しているという会長

先日　ミニＴＶ局の「感謝したい人」というインタビューを受けた時　この彼の事が頭に浮かんでね

でも彼の奥さんには申し訳ない事したかな　と話しているうちに感激で涙が

そのメソメソと泣いた会長の姿は　放映された＾＾

親きょうだいの様とも言えぬ微妙な年齢差だが　おそらく気が合ったのだろう


会長の自宅近くには　二人で通った馴染みの店が何軒かあるようで　だがすでに何処も閉まっていた

会長曰く汚い店　のママさん（昔は美人だったという）を起こして　軽くイッパイ

相当若い頃からの付き合いらしく　会長は○ちゃんと呼ばれていた

とても口が悪いのよ　それは賞味期限が切れていないかとか　ちゃんと洗ったかなんて　もう神経質だし

はいはい　よく存じ上げております＾＾


たった４人で会社を始めた

そのうちの一人は　会長の奥さんである

今日は感謝の言葉を奥さんにも言って差し上げるように　会長の自宅前でそう告げて別れた

長い一日が終わって　ＰＣを開く気にもなれず　すぐに布団に潜り込んだ夜だった