さいきんは、夕ごはんを早めに食べて、
逆流性食道炎の特効薬タケプロンODを飲んでから、
2時間は何も食べないで起きているので、おなかが空いて目が覚めた。
父が食道がんだったから、逆流性食道炎由来の難治性の腺がんも怖いし、
胸焼けや喉の閉塞感、咳などの不快な症状を押さえるためには、
きっちりと服薬し、生活習慣(暴飲暴食、早食い、食後すぐに横になるは三大悪)
をあらためることが大切。ということなので、
酒も飲まず、間食もせず、規則正しい生活をしている(笑)。
おかげで、今年は秋になってもセキが出ないので助かっています。
とはいえ、腹が減ってはいくさができぬ。
何かおいしいものが食べたいなと思い、お散歩がてら、
はたけにトウモロコシをとりに行くことにした。
外に出たらしとしとと雨が降ってたので、
ヤッケとオーバーズボンの完全防備。
家からまっすぐに坂を下れば、すぐ畑なんだけど、
お花を見ながら、下の道を遠回りして行くことにした。
家の前の石垣は、オーシャンブルーの青と赤の花がびっしり覆っている。
晴れた日の花も、青空に映えてきれいだけど、
雨にぬれる花もいいもんだ。
道端に咲くオシロイバナと嫁菜。
白の秋明菊と、季節はずれの高砂ユリ。
ひとり生えのお茶の花。モコモコのシベがかわいい。
コスモスも花ざかり。
今年のはたけは、京都から百姓見習いに帰ってきたまどくんが、
ともちゃんに野菜作りを伝授してもらって、野菜を育てている。
まじめに管理しているようで、ここ数年ではいちばんよい出来。
とはいえ、
家庭菜園にしては本格的、こんなに大量の野菜をどうするのだろう・・・
とふと思い、まっいいか、と野菜好きのわたしは豊かな気分(笑)。
専業で百姓(有機農業)をしているころは、
いちめんにみどりに染まる、秋のはたけがいちばん好きだった。
遅まきした桑の木豆と下仁田ネギもよく育っている。
畑をあちこち見て歩き、抑制トウモロコシの「キャンベラ」のウネに到着。
トウモロコシは、完全無農薬栽培では、いちばん難易度が高い作物。
ともちゃんはトウモロコシには無関心で、
わたしが大好物なのでもっぱらわたしが作っていた。
品種や時期をずらしながら、いろいろ育ててみたが、
キャンベラを抑制栽培(夏に種を蒔き、秋に収穫)する作柄が作りやすいし、
低温に向かっている季節なので、高冷地栽培のように味もよい。
夏のトウモロコシは、実も小さくて虫食いで食べられなかったそうなので、
まど君に抑制栽培したら、とアドバイスしたら、一年目で完璧に育った。
そろそろ収穫時期になっているかを確かめがてら、
太くて熟していそうなの4本、収穫してきました。
皮をむいているうちにお湯を沸かして、5分ほど湯でて出来上がり。
まずは、生産者のまどかくんに、
「トウモロコシをゆでたから朝ごはんに取りにおいでよ」
と電話をして、わたしもいちばん手前の大きいのを試食。
ジューシーでさわやかな甘みが、口いっぱいに広がりました。
なんともぜいたくな朝ごはんです。
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