みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

抑制トウモロコシの「キャンベラ」を収穫/チャの花、コスモス、秋明菊、秋の畑と花たち。

2008-10-14 16:28:07 | おいしいもの/食について
雨がいまにも天から落ちてきそうな朝。

さいきんは、夕ごはんを早めに食べて、
逆流性食道炎の特効薬タケプロンODを飲んでから、
2時間は何も食べないで起きているので、おなかが空いて目が覚めた。

父が食道がんだったから、逆流性食道炎由来の難治性の腺がんも怖いし、
胸焼けや喉の閉塞感、咳などの不快な症状を押さえるためには、
きっちりと服薬し、生活習慣(暴飲暴食、早食い、食後すぐに横になるは三大悪)
をあらためることが大切。ということなので、
酒も飲まず、間食もせず、規則正しい生活をしている(笑)。
おかげで、今年は秋になってもセキが出ないので助かっています。

とはいえ、腹が減ってはいくさができぬ。
何かおいしいものが食べたいなと思い、お散歩がてら、
はたけにトウモロコシをとりに行くことにした。

外に出たらしとしとと雨が降ってたので、
ヤッケとオーバーズボンの完全防備。

家からまっすぐに坂を下れば、すぐ畑なんだけど、
お花を見ながら、下の道を遠回りして行くことにした。

家の前の石垣は、オーシャンブルーの青と赤の花がびっしり覆っている。

晴れた日の花も、青空に映えてきれいだけど、
  
雨にぬれる花もいいもんだ。
  

道端に咲くオシロイバナと嫁菜。
  
白の秋明菊と、季節はずれの高砂ユリ。
  
ひとり生えのお茶の花。モコモコのシベがかわいい。
  

コスモスも花ざかり。
  

今年のはたけは、京都から百姓見習いに帰ってきたまどくんが、
ともちゃんに野菜作りを伝授してもらって、野菜を育てている。

まじめに管理しているようで、ここ数年ではいちばんよい出来。
とはいえ、
家庭菜園にしては本格的、こんなに大量の野菜をどうするのだろう・・・
とふと思い、まっいいか、と野菜好きのわたしは豊かな気分(笑)。

専業で百姓(有機農業)をしているころは、
いちめんにみどりに染まる、秋のはたけがいちばん好きだった。


遅まきした桑の木豆と下仁田ネギもよく育っている。
   

  

畑をあちこち見て歩き、抑制トウモロコシの「キャンベラ」のウネに到着。
 
トウモロコシは、完全無農薬栽培では、いちばん難易度が高い作物。
ともちゃんはトウモロコシには無関心で、
わたしが大好物なのでもっぱらわたしが作っていた。
品種や時期をずらしながら、いろいろ育ててみたが、
キャンベラを抑制栽培(夏に種を蒔き、秋に収穫)する作柄が作りやすいし、
低温に向かっている季節なので、高冷地栽培のように味もよい。

夏のトウモロコシは、実も小さくて虫食いで食べられなかったそうなので、
まど君に抑制栽培したら、とアドバイスしたら、一年目で完璧に育った。


そろそろ収穫時期になっているかを確かめがてら、
太くて熟していそうなの4本、収穫してきました。
  
皮をむいているうちにお湯を沸かして、5分ほど湯でて出来上がり。

まずは、生産者のまどかくんに、
「トウモロコシをゆでたから朝ごはんに取りにおいでよ」
と電話をして、わたしもいちばん手前の大きいのを試食。

ジューシーでさわやかな甘みが、口いっぱいに広がりました。

なんともぜいたくな朝ごはんです。


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