みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

カラフル野菜と冬至カボチャ&山芋の効用

2006-12-23 00:11:08 | 有機農業/野菜&ハーブ
写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大

今日は一年でいちばん昼が短い冬至。
4時半に日没を写そうとしたら、もう太陽は山のかげ。
ずいぶん南のほうに沈みました。
  
このところ強い霜が降りているので、
寒さに弱いカリフラ類にはパオパオで被覆。

「冬至には南瓜」ということで、野菜をとりがてら、
畑にごろごろ転がっている南瓜も収穫しました。


なんとか無事、収穫できました。

鮮やかなオレンジクインとルビーのような紫キャベツ。
  

「珊瑚礁」はまだ小さいけれど試しに採ってみました。
  
本紅金時人参(京人参)と5寸人参と大根いろいろ。
  

 「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」ってホント?
かぼちゃはカロチンを多く含んでいます。
カロチンは、体内でビタミンAになて肌や粘膜や血管を丈夫にし、
感染症などに対する抵抗力をつけてくれます。
で、秋に収穫して保管した南瓜を冬至に食べたというわけ、です。



畑に残っていたのは、菊皮の日本南瓜ばかり。
皮が固くて保存性がよいのですが、
ホクホクした南瓜が好まれるようになって、
栽培する人が少なくなりました。
かくいうわたしも、ホクホク系のほうが好みです。

こんなにタクサンあるのだから、
まずは、炊いてみることにしました。
切るとあざやかなオレンジ色で、メロンのような香りがします。
  
小豆を探したけれど無かったので、
利尻昆布とシイタケで薄味で煮含めました。


お味のほうは、保存している内に糖分がまして、
きめが細かくて、メチャ甘です。
これなら、シチューにしなくてもいけそうです。
逆に、ホクホクのはずの「坊ちゃん」(西洋南瓜)はザクザク。

わたしが野菜をとっているうちに、
議会が終わったばかりのともちゃんが山芋の収穫をしました。

全部で50本ほどパイプ栽培しているのですが、
今日掘ったのは、そのうち30本ほど。


ずらっと並んでると、壮観です。

「山芋を食べると精がつく」ってホント?

山芋は、毎日少しずつ食べるとよいそうです。
山芋のぬるぬるネバネバの正体はムチンです!

  

ムチンはたんぱく質の吸収を助け、栄養を効率良く吸収させるため、
疲れたり弱った体の回復力を高めてくれます。
血糖値の上昇を抑制する作用や、コレステロール値を低下させる
作用があることでも知られています。
山芋には、でんぷんの消化を良くする消化酵素の
ジアスターゼが含まれています。
ムチンは熱に弱いし、ジアスターゼ一杯の山芋は
生で食べるのがいちばん。

他のイモ類とおなじように、収穫してすぐより、
1~2週間ほど追熟させたほうがおいしくなります。

●山芋の主な効能
夏バテ・スタミナ低下・消化不良・胃弱・腸のトラブル・頻尿
ネバネバの多糖成分は、血糖値を下げる効果があるので
糖尿病にも良いとされています。
強精作用もあり病気の回復期には最適です。



とはいえ、
毎日食べたら、元気になりすぎ~ダョ(笑)。 

  
冬至には、ユズ湯もどーぞ。

最後まで読んでくださってありがとう
応援クリックを
あしたも見に来てね 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あっと驚く!3層植の百合と... | トップ | 「ターシャからの贈りもの ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

有機農業/野菜&ハーブ」カテゴリの最新記事