みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

温暖化 野菜にじわり/いきいきセカンドステージ【寺町知正さん】

2008-01-24 21:30:07 | 有機農業/野菜&ハーブ
つれあいの朝日の連載「いきいきセカンドステージ」、
昨日の記事は「温暖化 野菜にじわり」。

わたしの病院に付き合ってくれていたので、
原稿がなかなか送れずに、「記事に穴があくかも」
と担当記者さんをやきもきさせたらしい。

Oさん、ごめんなさい。

執筆者の連れ合いは、午前中は福井訴訟の整理をして、
午後は名古屋高裁、いまは通信の印刷中。

ということで、今回もわたしが先にアップさせてもらいますね(笑)。


いきいきセカンドステージ【寺町知正さん】
温暖化 野菜にじわり

朝日新聞 2008年01月23日

 地球温暖化の影響は、農業の現場にも確実に表れている。分かりやすい例としては、野菜の生育時期が変わってきたことがある。
 岐阜市のすぐ北の山県市で、20年から30年ほど前に身につけた大根や白菜のまき時の最適期は9月5日ごろ。その約1週間前と約1週間後には、特別に寒い年や暖冬のための予備的な種まき。この3回が原則なのだが、今、それでは早く成長し過ぎてしまう。
 以前に紹介した稲のハツシモも、夏が暑くなって良い米になりにくいという。寒冷地とされる北海道産のお米の人気は高くなかったが、温暖化に伴って将来は北海道が日本の米どころになるともいわれる。
 作物は温度に敏感だ。国内では、過去10年間で平均気温が1度以上も上昇した地域も各地で観測されているし、今後10年間で気温が全国平均で0・6度上がるとの予測もある。
 標高で100メートル上がれば、気温は0・6度下がる。同じ標高でも気温が1度違えば緯度で1度、つまり南北に約110キロも違うという。岐阜市から緯度で1度、南方へ行けば三重県松阪市、兵庫県の淡路島や広島市、2度なら和歌山県南部や高知県の辺り。かなり南方の気候になっているといえる。さて、あなたの畑はどの辺りだろうか。
 今後、畑でも酷暑の期間が長くなることや、病害虫も温暖地並みに影響が出ることも覚悟しなければならない。私も、これまで作付け時期の変更に踏み切れなかったが、今年は違う。例年は5月の連休中にしていた夏野菜の植え付けを4月後半に繰り上げ、秋野菜の作付けは10日ほど遅らせようと計画している。
 地球温暖化ともうまくお付き合いしていくことが、農家には欠かせない。
(朝日新聞 2008年1月23日)


お見舞いに、採りたてで新鮮なイチゴをいただきました。
とっても大粒であまーい岐阜イチゴです。
 

蜜入り富士りんごとバナナとドライフルーツの
フルーツヨーグルトと一緒にいただきました。

健康のために、まいばん早く寝ることにしているので、
今晩はこれでおしまい。


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最後まで読んでくださってありがとう
2008年も遊びに来てね 
 また明日ね
 


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1 コメント

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農業は良い (富士山2000)
2008-01-24 22:39:09
実は私も 山梨県西八代郡農協の農家なのです。
作っているのは、お茶です。
 仕事の合間に、山梨まで出かけて行き、畑仕事をしております。ゴルフに出かける友人が多いが、私の趣味は農業で、土をいじくっている時が、最高の気分です。
 まあ、みどりさんのような専門ではありませんが、ここに来るのは、土の香りがするからかも知れませんね。
 早くお元気になりますように。
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