熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ベルリンの壁

2009-11-10 09:06:44 | Weblog
ベルリンの壁崩壊から20年の9日、ドイツのメルケル首相は国民へのメッセージで「9日はドイツ現代史で最も幸福な日だった。欧州の隣国とともにこの日を祝えることはすばらしい」と語り、壁崩壊の歴史的意義を振り返りました。

ベルリンの壁は、西ベルリンを、東ベルリンと周辺のブランデンブルク州から隔てるため全長155キロにわたり建設されました。
逃亡者増大に危機感を抱くウルブリヒトが、消極的だったソ連当局を説得して、建設承認を取り付けて建設したものです。

建設の実質的責任者はホネッカー治安担当政治局員(後の国家評議会議長)で、市民団体の調べでは、「壁」を越えようとして殺害された市民は89年までに239人に上ったそうです。

今年の5月にドイツへ旅行したときに、ベルリンにも行き、ベルリンの壁の跡、ブランデンブルグ門等の東西冷戦の傷跡を見学しました。

ベルリンの壁崩壊から、もう20年経ったのですね。
感慨深いものがあります。

ドイツを旅行して、ドイツ人の国民性は素晴らしいものがあると実感しました。
過去の残虐な行為を反省して、未来志向に立って東西ドイツの統一を実現し、EUの中心国家として世界をリードしていこうとする気構えが感じられます。

日本もドイツに負けないように頑張らないといけませんね。

もっとも、あまりドイツを褒め称えると、日独同盟の復活か、と誤解されそうですが。




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