熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

英文和訳

2009-11-07 14:59:53 | Weblog
司法試験受験勉強と並行して大学院博士課程の入学試験勉強もしています。

入学試験勉強といっても、法律英語長文の和訳の勉強です。
入学志望大学院の入試過去問を入手したところ、法律英文の和訳が出題されていましたので、英文和訳の勉強を基礎から始めようと考えた訳です。

慶応大学図書館から参考書を借りて読んでおり、現在、3冊目の「翻訳英文法(新装版)」を読み終えました。

この本は、翻訳のプロを目指す人の入門書としての役割を果たすことを目的として出版されたもので、基礎的事項の説明、演習問題等、翻訳のノウハウが満載の本です。

大学院の入試レベルでは、ここまでの英文和訳スキルは必要ないと思いますが、分かりやすい説明なので、よく理解できます。

例えば、受動態文章の翻訳の際に、①能動の形で訳す、②受身のままで訳す、③翻訳調で訳す、ことに留意することが実例を交えて分かりやすく説明されています。

この本に記載されている演習問題を解くことにより、種々のパターンの文章が分かりやすい日本語に翻訳できるので、極めて実践的な本です。

英文和訳の基礎的な事項は、ある程度身についたので、後は法律英文(判決文、論文等)の和訳を実践するだけです。

とりあえず、PTCJの最新判決文を入手して翻訳してみますか。
米国の最新裁判例を知ることもできるので、一石二鳥ですからね。



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