熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

危機になるとリーダーの能力が分かる

2020-03-02 18:43:20 | 政治
危機になるとリーダーの能力が分かります。

平常時は何を言っても問題となることはありませんが、危機になると結果がすぐに表れるので、ごまかしが効きません。

昨年の台風での対応で能力のなさを露呈した千葉県知事。

新型コロナウイルス感染阻止という危機への対応の拙さで能力のなさを露呈してる安倍首相。

専門家委員会のメンバーも酷いものです。

ここⅠ~2週間が最大の山場だと発言して、全校一律に休校に踏み切り、イベント自粛も要請したのですが、この1~2週間の根拠は何かが分かりませんでした。

感染のピークをなだらかにするという意味は分かるのですが、行動規制期間がなぜ1~2週間なのか。

記者の一人が専門家委員会の副委員長に質問したところ「2週間より3週間のほうがいいのは当然ですが、そんなに規制できないでしょう」と苦笑い。

つまり2週間の根拠はなく、感染の拡大をなだらかなままにするのは、行動規制を続けなければいけないということです。

2週間で規制を解除すれば、その後にピークが出現するだけです。

ピークを遅くして時間を稼いでいる間に、感染者を収容する病室の確保、発熱外来施設の拡充などの対策を実施するのだろうと思うのですが、説明がないので不安に思うだけです。

先手先手で対応していると言っていましたが、ウイルスは忖度しないので、後手後手の対応と見当はずれの対応にバタバタしているのが目につきます。

パニックになるなと国民に訴えている政府がパニックになっているようでは、この国もダメかな~。



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