熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

世論の力

2020-05-18 23:14:37 | 政治
政府、与党は18日、検察官の定年を延長する検察庁法改正案の今国会成立を断念しました。

世論の強い批判を受け、安倍政権が法案採決方針を転換するのは異例のことです。

世論の力の勝利ですね。

安倍晋三首相は官邸で自民党の二階俊博幹事長と会い「国民の理解なしに前に進められない」と伝達し、その後、自民、公明両党は幹事長会談で継続審議と決めたようです。

今国会の注目法案が成立見送りに追い込まれたことで、首相の政権運営への打撃となったことは確実です。

安倍政権は世論の動きに敏感です。

内閣支持率が下がれば、敏感に反応します。

今回のことで、世論の力が大きいことが分かりましたね。

ネットの影響も大きいことも分かりました。

これからは、不満足な政策があればネットで反論しましょう。

少しでも良い方向に向かえばいいですね。




ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。


特許・知的財産 ブログランキングへ

 
弁理士 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜPCR検査件数が増えないのか

2020-05-18 13:15:47 | 感染
PCR検査件数を増やすことが無症状の感染者を隔離して感染拡大を防ぐことになるのが、韓国、台湾、ニュージーランド等の実例でも明らかで、日本を除くほとんどすべての国でPCR検査件数を増やしています。

日本でもPCR検査件数を増やすことに表立って反対する人はいないようなのですが、どうやら本音では違う人がいるらしい。

私が住んでいる神奈川県もPCR検査数が少なく、大阪府の半分以下です。

昨日の感染者数が久振りに5人という一桁になりましたが、陽性率が8.63%と高く、PCR検査数が139人と少ないのが原因ですね。

そこで、神奈川県のHPを見てみると、PCR検査を受ける前に帰国者センターに相談する目安が、感染者と濃厚接触した人でも「発熱がある」か「咳などの表情がある」などの発症している人に限定されています。

これでは無症状の感染者を隔離できないので、感染拡大を抑えることができません。

無症状の感染者を如何に特定するかが問題ですね。

① 濃厚接触者は無症状でも全員検査する。

② 医療従事者は全員検査する。

③ デイサービスなどの高齢者施設の従事者は全員検査する。

④ 救急患者、入院予定患者は全員検査する。

⑤ 可能ならば通院患者も全員検査する。

①~⑤を実施すれば無症状の感染者を捉えることが可能となり、感染拡大を収束させることができると思います。

大阪府知事も同様の考えのようですから、大阪が先導して全国に広げていってほしいですね。

黒岩知事には期待できないし、日本政府もダメですね。

大阪、北海道、東京が先導してくれることを期待しましょう。

自分が住んでいる自治体の長に期待できないのは、なんとも情けないことですが。




ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。


特許・知的財産 ブログランキングへ

 
弁理士 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする