熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

講演会の事前打ち合わせ

2009-07-08 17:01:31 | Weblog
7月11日に開催される講演会の事前打ち合わせを行いました。

事前打ち合わせのメンバーは、私と特許事務所経営の弁理士、特許事務所副所長の弁理士、元企業知財部を定年退職された方の4名です。

私と特許事務所経営者の弁理士の方とは、大学院修士課程の知財研究科の同窓生で、特許事務所副所長の弁理士の方は、大学院で私たちの1年後輩の方です。
この1年後輩の弁理士と企業を定年退職された方とは、ある知財勉強会の構成メンバーで、この定年退職された方と私とは、同じ企業グループの知財部門で一緒に仕事をしていたという、面白い関係です。

事前話し合いが、いつの間にか企業内弁理士と特許事務所弁理士との考え方の相違の話になり、かなり盛り上がりました。

私は、現在、企業を対象とした知財コンサルティング、講演会、論文執筆活動を行っていますが、この仕事に企業での知財業務経験が大いに役立っているのは事実です。

私が行っている知財コンサルティングの内容を、特許事務所弁理士が実施するのは、かなりハードルが高いとのことです。
企業で日常行っていることですが、経験のない方から見ると、相当ハードルが高く見えるのですね。

確かに、特許事務所の弁理士が中小企業の知財コンサルティングビジネスで、継続して収入を得ていくのは難しいかもしれません。
しかし、ある程度経験を積めば可能だと思われます。
要は、ビジネスとして成立するまで我慢できるのか、ということではないでしょうか。

何事も最初はハードルが高いものです。
特許事務所の弁理士が中小企業の知財コンサルティングで成功を収めた事例が、数多く出てくることを期待しています。

私も微力ながらお手伝いできればと思っています。




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