常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

茄子の花

2015年05月27日 | 農作業


五月の高温と雨のない天気は、いつまで続くのか。畑の野菜苗は、水不足で成長の気配がない。それでも、野菜は花を咲かせる。茄子の花の紫の色は、気高い雰囲気を漂わせている。野菜は花を観賞するために育てているのではないが、よく見るとその美しい姿に感動を覚える。茄子のわきでコリアンダーの花があったが、その繊細な花は切花として飾りたいほどだ。

茄子咲くや気やすき朝の声かけて 竹中 春男

雨不足で畑にやってくる人の心は、共通している。植えたばかりの野菜苗へのいたわり心である。如雨露で与える水はわずかばかりで、野菜たちのとっては一時の潤いに過ぎないが、それを与えずに置かれないのが、小さな畑で野菜作りをしている人の心だ。如雨露から少しばかりの水をもらって、野菜たちが喜んでいる気持ちは痛いほどに分かる。

稲藁をiさんから分けてもらう。メロン、カボチャ、ズッキーニの葉の下に藁を敷く。野菜苗の販売所で、稲藁を探したが、5把ほどで400円という驚くような高価なものであった。

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