常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

霜の朝

2021年12月06日 | 日記
晴、今朝の最低気温は-3℃。草むらに霜が降りた。「寒いですね」と隣人に挨拶したが、この冬の一番の冷え込みである。寒い空気は身を引き締めて気持ちがいい。散歩では、姿勢を正して、背筋を伸ばして歩く。特に霜の朝には、そんな心がけに思いがいく。スマホにマイルズを入れてから、歩くことが楽しくなった。雨の日は傘をさして、寒い朝は毛糸の帽子を被り、速足であるく。陽ざしに加えて、身体のなかの熱量が上がり暖かくなる。

同病の一人が言へり今朝の霜 小沢満佐子

歩くときの正しい姿勢とは。ものの本によると「頭を立て、顎をひいて、肩を上げて、胸を張って、お腹をひっこめる」とある。朝の冷たい空気のなかに立つには、高齢になると覚悟がいる。その覚悟を持つことが、この正しい姿勢につながっていく。もう一つ大事なことは、姿勢を正すためには腹筋を使うこと。つまり腹筋を鍛えることで姿勢を正すことができる。詩吟の練習で複式呼吸を教わったが、今はスマホのヘルスケアというアプリに呼吸エクササイズが入っている。画面に出る絵と音を聞きながら一日3分間の腹式呼吸を行う。これを毎日続けることで腹筋がついてくる。

もう歩くことが、健康にいいことは分かっている。それをどうやって持続するかだ。歩くことの心理に与える影響を知ろう。歩くことで穏やかな心を持てる。悩みが消えていく。そのためには速歩が必要である。歩くことの満足感が心に安らぎを与え、ちょっとしたことに不安を感じる必要もなくなっていく。
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