常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

師走

2021年12月01日 | 日記
気持ちのいい青空の中で、11月が去った。師走を迎えて一転爆弾低気圧が北上し、強風が吹き荒れた。午後からは寒気が入ってまた雪が降るらしい。師走は先生も走り廻る忙しい月と思われている。「年果つる月」あるいは「物事をし果つる月」からきているという説もある。実は昨日山の会の集まりがあって、朝の忙しい時間の合間にブログを更新して出かけたが、帰宅して記事を見ると、写真だけがUPされて、文章は空白になっている。記事の保存データもすっかり消去されて落胆してしまった。こんな初歩的な失敗をするのは、寄る年のせいか。そんな気持ちのなかで迎えた12月。残りの月日がとても大事に思える。

指さして山襞の雪十二月 相生垣瓜人

師走がせわしないというのは、仕事に就いていた時の話で、老いの身にはあまり関係がない。野菜を作っていた昨年までは、雪の来る前の日々は、収穫したり、野菜の保存など結構忙しい日を過ごした。今年はもうそれも止めてしまって便々と日を送るのみである。しかし十二月の声を聞くと習い性になっているのか、気が急いてくるから不思議な気がする。昔のように、今日することをあれこれと決めてみる。そしておそらく十二月はあっという間に過ぎ、また一つ老いの年を加える。
コメント (1)
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