常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

スマホ教室

2022年03月25日 | 日記
最近山の仲間から「スマホの講習会開いてくれませんか」と言われることが多くなった。我々のようなシニア世代でも、通信手段としてスマホを持つ人が殆どだ。自分も含めて、スマホにある機能を使いこなしている人は殆どいない。だが、山の会の会員がラインを使うことを前提に、グループラインを立ち上げた。当初、ラインを使うことを躊躇する人もいたが、連絡をグループに入れると、一度に全員に連絡が行く。この利便さは、ほかのものに代えがたい。山行で見た絶景や楽しい雰囲気の写真を載せれば、参加できなかった会員も行った雰囲気が味わえる。

今年になってこのラインのイベント機能の使用を始めた。その月にある山行計画をタイムリーに配信でき、その画面上で出席の意思表示がボタンひとつでできる。スマホの機能を活用することで山の会の活動が活性化したように感じる。スマホの利用の仕方を覚えると、もっと知りたいというのが人間心理でもあろう。講習会は開きようによっては意義深いものになるはずだ。だが残念ながら、頼まれた本人が、使い方など殆ど知らない素人だ。まして、スマホに乗り換えたばかりの人に教えることなど、至難の業である。

そこで思いついたのが、ドコモショップで開かれている「スマホ教室」だ。無料の教室が多岐にわたって用意されている。山で利用できそうなものに、「基本カメラ」、「応用マップ」、「応用アプリ」、「キャッシュレス」、「ネットショッピング」、「オンライン診療」などまでがある。応用アプリでは、登山GPSのヤマップのダウンロードや利用の方法なども可能ではないか。早速、ショップに電話して予約を入れた。希望日がスムーズにとれた。さほど混んでいないようだ。

『老いてこそデジタル』を書いた若宮正子さんが言っている。スマホ教室で分からなければ聞けばよいと思っている人に進歩はない。「とにかく自分でやってみなさい」といいながら教えてくれる人がいい先生だと述べている。忘れては、苦労しながら覚えていく。シニア世代には、まだるっこいようだが、地道な馴れがスマホ利用の近道だ。面倒だからいじらないでは、せっかくの通信インフラは遠ざかるばかりである。

コメント (7)
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