
早春の花といえばクロッカス。剣状の細い葉の真ん中から、黄色、白、紫の花を咲かせる。冬の終りを告げる花とされている。原産地はギリシャなどの地中海で、ギリシャ神話にこの花が登場する。ゼウスの神と妻ヘラが、春の野に寝そべっていると、二人のぬくもりで芽が出て花を咲かせてという。
髭に似ておどけ細葉のクロッカス 上村占魚
このところ儒学者・佐藤一斉が何故か目につく。学生時代に教わった英語の田中菊雄先生も『言志四録』を座右にしていた。先生を守った言葉
少にして学べば壮にして為す有り、壮にして学べば老にして衰えず、老にして学べば死して朽ちず
先生が守られたと言っておられるが、自分の場合はこの言葉に今さらながら励まされる。老いても学ぶべきことは余りに多い。