夏、京都でも、各所で行われる盆踊り。五山送り火の日にも、鴨川沿いでは、盆踊りが行われて、ミモロもちょっと参加しました。
実は、先日、ちょこっと行った東京でも、盆踊りが…。
そこは、目黒駅前。
盆踊りの櫓が設置され、その前で、輪になって浴衣姿の人たちが、夏の夕暮れのひとときを、盆踊りで楽しんでいました。
盆踊りの場所には、いろいろな屋台が出ています。
あるテントの前を通りかかったミモロに「福引やってますから、1回どうぞ…」と声が。
福引が大好きなミモロは、さっそくガランと回します。
「ハーイ、白玉ですね。この中から選んでください…」
白玉は、どうもハズレだったよう。でも、「わーいろんなお菓子があるー」と、ミモロは、あまり気にしてないみたい、嬉しそうに景品の前に。
「あ、クレヨンですね。ハイ、どうぞ…」
ミモロは、なんとお菓子ではなく、小さなクレヨンを選びました。係りのお兄さんに渡されて大満足です。お菓子じゃなくていいの?「うん、なんかこのクレヨンかわいいんだもの…それにそろそろ晩御飯の時間だから…」と。
さて、目黒駅で有名な味どころのひとつが、「とんかつ とんき」です。
古くからあるお店で、開店と同時に多くの常連客が店内へ。
ミモロも、ちょっと並んでからカウンター席へ。白木の大きなカウンターがグルリと厨房を囲んで、独特の雰囲気。ここのメニューは、ヒレ、ロース、串かつなど。
ミモロは、ヒレカツを注文。しばらくして揚げたてのかつが、たっぷり盛られたキャベツと一緒に白いお皿でミモロの前に。
「わー東京に来たら、絶対、このとんかつ…」と。香ばしい衣に包まれたジューシーなヒレカツは、何度食べても飽きない味。おかわり自由なキャベツとの相性も抜群です。
「ちょっとからしをつけて、ソースをちょこっと掛けるのがおすすめ」とミモロ。
実は、ミモロは、自由が丘にある同じ名前の小さなトンカツ屋さんの常連でした。東京に暮らしていたころ、よく行きました。でも、最近、そのお店が閉店してしまって、ちょっと残念。
「あのおじさんが揚げたとんかつ美味しかったよねー」と懐かしんでいます。
ここ目黒の「とんき」もミモロが好きなとんかつのタイプ。「これからは、こっちに通う…」と。
ヒレカツは、1800円。「キャベツなんどもおかわりしちゃった!」とミモロ。
とんかつとキャベツってホントに抜群の相性です。
ちなみに、とんかつは、明治時代に、西洋料理のカットレットから、日本風にアレンジされた料理で、りっぱな日本料理のひとつです。西洋のカットレットは、大目に溶かしたバターの中で、ソテーする感じ。でもとんかつは、天ぷらみたいに多量の油で揚げます。また、カットレットは、西洋料理だから、ナイフとフォークで切りながらいただきますが、とんかつは、あらかじめカットされ、お箸でいただきます。
さて、キャベツとの組み合わせは、明治時代から。銀座の洋食店「煉瓦亭」が温野菜の代わりに、生のキャベツを添えたのが人気になって、今や定番の組み合わせに。これを思いついた人ってすごくエライ!と思ってしまいます。
京都は、牛肉と鶏肉が美味しい場所。最近は、豚肉も美味しくなりましたが、ちょっと前までは、豚肉はあまり美味しいものが少なかったんです。だから、とんかつ屋さんも少な目でした。でも最近は、随分、トンカツ屋さんが増えました。
「京都でもお気に入りのとんかつのお店見つけなきゃ…。ときどき急に食べたくなるんだよねー」とミモロ。その気持ち、ちょっとわかります。
*「とんき 目黒店」東京都目黒区下目黒1-1-2 電話03-3491-9928 16:00~22:45 火曜・第3月曜休み 目黒駅西口の高層マンションの後ろです。
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