高級プリント生地の最終仕上げの「整理仕上げ」を行う「高橋練染」の工場を見学しているミモロ。
繊維加工のさまざまな工程を熱心に見学しました。
さて、次に向かったのは、製品の品質検査や新たな加工の開発をする部屋です。
部屋には、いろいろな薬瓶が並んでいます。
「わー実験室みたいー」
ここは、開発した加工技術を、耐久性などさまざまな側面から検査するところ。
「いろんな布を検査するんだー。こういう場所があるから、優れた品質が守られるんだねー」
強さを検査する機械や
熱などによる変化を検査する機械などいろいろあります。
すてきなスタッフの方々が、検査などを行います。
「へぇー結構手間がかかってるんだねー」と、ミモロはいたく感心しています。
日本の布の加工技術の高さは、世界でも高く評価されています。その信頼性を得るためのさまざまな努力を惜しまないのが日本の素晴らしさ。また、世界的に知られるブランドやメーカーとのコラボも、近年、活発化しているそう。
さて、最後にミモロが見学したのは、高橋聖介さんが立ち上げた、京都生まれ、京都育ちのブランド「Seisuke88」のデザインルームです。
このブランドは、約150年前の京都西陣に伝わる着物の文様を、モダンに復刻し、バッグやポーチなどさまざまな雑貨を作っています。以前、ミモロは、三条通にあるお店を訪れたことがあります。
「あの素敵なバッグや小物は、ここでデザインされてるんだー」と興味津々。
「わーいろんな生地があるー」
「ミモロちゃん、その生地はここでプリントされるんですよ」と高橋さん。
「わースゴイ!こんな幅広い布がプリントできるんだー大きなコピー機みたい…」と驚くミモロ。
デザイン室では、デザイナーさんがこれから開発する製品をパソコンでデザインしています。
「へーなんか面白い…」ミモロは、熱心にパソコンを見つめます。
デザインしたものは、別の工場で縫製されて、素敵なバッグやポーチなどが生まれます。
「また、三条のお店に行きますね」とミモロ。
そこには、ここでデザインされたステキな品々が並んでいます。
*「seusuke88」に関する詳しい情報は、ホームページをご覧ください。インターネットでのショッピングもできます。
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