京都、五条坂で、毎年夏に開催される「五条坂陶器まつり」に、今年も出かけたミモロ。
坂の両脇に連なるテントやお店・・・そこには、さまざまな陶器がずらりを並んでいます。
この陶器まつりには、掘り出し物を求める一般の人にまじり、陶器を扱うお店の方などが、新しい作品を求めて、多数訪れるそう。
もともとは、五条坂周辺の陶器店が、はじめた市ですが、そこには、清水焼だけでなく、全国各地から、多くの陶芸作家が、作品を出品しています。
東京の小平からやってきた若杉麻衣子さんも、さまざまな機会に出品している陶芸家です。
「カワイイ小さなデミタスカップがあるよー」とミモロが駆け寄ったテントです。
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白い器は、いずれもどこか優しさと静かさを感じさせるもの。
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女性の作家さんの作品らしい大人の可愛らしさも漂わせています。
マットな感じの白、またガラスのような透明な釉薬を滴らせた濡れたような輝きをもつ白など、同じ白でも、さまざまな表情が…。
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「小さなお皿やカップもある。モダンなインテリアのお家にも似合いそう…」
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「インテリアと言えば、こんなランプシェードも作ったんですよ」と。
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光を入れていないときは、ただの白いランプシェードかと思っていたら、電気をつけると、表面にラインが浮かび上がりました。外に放つ光も、とても温かみがある感じに。
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「そう、オシャレなランプシェードって、なかなか見つからないのよねぇー」と、ミモロ。
蛍光灯で、部屋全体を照らすのではなく、間接照明を上手に組み合わせると、部屋はグッとオシャレな感じになります。日本の照明は、部屋全体を照らすものが多く、ヨーロッパでは、あまり見られないもの。「日本の照明は、明るすぎる…」と、以前、ヨーロッパの友人が言っていました。かつて日本は、行燈の光など、実に暗い夜を過ごしていました。だから光を反射する金屏風や金の襖などが、多く使われていたのです。金屏風なども単に豪華な装飾品の意味だけではなかったのです。
こういうランプシェードを見ると、ちょっと暗い生活も心が落ち着いていいかもと思います。
さて、東京から出品した若杉さん、「ここの陶器まつりに参加しているのは、関西方面にも、作品を扱ってくれるお店を探すため…」とか。現在、若杉さんの作品は、東京の雑貨店などで販売されています。
*関心のある方は、若杉麻衣子さんへお問い合わせください。
電話&fax 042-344-3099
「すごく使いやすい感じの器だね」
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