2日目を迎えた「ネコのミモロの京都案内写真展」。
でも、この日は、前日の晴天の温かさはなく、冷たい雨が朝方降り、その後も気温が上がらない肌寒い1日に。

写真展会場の三条通神宮道上ルにある、「ぎゃらりーあーとぺーじ唯心」に、ミモロは、開始時間の30分前に出掛けました。
朝方、雨が降り、気温の昨日とは打って変わって、低く、「寒い…」という感じです。
ミモロは、ギャラリーの前で、どんよりとした空を心配そうに見上げます。

「あんまりいい天気じゃないから・・・みんな見に来てくれるかな?」と、気がかりでしたかないよう。
窓からオープン前の誰もまだいないギャラリーを、何度も覗いています。

ミモロ、大丈夫…きっとみんな来てくれるから…。それでも気になるのか、オープンまで、窓のところに座って、見に来てくれる人を、ジッと待っています。

さて、ギャラリーがオープンするまで、ちょっとミモロが写真展をしている岡崎エリアのお話を少し…。
岡崎エリアの中心は、「平安神宮」。

ミモロのブログにも、何度も登場するお気に入りの神社です。
「平安神宮」は、京都では、新しい神社のひとつで、創建されたのは、明治28年(1895)。京都市民を中心に、人々の熱意と寄付により、平安京が定められてから、1100年のこの記念すべき年に、平安遷都をなさった桓武天皇をお祭神にとして創建されました。孝明天皇が、ご祭神になられたのは、昭和15年、皇紀2600年にあたる年からで、以来御二柱をお祀りしています。

神宮道に掛る、岡崎エリアのシンボル、平安神宮の大鳥居は、昭和4年に完成。高さ24.4メートル、支柱の周囲は、11.4メートルというりっぱな朱塗りの鳥居です。
「京都タワーからも見えたよねー」とミモロ。
高い場所からは、ミモロの住む岡崎を見つける目印になっています。
ところで「岡崎」という名は、神楽岡(吉田山)や栗原岡(黒谷)の南の山際の崎にあることに由来するとか。ミモロは、岡崎の歴史がよーくわかる「地図で読む 京都・岡崎年代史」という「京都岡崎魅力づくり推進協議会」が発行した本で、自分の住む町への理解を深めています。

「へーそうなんだー」その本では、写真や地図をいっぱい使い、岡崎の歴史をわかりやすく、楽しく解説しています。(大鳥居のすぐそばの「セブン イレブン」などで販売。1冊500円)
岡崎と言えば、琵琶湖疏水。ちょっと前の桜の時期は、「十石船」から、見事な桜が見物できました。

今は、桜の木は、若葉に覆われて、清々しい景色に。
鳥居から平安神宮までの道沿いにある「京都府立図書館」

建築家、武田五一の設計によるレトロな雰囲気がステキです。明治6年に開設され、公立の公開図書閲覧施設として日本初の「集書院」が、その前身です。
「この前で写真撮ると、なんかヨーロッパに来たみたいな感じになるんだよねー」と、ミモロのお気に入りの撮影スポットのひとつです。
琵琶湖疏水から、祇園方向に分かれる白川。

「この川沿いのお散歩って、気持ちいいよね」と、よく歩く道。
岡崎には、先頃、リニューアルされた「京都市動物園」も。

「日本一小さな観覧車なんじゃない?」とミモロが思っているカワイイ観覧車もあります。
ミモロは、よく動物に会いに出かけます。

古い町並みが続く通りも…。

「どこをお散歩しても、楽しんだよねー」と、毎日お散歩しても飽きることがありません。
ミモロの写真展にいらした後は、ぜひ、岡崎エリアを散策してください。
ランチなどにおすすめのスポットなど、写真展開催前のミモロのブログでもご紹介しています。ご参考に…。
お話をしている間に、写真展のオープン時間に…。
「あ、お友達が来てくれたー」、次々にお友達が…。

「いらっしゃいませー。どうぞ中でゆっくり見てくださいー」と、さっきまでの心配そうな顔と打って変わり、うれしそうに笑顔で訪れた人たちを迎えます。
よかったんね、ミモロ…。
美術館でチラシを見たという人、いつもブログを見てくださっている方、以前、取材に伺ったお店の方、たまたま前を通りかかって興味を抱いてくださった方、そしてミモロのお友達など、この日もいっぱい来場者が。























この日は、いらしてくださった方が多くて、ミモロはなかなか一緒に写真撮影ができませんでした。うー残念。
「いつもブログ見てますよー。ミモロちゃんのかわいさに癒されます。毎晩、寝る前に必ず見るんです」とおっしゃってくださった方。「うーうれしくて涙が出ちゃう…」とミモロ。
「お店に取材に来られてから、ブログを見ています。今日はお休みだから、ミモロちゃんに会いに来ました」と。
「わざわざ来てくださって、ミモロ、うれしいでーす」
今日も、素敵な出会いがいっぱい。「ミモロちゃんと握手できてうれしいです」「写真すてきですねー」との言葉に、照れながらも、うれしさが隠し切れないミモロです。
会場の一角にあるミモロのお友達コーナー。ここでは、今まで一緒に写真を撮った約450人の顔がスライドショーで映し出されています。
思わず立ち止まって見入ってしまう方も多い、人気のコーナー。
そこに見られる笑顔同様、写真会場での写真もみんな、ステキな笑顔。
本当に、そこが不思議…ミモロといっしょだと、みんな実にやさしい顔になるのです。

「来てくれてありがとう・・・またねー」といらしてくださった方を見送るミモロ。「楽しいかったーまたね」とお友達も手を振ります。
さて、ミモロの写真展は、新聞でもとりあげられることに。「きゃーうれしい!」とミモロ。
この日、京都新聞の記者の宇都寿さんが、ミモロの写真展の取材に来てくださいました。

写真展の会場内を、カメラでパチリパチリと撮影を。ミモロにもいろいろ質問が…。
「テレビよりは、緊張しなかったよ」と、ミモロ。
ちなみに京都新聞は、京都で全国紙を抑え、一番講読者数が多い新聞。全国紙新聞同様、政治、経済、国際情勢なの記事はもとより、特に地元京都の情報などを多くのページで掲載しているのが特徴。だから、京都のイベント、生活情報などがよくわかると、地元での高い信頼性を誇ります。さて、京都新聞の創刊ルーツは、明治12年(1879)の「京都商事迅報」という経済専門誌に遡ります。その後、さまざまな新聞との併合などを経て、京都新聞と言う名になったのは、戦前の昭和17年からです。
実は、初日には「読売新聞」の取材も…。
「きっと新聞見て、たくさんの人がミモロに会いに来てくれるといいねー」と。
もしかしたら、ミモロ、すごくGWの後半は、もっと忙しくなるかも…
「そうだねー」といいながら、お友達が持ってきてくれた栄養ドリンクを飲み、パワーをつけるミモロです。

「ゴックン、フー」

ブログを見たら、金魚をクリックしてね