葵祭の行列を京都御所で見物したミモロは、午後から行列のゴールとなる上賀茂神社へ出かけました。
行列が到着する3時半近くは、近郊に交通規制が引かれ、混雑するのを懸念して、少し早めに到着することに。
上賀茂神社へ向かう途中、ミモロは、なんと「上賀茂やすらい祭」の行列に遭遇しました。



この「上賀茂やすらい祭」は、上賀茂神社の摂社大田神社周辺で行われるもので、国の重要無形民族文化財に指定されているもの。
「葵祭と同じ日に行われるから、見られないと思ってたー」と、偶然の出会いに大感激。「今宮神社」のやすらい祭同様、赤い毛の赤熊(シャグマ)をつけた鬼が、踊り厄を払います。傘の下に入ると、健康長寿になると言われます。「踊っているとこ見られなくて残念だったけど…でも、会えてうれしい…」と車の中から手を合わせるミモロです。
さて、斎王代の行列よりかなり早めに到着したミモロ。

でも、行列が到着する1時間前には、本殿付近は、お清めのために一般参拝客は立ち入り禁止になります。「その前にお詣りしなくちゃ…」お清めが始まるギリギリ直前に本殿へ。

「今日は、同じーだよー」と巫女さんに話しかけるミモロです。

無事にお詣りを終えたミモロ。ホッとするまもなく、「ここは立ち入り禁止ですから、出てくださいー」と言われ、あわてて本殿の外へ。

「大変、早く出なくちゃー」と、葵の葉っぱをなびかせながら外へ。

葵祭の日は、神社の方々の装束もいつもとは違います。

さて、ミモロは、行列を鳥居のそばで待つことに。

待つこと約30分。ようやく行列の先頭が到着しました。
鳥居の前で、馬から降り、身なりを整えて、次々、鳥居をくぐり、境内へと進みます。


やがて斎王代も到着。

輿も鳥居の前で降ろされて、そこからは、歩いて中へと入ります。
女人列も無事に8キロを歩いたよう。やはり、行列の姿から、参拝の姿へと、身なりを整えています。


「あ、麻由さんだー」

斎王代を先頭に、列を整える女人列。

本殿をめざし、華やかな行列がしずしずと境内へと進み入ります。

しだいにミモロの視線から遠ざかってゆく行列。

本殿に到着した一行は、そこで神事を行います。
「あー行っちゃったー」

1日中、お日様に当たったミモロ。なんか少し日に焼けたよう…。
お友達にもらった葵の葉っぱも、すっかり萎れてしまいました。
「あー終わっちゃたー」祭りの後は、いつもなんとなく淋しい気分になるミモロです。
ちなみに、この日の葵の葉っぱは、乾かして玄関などに下げておくと、厄払いになると教えてもらいました。

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